行程・コース
天候
晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
電車
その他:
青春18キップ利用
信濃大町駅から歩き0:03出発
信濃大町駅(市営の銭湯)まで歩き14:40到着
蛇足:帰りがけの駄賃で「リゾートビューふるさと」16:22乗車 姨捨で暮れなずむ のち最終で帰宅予定が「茅野駅設備故障」にて松本一泊
この登山記録の行程
七倉山荘(03:15)・・・高瀬ダム(04:15)・・・ブナ立尾根登山口(04:40)[休憩 40分]・・・三角点(07:00)[休憩 10分]・・・烏帽子小屋(08:00)[休憩 30分]・・・三角点・・・ブナ立尾根登山口(09:50)[休憩 6分]・・・高瀬ダム[休憩 15分]・・・七倉山荘(11:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
18キップ三大急登シリーズ最終回 東京圏からだと早朝発では到底無理 だが仕事を定時で切り上げれば信濃大町駅まではその日の内にたどり着ける ”やってみよう”
さて 駅からはタクシーを雇えば良いもののさもしいかな歩くことにした 4時くらいに七倉に着ければ御の字だし夜間行動の練習もしたかった(AM1時頃 野口地区ですれ違った杖を突きラジオを流しながら辛そうに歩行されていた”うら若きソロ山ガール”は幻影だったのか)
白み始めたのはダムのたもとに着いたころ 七倉の駐車場ではヒトの動きを認めたが基本ずっと単独 トンネル内ライトも消えていたりして何とも心細かった 夜明け前の幻想的なロックフィルを見上げつつ つづら折りを登った
ダム左岸のトンネルを抜けると吊り橋 そしてキャンプ指定地に到着 ”水を補給しなきゃ”と 探したが見つからない 指定は廃止されていた ヤマケイ地図ではあと二箇所の水マークがあったはず ブナ立尾根入山口までに見つかるだろうと歩を進める ところが入山口に着いても見つからない
「要体力!この先、水場なし」
水をセーブしての山登りにはロクな思い出がない 吊り橋のたもとまで引き返し水を求めるがやはり見つからない 濁沢の水を保険的に汲んでおこうと考えたがまさしく濁っており こんなん飲んだらすぐピーか 逡巡しつつブナ立尾根”12番”入り口に舞い戻る 進むべきか退散すべきか
そのうちクマよけの軽やかな鈴の音が耳に届く きっと早起き鳥のイケイケの厳ついトレイルランナーだろう と思いきや縦走装備のソロ山ガール 「このあたりに水場なかったですかね」「地元ですがこの辺りに水場はなく七倉まで戻らないと汲めないはず」エー、、、超へこんだが・・・「その荷物ならたったの3時間ですよ」この言葉に勇気をもらった だがこちとら寝てないでのだ 冷静に自己分析しつつ歩を進めることにした 「私の荷物は大きいけどビールを詰めているんで」だって すごい!(この本意を理解したのは後日「水晶小屋」の地政学的見地を過去に太郎小屋でワンシーズン過ごした小生の連れ合いから聞いて)
水500CCと180Gジェル4単位 もつだろうか この尾根の下りは経験しているが遠い昔 不安の方が先にたったが幸いなことに体は動く 先行した山ガールとは抜きつ抜かれつ おち合う度いろいろな雑談を交わさせて頂いた 誠に小生の勝手ながら・・・連帯感を感じた
烏帽子小屋に到着 先着の山ガールと太郎小屋の主人にこっ酷く叱られながらも?ここまで縦走して来られたベテランNさん?と3人で話の花が咲く これからの行程を確認しつつお互いの無事を祈りあう 彼女は宝塚の男役のように颯爽と水晶小屋めざし野口五郎へと向かわれた Nさんは下山に向けて先行されたが小生がやがて追い越すことになるだろう 荷物の量が違いすぎる 小生は見送ったあと後ろめたさを感じながらも どうにもたまらず小屋でビールを所望した そして水を購入することなくピークハントすることなく意識を下山に切り替えた
Nさんをパスする際もう一度言葉を交わした「今日は七倉泊まり 明日はゆっくり起きて誰かとタクシー便乗して帰ります」 間もなくオイラもそんな山旅を思考することだろう
今回特に印象に残ったこと ブナ立て尾根下山時「あまたのソロ山ガールとすれ違った」 「要体力!この先、水場なし」のこけおどしは利かないのか? 男の方が気が弱いのか いやこんなことを感じるのはジェンダーフリーの意識がないオヤジだからか なお登山路はストレスを感じないほど整備されていた
高瀬ダムの天端からタクシーで下山しても良かったのだが 意識してか無意識なのか駅まで歩くことにした
(駄文長文失礼しました)
全行程スントのログ
https://maps.suunto.com/move/user120261762273/62e593b0d1d82e1fbf2d3efc


















