行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(13:30)・・・河童橋(13:34)・・・明神(14:30)[休憩 5分]・・・徳沢(15:25)・・・横尾(16:10)
【2日目】
横尾(06:25)・・・本谷橋(07:30)[休憩 10分]・・・涸沢(10:00)[休憩 30分]・・・南稜取付(12:30)[休憩 30分]・・・南稜テラス(14:25)[休憩 5分]・・・北穂高岳(14:55)
【3日目】
北穂高岳(06:10)・・・南稜テラス(06:30)[休憩 5分]・・・南稜取付(07:40)[休憩 20分]・・・涸沢(09:15)[休憩 25分]・・・本谷橋(11:04)[休憩 6分]・・・横尾(12:00)[休憩 10分]・・・徳沢(13:00)[休憩 30分]・・・明神(14:15)[休憩 5分]・・・河童橋(14:45)[休憩 2分]・・・上高地バスターミナル(14:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年はメインに北岳・間ノ岳や北海道三座など縦走するつもりでいたが、膝の違和感が芳しくなく、知り合いのガイドさんの企画で北穂高岳に急遽行くことにした。前穂から吊尾根を歩き奥穂に行ったのが2年前。上高地出発は13:30過ぎ、16時には横尾山荘に着きたいとのガイドさんの希望だが普通に歩くと3時間なので早く歩かなくては。今回のツアーの参加者は自分を含め3名だが、他の方々は花観察がお好きらしく、度々止まってスマホに撮る。ガイドさんも仕事柄詳しく説明している。そんなことじゃ予定通りに着かないと思っていたが、皆撮っているからつい自分も。いつも花に余り興味なく通過しているが、今回は自分らしくない花繚乱の山行写真になってしまった。
翌日小雨の中6:25出発、本谷橋まではそう苦労なく歩き、そのうち雨も止むようになった。とは言え時々冷たいものが顔に当たるのがかえって気持ち良い。結局レインジャケットは意外に長く着ていたがそう暑さを感じずに歩けた。涸沢には10:00着、休憩も入れればコースタイムに近いか?涸沢小屋でヘルメット等を装備し北穂への1歩を踏み出す。最初階段状の急登が続くが周囲は本当に花が多い。高山植物は小さいので目の悪いものにはなかなか何であるかわかりにくいが、同行者達はあれこれ話しながら行くものの自分は覚えきれない。つづら折りに花咲く急登を登りきると森林を抜け、大小の石・岩が転がる見通しのきくガレ場に出た。目を上げると遠くに沢山の人達が岩場のあちこちに固まっているのが見える。南陵の取付だ。ここを通過するのは下山する人もいてすれ違いで渋滞が発生していた。30分以上は停滞したと思うが南陵に上がると今度は岩場が続く本格的な岩尾根になる。ガイド本によると急だが足元が安定していて足場も広いとある。確かに前穂のようにリスキーな場面は余り多くないかなと感じる。南陵のテラス、北穂分岐を通過して南峰の足元あたりかクウクウ鳴き声がして雷鳥親子の姿が岩の上の方に見えた。少し遠い(10mくらい)ので写真にはっきり撮れなかったが、子供のちょこちょこ歩く姿は本当に可愛い。雷鳥に登頂を祝福され山頂には15:00、ちょっとかかったが慣れていない同行者もいたのでやむを得ない。でもこの同行者は山始めて2年目だと言うので驚く。どこの山頂でもそうだが360度の展望は午後なのでガスも多いが素晴らしい。山小屋の屋根が見えるのでここはほぼ頂上に建っている、信じられないことだ。翌朝はこれまた素晴らしい朝焼けが見え、遠く富士山や南アルプス、八ヶ岳から後立山連峰、剱岳や立山連峰、白山連峰など高山らしい眺めは苦労して登るものだけの特権だ。膝の痛みを押してまたすぐ次の山の計画が動き出した。
フォトギャラリー:62枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
| 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け |
| ロールペーパー | 行動食 |
この山行で使った山道具
みんなのコメント
登った山
関連する登山記録
関連する山岳最新情報
よく似たコース
岩稜の魅力が満喫できる穂高のビック3、北穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳をめぐる 2泊3日
- 最適日数
- 2泊3日
- コースタイプ
- 周回
- 歩行時間
- 18時間5分
- 難易度
- ★★★
- コース定数
- 66


































































