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2022年山の日に白根三山縦走

北岳、間ノ岳、農鳥岳( 南アルプス)

パーティ: 1人 (yasuabe さん )

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行程・コース

天候

快晴

利用した登山口

奈良田  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 奈良田から5時半発のバスで広河原まで

この登山記録の行程

広河原(06:22)・・・白根御池小屋(07:58)[休憩 8分]・・・小太郎尾根分岐・・・北岳肩ノ小屋(10:13)[休憩 6分]・・・北岳(10:45)[休憩 19分]・・・北岳山荘(11:43)[休憩 6分]・・・中白峰(12:13)[休憩 9分]・・・間ノ岳(13:08)[休憩 20分]・・・農鳥小屋(14:15)・・・西農鳥岳(14:49)[休憩 10分]・・・農鳥岳(15:22)[休憩 7分]・・・大門沢下降点・・・大門沢小屋(17:38)[休憩 11分]・・・吊橋(森山橋)(19:36)・・・奈良田第一発電所(農鳥岳登山口)・・・奈良田(20:40)

コース

総距離
約25.3km
累積標高差
上り約2,999m
下り約3,690m
コースタイム
標準19時間48
自己12時間42
倍率0.64

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

先月今月と甲斐駒、仙丈ヶ岳に行ったのでその流れのまま長年行きたかった間ノ岳を目指すことに。2016年の夏、初めて南アルプスに来たときは芦安から入って広河原までバスで行き北沢峠までバスを乗り換えるのがもったいなくてそのまま北岳に行きました。その際、時間があれば間ノ岳にも寄る計画でしたが、大樺沢でまさかのルートロスさらに二俣で何故か右俣ルートに入ってしまう無計画さで結局、間ノ岳に行く時間はありませんでした。その際帰りに左俣ルートから白根御池を回って少し遠回り気味に下山しましたが行きの大樺沢の方が楽だったので今度来るときはこの道使わね~と思っていました。

今回調べてみると大樺沢ルートがなんと通行禁止。白根御池から北岳に登ることにしました。右俣ルートより歩きやすかった印象です。前回山頂はガスっていましたが今回は最高の天気。長居しすぎました。そのまま間ノ岳までの稜線歩き。北岳山荘付近でヘリ通過のためしばし休憩。山小屋には寄らずに中白根山へ。雄大な景色に圧倒されます。そのまま間ノ岳まで。晴天の下、気持ちの良い尾根歩き。以前登った山々もばっちり見えました。間ノ岳で白根御池付近から同じペースだった若者と会話。農鳥小屋でテン泊するとのこと。私は奈良田までと伝えると今日で降りちゃうんですかと驚いた様子。確かにちょっと遅れているのでヘッドライトの充電を確認して先に進みました。

農鳥小屋通過14:15、先は長いので焦らず急がずここで少し休むかと思っていると小屋のおじさんに声を掛けられ奈良田までと伝えると「常識的な行動ではないね、まぁ自己責任で!」とのお言葉。さすがにゆっくり歩きすぎたか、小屋で休んでる場合でないとネジを巻かれる格好で農鳥岳まで急ぎました。西農鳥を過ぎるとほとんど登山者に合わず、眼前には南アルプス南方の山々。景色を堪能したいところでしたが時間的に厳しいので写真は少なめにして景色を目に焼き付かせつつ下山。下降点到着4時前。休んでいた登山者に聞くと今日は大門沢小屋に泊るとのこと。常識的にはそうしなければダメだよなとその時気付きました。とは言え、日没までに舗装路には行くことが出来るだろうし最悪夜行軍だなと覚悟して本格的な下り開始。ここから大門沢小屋までが長かった。南アルプスなんだから当然か。鳳凰三山に行ったとき御座石鉱泉まで下りたことを思い出しました。あの時、膝が痛くなったのでそれだけはやっちゃダメとの思いからストックを使い、踵着地を意識して焦らずにおりました。

大門沢小屋到着17:35、急坂もありここまでが遠かった。小屋の方にヘッドライト点けて奈良田まで行くと伝えました。止めはしないけど大丈夫なルートではないとのこと、別の親切なスタッフにライトの電池の心配をしてもらいました。気を引き締めて出発。

明るいうちに沢渡りを終えたかったけど最後の沢渡りの時点で真っ暗。その際、何故か携帯の位置情報が切れてしまいそれ以降ヘッドライトとピンクテープのみを頼りに下山。2度迷いました。もしかして野宿か!?なんて不安になりましたが体力と気力は有ったのが救いでした。発電所の明かりが見えた時には大声でガッツポーズしました。

舗装路になってからも間違って登山道に入って戻ったりしましたが暗く、ピンクテープも位置情報もとれないなか不安で一杯でしたが舗装路伝いに行けば大丈夫だろうと歩いていると奈良田方面の表示があり、再度ガッツポーズ。バス道に出た時に帰宅できることを確信しました。結論としてはちょっとイラッとしましたが結局ノウトリ小屋のオッサンは正しかったということです。今回の件を反省してこれから(子供が小さいうちは)日帰りソロ登山は当分控えようと思います。

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登った山

北岳

北岳

3,193m

間ノ岳

間ノ岳

3,190m

西農鳥岳

西農鳥岳

3,051m

農鳥岳

農鳥岳

3,026m

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