行程・コース
この登山記録の行程
富士宮口五合目(04:37)・・・六合目(04:53)[休憩 14分]・・・新七合目(05:49)[休憩 24分]・・・七合目(06:52)[休憩 28分]・・・八合目(07:53)[休憩 27分]・・・九合目(08:58)[休憩 32分]・・・九合五勺(09:58)[休憩 29分]・・・富士宮口頂上(11:08)[休憩 30分]・・・剣ヶ峰(11:54)[休憩 28分]・・・富士宮口頂上(12:27)[休憩 18分]・・・九合五勺(13:08)[休憩 18分]・・・九合目(13:41)[休憩 10分]・・・八合目(14:06)[休憩 3分]・・・七合目(14:50)[休憩 7分]・・・新七合目(15:18)[休憩 18分]・・・六合目(16:06)[休憩 6分]・・・富士宮口五合目(16:26)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は孫の実力もそろそろついただろうということで、いよいよ富士山チャレンジ。
二度目の富士山なので嫁さんはパス。
とうちゃんと男孫の3人で行く。
6年前の前回は吉田ルート8合目泊だったので、今回は富士宮ルートの日帰り山行。
前日の22時に出発し、2時に水ヶ塚Pに到着。
4時前にタクシーで富士宮口5合目へ。
協力金一人1000円を支払って缶バッチをもらう。
てんくらではAだったが、強風で白き世界だ。
4時半に2400mの表口五合目をスタート。
富士山に表と裏があるとは・・・知らなかった。
うっすらと白みはじた歩きやすい登山道を新六合目まで進み、更に六合目に着く頃には青空も見え始めて、宝永山越しにご来光が望めた。
ところが六合目を過ぎたら、あっと言う間に白き世界に逆もどり。
風も強くて防寒装備で、もくもくと真白き登山道を七合目・八合目と進んでいく。
このあたりまで登ると、ポツポツと下山者も増えてくる。
八合目で諦めたというご家族や、75歳で元気に登られる御婦人、半袖短パンで寒くないんか??という青年等、富士山は登山者も様々・・・。
孫も元気に登っている。
八合目ぐらいまではホタルブクロやメイゲツソウ等が咲いているが、そこから上は荒涼とした富士山らしい光景が広がる。
九合目には残雪があり山小屋の名前もズバリ万年雪山荘だ。
そしてなんと九合目を過ぎたあたりからみるみる雲がなくなり、下界と山頂方面が望めるようになった。
九合五勺を過ぎると更に青空が広がって、目指す山頂鳥居も確認できる。
このあたりで孫の調子が少し悪くなったが、ペースを落として休みやすみ歩を進めて、11時過ぎに富士宮山頂に登頂!!
スタート時が嘘のような晴天(でも爆風)になり、火口も目指す剣ヶ峰も綺麗に見える。
しばし休憩&撮影会をして日本の最高点である剣ヶ峰を目指す。
ザレた登山道を進み剣ヶ峰に登頂。
意外に人が少なく、ゆっくりと撮影会ができた。
二等三角点でいつものポーズを決めてピストンで下山。
登山道はザレ・ガレ・ちょっとした岩場があるが、吉田ルート下りの大ザレのように心が折れることはない。
下りは心に余裕もできるので、登りの登山者にひと声かけながら進む。
孫の挨拶の声もいつもより大きかった気がする(笑)。
登りと同じように九合目あたりから雲の中に入り、雨が降ったり止んだりの繰り返しとなった。
晴れていれば下界を見ながら下れるのだが、登りと同様もくもくと下る。
1時前に下山を開始したがこれから登ってくる登山者も多く、狭い登山道では譲り合いが必須。
八合目あたりから孫の脚もかなり疲れてきたようだが、最後の力を振り絞って4時半に無事下山。
タクシーで駐車場に戻ったが、途中 孫が気持ち悪いと言い始めて、今になって高山病か? と使わなかった酸素を吸わせたら少しマシになった(その後何事もなかったかのように、晩ごはんをモリモリ食べてた)。
下山後は富士市のホテルに泊まって翌日孫の大好きな城巡りをして帰宅した。
今回は久しぶりに大御所を登ったが、ゆっくり登ったせいか、曇ってたおかげか、それほど辛くはなかった。
それなりの山行をやってきたおかげか、登りやすい山カテゴリーに思えた。
ただ さすがの標高と、遮るものがない独立峰がゆえの気象条件の変化は、富士山ならではだった。
やはりそれなりの準備は必要なお山だ。
孫も11回目での富士山チャレンジだったが、色々あったもののしっかりと登りきったのは良い経験になったと思う。
ちょっと逞しくなったかな??
ただやはり富士山は登るより見るお山だ!!

























