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那須岳

那須岳( 関東)

パーティ: 3人 (のりほり さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

1日目:晴れ→土砂降り→小雨→曇り  2日目:晴れ

利用した登山口

山麓駅  

登山口へのアクセス

バス
その他: 那須塩原駅西口より那須ロープウェイ行きバス

この登山記録の行程

【1日目】
山頂駅(10:00)・・・峰ノ茶屋跡(11:35)[休憩 20分]・・・延命水(12:50)[休憩 5分]・・・沼原・姥ヶ平分岐(13:05)・・・三斗小屋温泉(13:30)

【2日目】
三斗小屋温泉(07:20)・・・隠居倉(08:56)[休憩 12分]・・・熊見曽根分岐(9:50)[休憩 5分]・・・朝日岳分岐(10:30)・・・朝日岳(10:45)[休憩 5分]・・・朝日岳分岐(11:00)[休憩 15分]・・・峰ノ茶屋跡(11:55)・・・県営駐車場(12:30)・・・山麓駅(12:45)

コース

総距離
約10.3km
累積標高差
上り約920m
下り約1,222m
コースタイム
標準5時間30
自己6時間36
倍率1.20

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

ママ友登山部初の山小屋泊山行は、野天風呂標高ランキング5位の三斗小屋温泉泊で那須岳へ。二軒ある旅館のうち、野天風呂がある煙草屋旅館に宿泊。

東京から新幹線で1時間20分、那須塩原駅に到着。西口バスターミナルから那須ロープウェイ行き8時発のバスに乗車。下山後に那須湯本温泉に寄ることも考え、車内で2日間有効のフリーパスを購入。こちらも1時間20分程で山麓駅に到着し、予定より1本早い時間のロープウェイに乗る。たった5分で茶臼岳の9合目、山頂駅へ。

山小屋までトイレが無いのでトイレを借り、山靴をはいたりしている間に突然の土砂降り。ロープウェイ到着後すぐに出発した人々が濡れながら戻ってきた。天気の急変に驚きながら雨具を着こむ。だいぶ小降りになったところで、これ以上待っていても天気は回復しそうにないので歩き始める。
歩き出しは幅広い階段の道から。正面にあるハズの茶臼岳はガスガスで見えず、雨は降ったりやんだりで雨具は脱げず、蒸し暑さを辛抱しながら歩く。巨岩帯を過ぎ、雷注意報もでていたので茶臼岳のお鉢めぐりはやめ、峰ノ茶屋跡避難小屋に向かう。雷は怖いよな。。。
立入禁止のロープで仕切られた道を下り、牛ヶ首への分岐「硫黄鉱山跡」を峰の茶屋跡方面に進む。小屋内は人が多そうなので、軒下で雨宿りをしながら休憩。強風で有名な峠とあるがこの日はほぼ無風。
那須岳縦走の十字路的存在とある峰の茶屋跡北側から、赤土の滑りやすい道を下り三斗小屋温泉をめざす。ハイマツ地から広葉樹林帯に入る手前ぐらいに那須岳避難小屋がある。樹林帯になり、木々のおかげで雨は気にならないが、ロープウェイ山頂駅に書いてあった「熊に注意!!」が気になりはじめる。数組の登山者に抜かれたあとは、私たち以外誰もいない。御沢の橋を渡り、両脇が笹で覆われた道を歩きながら、突然熊が出てきたらと思うと怖い。。。熊鈴を絶えず鳴らしながら、話をしながら、延命水のとろこまで来た。延命水を飲み10分程で沼原分岐にでる。ここの案内図にも「クマが出没しますのでご注意下さい」とある。。。
分岐をすぎると、少し前にも見かけた白くて透明感のある植物をまた見つけた。「ギンリョウソウ」という腐生植物(土壌にある菌類に寄生し栄養を得ている植物)。花らしき部分がうつむいた感じで透明感があり綺麗だなと思っていたが、よくよく見ると一つ目小僧のよう。別名ユウレイダケ!さらに受粉し果実が膨らむと「目玉おやじ」そっくりになるらしい。めずらしい植物を見てから20分でようやく煙草屋旅館に到着。

部屋は二階の縁側がある8畳間。ハンガーも沢山あり、湿ったものを干したら早速温泉へ。源泉が違う内湯2つ(岩風呂と木の湯船)と野天風呂があり、それぞれ男性、女性と利用時間が区切られている。まずはこじんまりとした岩風呂。次は広々とした木の湯船へ。野天風呂へは渡り廊下にあるサンダルに履き替え、石段を少し上っていく。曇り空で景色は見れないが解放感たっぷりで山歩きの疲れがとれる~ 夕食は太鼓の合図で食堂へ。牛肉の岩盤焼き、イワナ?ヤマメ?の甘露煮、おでん、お浸し等などを頂く。せっかくここまで歩いてきたので夕食後にも再び野天風呂へ。19時頃でも外はまだまだ明るい。21時の消灯時間までは別棟の談話室へ。本を眺めたり、金峰小屋で働いてるという方とお話をしたりして過ごす。翌朝も岩風呂で温まり温泉を満喫。朝食は温泉卵かけご飯が美味しい!

