行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
中房・燕岳登山口(06:08)・・・第2ベンチ(07:18)[休憩 20分]・・・合戦小屋(09:42)[休憩 30分]・・・燕山荘(11:35)
【2日目】
燕山荘(05:14)・・・燕岳(05:43)[休憩 10分]・・・燕山荘(06:16)[休憩 100分]・・・合戦小屋(08:31)[休憩 26分]・・・第2ベンチ(10:12)[休憩 15分]・・・中房・燕岳登山口(11:11)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
子供の夏休みに合わせたテント泊登山。
昨年の木曽駒ヶ岳に続き、2022年は燕山荘テント泊に挑戦。
燕岳登山に利用する合戦尾根は北アルプス3大急登と呼ばれていますが、同時に距離が短く、道も整備されていることから北アルプスの入門コースとも言われています。
○中房温泉~合戦小屋
道はよく整備され合戦小屋までは第1~第3ベンチ、富士見ベンチと休憩ヵ所が設けられています。北アルプス3大急登と呼ばれていますが、中房温泉から第3ベンチまではそこまで急な道はありません。第3ベンチ以降に急な階段等が連続しますが、距離も短いのでここが踏ん張りどころです。
○合戦尾根~燕山荘
第3ベンチからの急登に比べれば緩やかな登りが続きますが、これまで蓄積されてきた疲労が大きく親子ともにここからが疲れました。
1か所だけ鎖場がありますが、鎖を使わずとも歩けます。
○燕山荘~燕岳
往復1時間程度の行程です
途中、イルカ岩、眼鏡岩があります。
山頂からは奥穂、槍ヶ岳、常念、鹿島槍、立山と北アルプスの山々を一望できます。
フォトギャラリー:47枚
中房温泉でテント泊。この日は自分も含めて5張のテントがありました。予約は不要です。
テント場は湯原の湯に近い松の木の下に2か所(自分がテントを張った場所)と小川に近い芝生周辺がテント場になっています。中房温泉のテント場は地熱で暑いとの情報を得ていましたが、松の木は熱くなく、芝生は地熱で暖かくなっていました。
登山道入り口の奥に湯原の湯
5時から6時にかけて4台のバスが到着。6時10分に出発しましたが、湯原の湯周辺は登山客で溢れていました。
登りだしから5分も経たずに渋滞が発生
中房温泉から第1ベンチまでは1㎞。
燕山荘まで1/3ほど登ってきたところに第2ベンチがあります。もちろん十分に休憩を取りました。
ヤマケイの地図では第2と第3ベンチの距離は短く見えますが、実際に歩いた感覚ではかなり遠くに感じました。
ヤマケイの地図では第3ベンチと富士見ベンチの間が最大の傾斜となっていますが、正直そんなに急だったのか記憶にありません...
富士見ベンチにはベンチが数多くありますが、富士山を眺められるベンチは標識の近くの階段状のベンチのみです(子供は映画館と表現していました)
登山道に燕岳の雰囲気が出てきました
常念岳、大天井
合戦小屋まであと10分の標識。ここまでくれば小屋までは比較的緩やかな道
あと5分でスイカ
合戦小屋に到着!
念願のスイカ。たっぷりの塩をかけて、塩分と水分補給!
小屋にはスイカ以外にうどん、わらび餅なども販売しています
見覚えのる登山者カウンター
燕山荘が見えてきました!
唯一の鎖。道は狭いですが鎖がなくても問題ありません
腹痛(子供)でペースダウン。急いでも仕方ないのでゆっくりと休憩しながら進みます。
だいぶ近くに燕山荘が見えてきました。もうひと踏ん張り!
最後に階段...疲れた体に階段はつらい
燕山荘の下にはお花畑
燕山荘に到着、相変わらずの賑わいです。まずはテント場の受付へ、先着は5組、意外と早かったようです。
燕岳は右手から雲が湧き出てますが左からの風に押し戻されているので、辛うじて山頂が見えています
槍ヶ岳も何とか顔を出してました
12時前にテントを張り終わる頃には周囲はガスの中。予定では本日中に燕岳へ登頂のつもりでしたが、疲労と景色が望めない為、燕岳は翌日に持ち越しとしました。
最終的には21張のテント
2日目。日の出はテント場から
朝は気温が低いので、しっかりとダウンを着て出発!
コマクサ。残念ながら少し時期が遅かったようです。
風があったので耳が千切れそうな寒さ
2763m。燕岳に登頂!
中央に鹿島槍
槍ヶ岳、奥穂、大天井、常念、そして燕山荘
雲海に向かってピース!
イルカ岩と槍ヶ岳。だいぶ日が昇ってきました
テント場に戻ってきました。これから朝食のカップラーメン。
霞んで見えにくいですが、燕山荘の左に富士山が見えました
この日も多くの子連れ登山者とすれ違いました。燕山荘にいた年配の女性が夏休みだね~と仰っていましたが北アルプスでは断然の子供率です。




