行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
日暮沢小屋(07:01)・・・清太岩山(09:22)[休憩 12分]・・・ユーフン山(10:06)・・・竜門山(10:46)・・・竜門小屋(10:59)・・・寒江山(11:57)[休憩 4分]・・・北寒河山(12:28)・・・狐穴小屋(12:47)[休憩 46分]・・・以東岳(15:17)[休憩 18分]・・・狐穴小屋(17:12)
【2日目】
狐穴小屋(06:08)・・・北寒河山(06:32)・・・寒江山(06:57)[休憩 5分]・・・竜門小屋(07:56)・・・竜門山(08:16)[休憩 2分]・・・西朝日岳(09:14)[休憩 20分]・・・中岳(10:25)・・・大朝日小屋(10:57)[休憩 2分]・・・大朝日岳(11:11)[休憩 37分]・・・大朝日小屋(11:56)・・・古寺山(13:31)[休憩 11分]・・・ハナヌキ峰分岐(14:18)・・・竜門滝(15:29)・・・日暮沢小屋(16:07)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
紅葉彩る朝日連峰の以東岳から大朝日岳を日暮沢を起点に縦走。稜線は北面、西面を中心に紅葉が見事で、特に赤が鮮やか。
日暮沢避難小屋から竜門山への登山道はよく踏まれ、緩急あって登りやすく、清太岩山手前から展望と紅葉が始まる。竜門山で主稜線に合流し、竜門小屋まで大きく下ってから寒江山をはじめピークを辿り、足元が白砂に変わったら三方境で狐穴避難小屋はもうすぐ。小屋手前の水場は水量豊富、トイレはなんと水洗、一番乗りの小屋内でラクサヌードルと五目おにぎりのランチ後、泊まり装備を2階に上げてから以東岳に向かう。
紅葉と黄金の草原に彩られた広大な稜線、その先にゆったり聳える以東岳は、どこを切り取っても絶景。以東岳山頂からは眼下には大鳥池が青い水を湛え、オツボ峰の奥には月山、振り返ると雄大な朝日連峰。ミルクティーを飲みながら景色を堪能し、日没前に小屋に戻れるように下山開始。ピストンでこんなに帰路が楽しみなルートは初めてだ。
今夜の狐穴小屋はどうやら自分だけのようで、レトルトのチャンポンを食べてから、コーヒーを淹れて、狐穴文庫から田中陽希さんのグレートトラバース2(ご本人の署名入り)を借りてまったり。満月近く月明かりの照らす窓辺でゆるゆると眠りに就く。
翌朝、外はガス、掃除をして十分に明るくなるのを待ってから出発。昨日すれ違ったのは朝日小屋に向かう登山者ひとりだけだったが、竜門小屋の水場には朝から缶ビールが冷やされていて20時間ぶりに人の気配、大朝日岳に近づくにつれて登山者が増える。日本海側は晴れているようで時折青空が覗くが、西朝日岳から眺めると内陸側から押し寄せる雲がくっきり。大朝日岳ではキムチラーメンを食べながら様子見するもどうやらガスが抜けそうもないので下山にかかる。
小朝日岳は巻いてハナヌキ峰手前で古寺鉱泉への道を分ける。この先が今回一番の難路で、粘土質と木の根の滑りやすい急斜面を慎重に下り、根子川沿いの不安定な高巻きを注意して通過し、林道に出てほっと一息。日暮沢小屋の水場で靴を洗って山行終了。
以東岳から続くおおらかな山容や管理の行き届いた避難小屋の温かさは、数年前に古寺鉱泉から大朝日岳を日帰り登山した時にはわからなかったもので、朝日連峰の真髄に触れた気がした。
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登った山
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- コース定数
- 44


