隠居倉へは別棟との間の道から石段を登っていく。途中の温泉神社でお参りし、整備された笹の道、木道、階段、石段と登って行くと白い噴煙?湯煙?が立ちのぼる源泉地にでる。脇を登り笹原の道、鎖の箇所を過ぎると茶臼岳や源泉地が見える場所にでる。途中の樹林帯ではサルの親子に遭遇。クマじゃなくてよかった。隠居倉頂上で会った方から、熊見曽根の途中にお花畑があるよと教えてもらい、下っていくと多くの人が立派なカメラでお花の写真を撮っていた。
歩きやすい尾根道?を熊見曽根東端の分岐で朝日岳方面へ。しばらく歩けば朝日岳への分岐「朝日の肩」で、ベンチもあり多くの人が休憩している。邪魔にならない場所に荷物を置き、身軽になって朝日岳頂上へ。隠居倉から歩いてきた道、茶臼岳とこれから下る道がよく見える。「朝日の肩」まで戻り、急なザレ場?を下ると鎖の手摺がある岩稜帯。「恵比寿大黒」辺りには隠居倉から見えたロウソク岩(と勝手に言っていたが、恵比寿岩というらしい)が並んでいる。剣ヶ峰を巻いて進むと避難小屋に出た〜
バスが1時間に1本なので、岩がゴロゴロしてる道をどんどん下っていく。鳥居をくぐり少し歩くと峠の茶屋で、時間があればかき氷でも食べたいがスルー。ロープウェイ山麓駅までの階段がとにかく長く長く長く感じる。
山麓駅で名物団子をいただいてからバスに乗り込む。この時期だからかバスは余裕で座れた。那須湯本温泉で途中下車し、温泉(ゆぜん)神社にお参り。川に降りて「正倉院文書にもその名を留め開湯から1380年の歴史を数える鹿の湯」へ。山歩きと温泉は最高だな!
次はどこへ行こうかな♪





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フォトギャラリー:83枚

小降りになったので出発

ガスって那須岳(茶臼岳)は見えず

大岩あたり

岩だらけの道を上る

マルバシモツケ

落雷注意

平らで広い場所は硫黄採掘の跡?

避難小屋目指して下り

赤い屋根が見えた!

ここが硫黄鉱山跡だった

雨宿りしながら休憩

こんな道を下り温泉宿を目指す

岩だらけの道から森に入る

那須岳避難小屋

どんどん下る

沢を渡り

延命水

ようやく分岐

沼原・姥ケ平分岐

ギンリョウソウ(銀竜草)、ギョリンソウ?

三斗小屋温泉の宿に到着〜

まずは岩風呂の内湯

野天風呂への通路

野天風呂に向かう道

ケロリンの黄色い桶あり

生憎の天気

脱衣所

夕飯

今日は天気が良さそうかな〜

朝食

煙草屋旅館

別棟との間の道

引き込んだ源泉

登ってきた石段を振り返る

階段を上がったり

ウラジロヨウラク

立ち入り禁止の源泉

源泉脇を上る

隠居倉まで800m

整備された道や、、、

笹に囲まれた道を通り、

ちょっと鎖もあり、

茶臼岳が見えた

右下に源泉の湯煙

もうすぐ隠居倉

隠居倉頂上

朝日岳(真ん中)

熊見曽根東端を目指す

岩とロープ

テガタチドリ

ググるとオルキス・マスクラとでたけど。。。

セイヨウウスユキソウ?ホソバヒナウスユキソウ?

この花な~に?

ちょっと危険

隠居倉と歩いてきた道

オトギリソウ(弟切草)

熊見曽根東端への道

向かう朝日岳

歩きやすい熊見曽根

朝日岳へ

朝日岳頂上

朝日岳からの茶臼岳

隠居倉から朝日岳分岐までを一望

朝日の肩

こんな所を下り、、、

鎖の手摺がある岩稜帯

風も無くよかった

ひと山越えて

恵比寿大黒

隠居倉から見えたロウソク岩、改め恵比寿岩

恵比寿岩

剣ヶ峰をトラバース

峰の茶屋跡避難小屋に到着

県営駐車場への下山道

峰の茶屋を見上げて

下ってきた道

狛犬を過ぎ鳥居

狛犬

ロープウェイへ

ロープウェイへ

延々と感じる階段

鹿の湯

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス タオル 帽子 グローブ
着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 カメラ 登山計画書(控え)
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食
行動食 テーピングテープ

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登った山

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