旧古寺鉱泉より大朝日岳へ

日帰り

大朝日岳（東北）

2020.07.25（土）

パーティ： 1人 (a_mountaineer さん )

a_mountaineerさん

行程・コース

天候

曇り(というかガス)

利用した登山口

古寺鉱泉駐車場　

登山口へのアクセス

その他
その他：仙台空港よりレンタカー
山形道月山ICで下りて旧古寺鉱泉まで

この登山記録の行程

古寺鉱泉駐車場(05:00)・・・古寺鉱泉(05:10)・・・ハナヌキ峰分岐(06:30)・・・古寺山(07:45)[休憩 15分]・・・大朝日小屋(10:20)[休憩 10分]・・・大朝日岳(10:45)[休憩 40分]・・・大朝日小屋(11:35)[休憩 25分]・・・古寺山(13:40)・・・ハナヌキ峰分岐(14:30)[休憩 5分]・・・古寺鉱泉(15:38)・・・古寺鉱泉駐車場(15:45)

コース

総距離: 約16.6km

累積標高差: 上り約1,812m; 下り約1,812m

コースタイム: 標準11時間50分; 自己9時間10分; 倍率0.77

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

毎年恒例の１週間連休が二日前に延期になり凹んでいた中、明けの月曜日だけは休みが取れることとなり、天候不順の中でどこか憂さ晴らしに行けるところはないかと物色していました。
当初遠征予定だった東北の未踏百名山の中で、一か所だけ突出して地理的に離れている大朝日岳が、日曜だけ天気に恵まれそうな予報だったので、今後の計画のしやすさを考え、空路で仙台を経由し登りに行く決意をしました。

〇前日：
関西空港発のPeachで仙台入り。レンタカーを借りた後、スーパーで登山用の買い出しとともに、晩御飯に丑の日の売れ残り半額の鰻寿司をゲットし、21時頃仙台市発。月山湖PAで鰻寿司を食べた後、0時半頃に旧古寺鉱泉着し、仮眠。

〇当日：4時半に起床。前夜の寿司がお腹に残っていたため、朝食は特に採らず5時に出発。登りはじめは少々の急登。その後稜線に出てもしばらくはそれなりの登りが続きます。それほど速く登ったつもりはなかったですが、一服清水には標準CT考えると「もう着いたの？」という感じ。その後三沢清水を越えると蔵王や月山、遥か遠くに鳥海山も見えました。途中からは斜度も落ち着いて、古寺山からは正面に大朝日岳を望む稜線歩きの雰囲気に気分がアガります…が、途中からガスも上がってきて山頂は見えなくなりました。途中にある小朝日岳は、急登だし景色も望めないのでパスして巻き道へ。小朝日岳からの下りと合流してからは再び稜線歩き。銀玉水を越えると登り返しが始まり、小屋前のお花畑を通って大朝日小屋へ到着。小休止のあと、15分の道を一気に登り山頂へ到達しました。
山頂からの景色は、東側から延々と上がってくるガスで眺望は西側のみ。晴れていれば蔵王もよく見えるでしょうし、居合わせた人曰く「本来は飯豊山も見える」そうですが…。それでも、西朝日岳～袖朝日岳に連なる稜線の内側の深い森の谷は、南アルプスを思わせる景色でした。
山頂で小一時間過ごした後、大朝日小屋まで戻って腹拵えを済ませ下山開始。相変わらず山頂付近はガスの中だったため、戻りも小朝日岳はパスし、稜線をひたすらに下る。途中古寺山と三沢清水他1回、各5分程度の休憩を挿み、8kmの道のりを旧古寺鉱泉まで下りました。

≪感想≫
計画時は朝日鉱泉ルートを検討していたものの、交通の便と、距離より累積標高を優先して古寺鉱泉コースを選択。標準CTに少々不安を感じていたものの、覚悟していたよりは早く元気に下山できました。
季節によって違う可能性はありますが、丁度よい場所に水量十分な３か所の水場があり、水を沢山持たなくてよい分、荷物が軽くなるので体力的にも楽かもしれません。（それでも自分は万一に備え2リットル持ってました…）
朝日鉱泉ルートはひたすら大朝日岳を目指し登っていく(地図から見た印象)ルートに見えますが、古寺鉱泉ルートは三沢清水を越えると稜線歩きの眺望を楽しめつつ登れました。登山道もよく整備されていますので、登山口までの交通の問題がなければおススメできるルートだと思います。