行程・コース
天候
晴れ、ただし大量の入道雲あり
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
大峠(1560m)発着
この登山記録の行程
大峠(07:30)・・・雁ヶ腹摺山(08:31)[休憩 15分]・・・大峠(09:47)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
この山は、アクセスが車しかない。旧500円札の裏側の富士山が撮影された山として有名であるのと、大月市の秀麗富嶽12景の一番目の山としても知られている。午前7時過ぎに1560mの大峠に到着。ひんやり寒いくらい。びっくりするほどの富士山の全景が見える。黒岳方面から下山してきた女性に聞くと、その日の午前四時ごろは、富士山登頂者のヘッドライトが線になって見える、その様子を写真に収めようとする人で一杯だったそうだ。想像するだけで幻想的風景だ。
7時半、黒岳・牛奥雁が腹摺山とは反対の雁が腹摺山方向に登山開始。すぐに美しい苔の森になる。山頂までは一時間余りと短いらしく、可能なら姥子山まで行くつもりでいる。雨が降ったのか地面はかなり湿っていて、2~3回渡った木の橋は滑りそうで怖い。巨石も多くその上を覆っている苔がまた美しい。
山頂近くなると富士山から遠くの山々が見渡せるところに出るが、そのころには富士山に入道雲がかかり始める。遠くの山々にも雲がかかっている。山頂付近になると急に開けカヤトの生い茂った道をかき分けて進む、左右には夏の花々が結構咲いている。トンボもたくさん飛んでいて警戒心があまりなく、近くの背の高い草に止まっている。カメラを向けてもすぐ飛んでいかない。ただ参ったのはスズメバチらしいものが周りをブンブンとかすめていくので油断ができない。
頂上に着いて、振り返ると、富士山の雄姿が見えるが、雲が沢山立ち込めてきたのがわかる。まだ8時半と早いがおにぎりを食べて、蜂が怖いので早々に下山開始。左に向かうと白樺平・姥子山方面だが、早めに帰宅することにした。下山途中に登るときには気が付かなかった花が結構あり、写真を撮るのに何度も立ち止まる。
道は(一部岩がゴロゴロしている箇所があるが)比較的緩やかで歩き易かった。
この山の命名に非常に興味があったが、登山口に戻るとこのように書かれていた。「この大峠一帯は、昔、大菩薩山塊を超える雁鴨の飛翔コースで雁が腹を擦るがごとく超えていったという」




























