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那須岳@ゆるり三斗小屋温泉テント泊周回

茶臼岳、隠居倉、熊見曽根、朝日岳( 関東)

パーティ: 1人 (みや さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ時々曇り、2日目:晴れ時々曇り(両日とも雲の下にある那須の街は曇りで霧が出ていた。)

利用した登山口

山麓駅  

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路:那須塩原駅→那須ロープウェイ山麓駅バス停
復路:那須ロープウェイ山麓駅バス停→那須塩原駅
(2日間有効¥2360の周遊券を使用)

この登山記録の行程

【1日目】
山頂駅(10:00)・・・茶臼岳(10:45)[休憩 10分]・・・牛ヶ首(12:15)[休憩 40分]・・・沼原分岐(13:40)・・・沼原・姥ヶ平分岐(14:22)・・・三斗小屋温泉(14:43)

【2日目】
三斗小屋温泉(06:30)・・・隠居倉(07:52)[休憩 3分]・・・熊見曽根分岐(08:30)[休憩 5分]・・・朝日岳分岐(08:43)[休憩 2分]・・・朝日岳(08:52)[休憩 8分]・・・朝日岳分岐(09:05)[休憩 3分]・・・峰ノ茶屋跡(09:37)[休憩 3分]・・・県営駐車場(10:15)・・・山麓駅(10:30)

コース

総距離
約11.8km
累積標高差
上り約1,074m
下り約1,375m
コースタイム
標準5時間52
自己7時間29
倍率1.28

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 5月、7月と計画していた三斗小屋温泉でのテント泊山行だったが、天候に優れなかったことから延期を重ね、今回ようやく決行できた。
 那須岳への東京からのアプローチはかなり良いが那須塩原駅からのバスが1時間半近く掛かるため、行程の半分を占めている。
 山麓駅からのロープウェイは20分ごとの運行なので、混んでいたら無理して乗らなくても良いという安心感があり、実際、焼き団子が焼き上がらないで乗りそびれたが国は鳴らなかった。

 山頂駅からのコースは良く整備されていて間良く事はなく、夏休みの親子連れ登山で多くの子供達が上手いるくらいだった。そして峰の茶屋方面へ下る人達も多く、峰の茶屋が見え始めると沢山の登山客が休憩している様が伺えた。
 一方、硫黄鉱山跡の分岐から牛ヶ首方面へ向かう人は少なく、牛ヶ首方面から来る人達もまばらだった。

 無間地獄の噴気孔に近づくと、遠目には黄色い小さな花が咲いている様な地面が目立つ様になってくる。それは硫黄の結晶だ。地面より湧出する硫化水素等の硫黄性ガスが分解し、地峡に硫黄の結晶として残る。その結晶が大地に散らばり黄色くキラキラと輝く様はまるで黄金の様で美しい。

 更に進み、牛ヶ首の手前、一見ガレた雨の時にできた筋の様になっている沼原分岐であり、こちらに向かう人の数は更に減り、この日は2組のパーティー鹿見かけず、姥ヶ平のベンチで30分程昼食休憩を下が、この間に通った登山者はなかった。

 ひょうたん池の分岐からひょうたん池を見に行ったが、茶臼岳山頂からは青々とした水をたたえたひょうたん池だったが、参道の終点からは木が生い茂っていて枝野隙間から蒼い水が見えるだけだった。

 その先の沼原への分岐点から三斗小屋方面へ、以下雨コースは、苔生した森の中をかなり下るコースで、所々笹藪がしげり前が見えない様な場所が多いが、所々古いピンクテープが残っているし、人の踏み跡があるため明るい内なら問題はない。

 このコースはやがて御沢に架かる橋に出てその先は登りに転じる。この時、球形を兼ねて御沢の冷たく澄んだ水で喉を潤した。初日で唯一の水場だ。

 以降、三斗小屋への分岐まで登り続け、分岐から少し歩くと三斗小屋温泉に到着した。到着すると煙草屋のテン場は一杯の様で、テン場を予約しておいた大黒屋の峰へ向かいチェックインした。大黒屋のテン場はそこから少し上がった場所にあるヘリポート用の森を切り開いた空き地にあって干上がりも良く、西側に大倉山がよく見える素晴らしい場所だった。

 大黒屋は煙草屋と違って内湯しかないが、2つある内湯を奇数、偶数時で男女分けて使用でき、夜は21時まで、朝は6時から7時まで入ることができる。二つの風呂の内、最初に入った小さい方の岩風呂はぬる湯でハイツまでも入れる感じだが、大風呂はかなり熱く、湯口からは豊富にお湯が出ており、飲泉可と書かれてひしゃくが置いてあった。
 テン場は快適で、夜には雲も切れて満天の星を見ることができた。

 翌朝はテン場から見える風景をタイムラプス撮影などをしてゆっくり過ごし、全てを撤収して6時半に出発、温泉神社の脇を抜けて隠居倉へ向かった。
 源泉は50m前くらいから硫黄の匂いと蒸気の噴出する音が聞こえるのですぐに分かり、顔を上げると木々の間から白い湯気が立ち上っていた。

 源泉を過ぎると上り傾斜が強くなり、一部は鎖が設置されている程だったが危険な場所はなかった。ただし、風向きと茂みに囲まれた道を上がることから全く風が当たらず滝の様な汗をかいて、何度もハイドレーションの水を飲んだ。
 隠居倉の手前で視界が開け、茶臼岳の北斜面が見えた。隠居倉に着いたら、今度は下らなければならない。

 大きく下って緩やかにノ折っていく。熊見曽根へのコースの印象だ。途中、赤ザレの崩落地を進み、熊見曽根に着くと風が気持ちよかった。熊見曽根から見る朝日岳の肩の辺りは主稜線だけあって多くの人がいた。小休止の後、朝日岳の肩へ。
 朝日岳の肩では荷物をデポして朝日岳に登頂し、写真を撮ってすぐに降りて出発した。

 2日目は初日よりも更に人が多く、朝日岳の肩の先の鎖場では、こちらに来るグループさんの列がなかなか切れなかった。その後、峰の茶屋避難小屋で小休止後、県営駐車場まで一気に下る。この間、空腹と潮気が欲しくて、山麓駅でうどんをためて汁まで飲みたいということばかり考えていた。県営駐車場ではレストハウスが開店していてかき氷の看板に誘惑されたが、ここで止まると山麓駅まで歩くのが億劫になるなと思い振り切って歩き、予定より若干早く山麓駅に到着、到着後はコーラや肉うどん、ソフトクリームで欲望を満たし、余裕を持って次のバスに乗って下山することができた。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 修理用具 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料 ライター
カップ クッカー カトラリー
【その他】 装備重量:約12.6kg
食料:1日昼食@ちまき&カロリーメイト、夕食@ご飯(1合炊飯、半分は翌朝分)+レトルトカレー(レトルト焼鳥入り)
   2日朝食@お茶漬け(前夜のご飯を使用)、昼食@山麓駅で肉うどんで昼食
非常食:えいようかん×3、柿ピー×3、塩飴
水:1.0L(使用量/保有量@初日:0.8L/1.0L、2日目:1.0L/1.5L)
ガス使用量:43g(調理回数2回)
気温:日中:23℃程度、夜:20℃、明け方:17℃
その他:エアピロー、メスティン(ノーマル&ラージ)、チェアゼロ、クロックスもどき、森林香一式

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登った山

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