行程・コース
天候
晴れ時々曇り、至軽風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
上信越道の「信濃町IC」を出て国道18号線を右の「黒姫高原」方面に行きます。すぐの突き当りを右折して県道119号線を「黒姫高原」に向かいます。途中で「黒姫高原」の看板で左に入り山に向かいます。左が「黒姫童話館」の交差点を右に曲がると、すぐ左に1300台駐車可能な広大な無料の町営駐車場があります。トイレもあります。「信濃町IC」から約5km・5分です。
この登山記録の行程
「黒姫高原」町営駐車場(05:05)・・・童話の森コース8/23(05:50)・・・四合目/望湖台(06:55)・・・姫見台(07:10)・・・「越見尾根」取付き(07:45)・・・黒姫乗越(08:30)・・・しらびそ平(08:45)・・・七ツ池(09:00)・・・「西登山道新道」出合(09:45)・・・「黒姫山」山頂(10:00)[休憩 15分]・・・「表登山道」分岐(10:20)・・・日ノ出岩(11:25)・・・しなの木(12:00)・・・林道出合/「御鹿山」分岐(12:10)・・・御鹿池(12:30)・・・「黒姫高原」町営駐車場(13:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
北アルプス東側の長野県北部(北信)には名山が多くそびえています。百名山で言うと
「雨飾山」と「高妻山」があり、すぐ北側の新潟県にも、2000m級の「火打山」「妙高山」の
山々が雄大に並びます。今回は「北信五岳」の一つ、2000m超の二百名山「黒姫山」に
登りました。「黒姫高原」の町営駐車場からスタートして「黒姫高原スノーパーク」裏手の
「小泉登山道」から入山しますが、「童話の森コース」1/23~8/23までがピクニックです。
8/23から直線的に山に入って行きます。ジグザグに登りながら、朝日に輝く「野尻湖」が
低くなっていく様は、気分が高まる瞬間です。スタートから1時間50分で高度を630m
上げると、ちょっとした岩場があって「四合目/望湖台」の錆びた鉄板が取り付けられて
いますが、樹木の成長もあって景色は良くはありません。その先の「姫見台」から、ほぼ
水平に北側に回り込んで行きますが、岩と傾いた樹木で、障害物競走のような道が続き
今日一番の難所になります。北側から「黒姫山」に向かう「越見尾根」に取付いて登ると
「黒姫乗越」に着きます。直進すると山頂ですが、右に軽く下って美しい「しらびそ平」を
抜けると一気に視界が開けて「七ツ池」に吸い込まれます。広大な空間はとても静かで
別世界です。点在している池まで行けますが、笹で隠れている水際に注意が必要です。
野鳥の鳴き声が反響する「七ツ池」から樹林帯を抜けると、神秘的な「大池」に着きます。
ちょい戻って、いよいよ「黒姫山」に向かい、岩だらけの急勾配を登ると「西登山道新道」
の稜線に出ます。周囲はガスで覆われて真っ白ですが、最後の岩場群を一気に登ると
「野尻湖」側が開かれた「黒姫山」の狭い山頂です。ラッキーなことに山頂で一瞬ガスが
飛び、雄大な景色を見ることができました。山頂からはそのまま直進して「表登山道」で
下山の開始です。山頂直下は岩の多い急勾配が続き、慎重な足元の確保が必要です。
ブナの巨木群が出てくると勾配が緩くなり、素晴らしい樹林帯を気分良く下って行きます。
作業道に出て、「御鹿山」の横を通り、不明瞭な入口から荒れた道で樹林帯を抜けると
「御鹿池」に突き当り、そのまま「黒姫高原」に下り着きます。「黒姫山」はブナの巨木が
広く均等に山を支えることで、樹冠が山肌を覆い、その広い懐では素晴らしい空気感と
植生群を育む、ゆったりと艷やかな山です。そこそこハードですが、どっしりとした山量を
体感できる、登る価値のある名山です。周囲には深く素晴らしい山々が多くそびえます。
フォトギャラリー:57枚
装備・携行品
| アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
| グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
| 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
| 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
| テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ライター |




























































