行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
中房温泉(昼食)11:27--(40分)--12:07 第1ベンチ 12:12--(32分)--12:44 第2ベンチ 12:50--(38分)--13:28 第3ベンチ 13:32--(39分)--14:11 富士見ベンチ 14:20--(33分)--14:53 合戦小屋 15:05--(27分)--15:32 三角点 15:33--(57分)--16:30 燕山荘 泊
【2日目】
燕山荘 5:47--(45分)--6:32 燕岳 6:38--(31分)--7:09 燕山荘 7:34--(44分)--8:18 岩の切り通し 8:18--(22分)--8:40 休憩 8:48--(10分)--8:58 大下り 9:01--(12分)--9:13 鞍部 9:13--(40分)--9:53 休憩 10:03--(45分)--10:48 休憩 10:55--(7分)--11:02 喜作レリーフ 11:02--(8分)--11:10 大天井ヒュッテ分岐 11:12--(40分)--11:52 大天荘(昼食)12:33--(15分)--12:48 大天井岳 12:53--(14分)--13:07 大天荘 13:14--(63分)--14:17 大天井ヒュッテ 泊
【3日目】
大天井ヒュッテ 5:52--(64分)--6:56 大天荘 7:12--(56分)--8:08 旧二俣小屋跡石積み 8:08--(6分)--8:14 東天井岳下屈曲部 8:25--(91分)--9:56 常念小屋看板 9:56--(36分)--10:32 常念乗越(常念小屋・昼食)11:21--(45分)--12:06 第一ベンチ 12:06--(18分)--12:24 水場 12:28--(29分)--12:57 胸突八丁 13:00--(50分)--13:50 笠原沢 13:50--(休憩込み 77分)--15:07 王滝ベンチ 15:19--(43分)--16:02 古池 16:02--(11分)--16:13 山の神 16:13--(17分)--16:30 一ノ沢登山口
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
常念山脈の内、未だ歩いたことのない大天井岳〜常念小屋間を歩く。大天井岳まではまずまずの天気で展望を楽しめたが、最終日はガスと雨で残念な結果となった。
【1日目】
新宿から電車、タクシーを乗り継いで中房登山口へ。足が遅いので、バスもあったがタクシーにしたもの。
昼食後、11時半から登山を開始。最初の急登はキツいが、間もなくカラダも馴染んでくる。途中のベンチがありがたい。下ってくる人たちとのすれ違いはあるが、さほど追い越しはなく、マイペースで登れる。
以前、7月に登った時は虫が多くて参ったが、今回は少なめだったのも良かった。
合戦小屋まで上がれば目処が立ったというもの。その先の三角点からガスの切れ間に燕岳や燕山荘を望むと嬉しくなる。
登山開始から5時間掛かったが、何とか4時半には燕山荘に到着することができた。その代わり、夕食は3回転目の6時半からとのこと。寝床は、小さな2畳部屋の上の段。入ってしまえば個室みたいだし、斜め天井となっていて立ち上がることができるのも有り難い。夕食は、名物のハンバーグ主体のごはん。赤沼氏によるお話付き。
【2日目】
朝食は、3回転のうち好きな時間に取れるというので、1回目の4時40分から食べる。
外は素晴らしい天気。ご来光を見ると、廊下のザック置き場にザックを置いて燕岳に登る。コマクサはほぼ終わりだが、僅かな花が残っていただけでも嬉しい。
燕山荘に戻ると、7時半から大天井岳に向かう。次第にガスが出てきたりするが、気持ちの良い縦走路。
ここを歩くのは何十年振りとあって、初めて歩くようなもの。途中の蛙岩がどれかよく分からないまま、大下りへ。その後のコースは、ひたすら尾根のアップダウン歩きかと思いきや、結構巻道の花畑を通る意外性も。
喜作レリーフを見てから大天井ヒュッテ分岐へ。大天荘までもうひと頑張り。後〇〇mの表示を見ながら昼前に何とか到着できる。
中に入って名物のインドカレーを食べる。ナンにサフランライスなど。満足。
食事を終えると、ザックを置いて山頂まで登ってみる。ガスで展望が効かないのが残念。
本来なら大天荘に泊まりたかったのだが、予約が取れなかったので、大天井ヒュッテまで下ることとする。最初は、気持ち良く歩けたが、途中から我々にはちょっとハードに。小屋の姿が最後まで見えないのも辛いところ。何とか2時20分頃には大天井ヒュッテに辿り着けてホッとする。
ここは、意外と穴場の小屋なのか、6畳部屋を個室として使わせてもらえた。
少人数の同宿の方々と山談義。皆さん経験豊富な上、60代ながらガンガンに登られていて感心するばかり。大天荘からの下りに難儀したと言うと、大天荘分岐からヒュッテに直接来るルートの方がよりハードとのこと。
夕食は、名物のトンカツほか。一度に8枚しか揚げられないので、一部の人は2回転目になる。
【3日目】
朝から小雨模様。ガスで展望も利かない。
レインウェアを着込むと、6時前から昨日下ってきた来た道を大天荘へと登り返していく。槍ヶ岳に向かう人たちと多くすれ違う。昨日、怖々と通ったところも、登りというのと歩いた経験もあって、さほど苦もなく通過する。それにしても、登りも下りも同タイムとは。
大天荘からしばらくは、ガスも切れ、行く手も見えていたが、それも一時的なこと。途中、猿の群れを見る。
東天井岳下屈曲部までは、順調に歩くことができたが、その後、大きな岩がゴロゴロしていたりすると、途端に足が遅くなる。しかも、ガスで位置関係もよく分からないまま足を進めるしかない。ポイントに名前でも付けてくれると有り難いのだが、普通の人はあっという間に常念小屋に辿り着くから関係ないのかな。
それでも、ゆったりとした計画だったので、予定より早く常念小屋に到着できたのは良かった。
常念小屋は新型コロナで営業自粛中だが、外トイレやテント下テーブル・ベンチを使わせてもらえたのは助かる。水の補給やタクシーの予約も可能とのこと。お陰でのんびりできる。
常念岳山頂は最近登っているので、このままタクシーを予約してから下山にかかる。こんな天気で小屋も営業していないのに山頂まで行く人が何人もいるのにビックリする。
ゆっくりゆっくり下っていく。胸突八丁で早くも遅れが出る。更に下っていくと、このペースでは予約時刻に間に合いそうになくなる。たまたま電波が通じたので、予約時間を1時間遅らせてもらう。これなら余裕で下れるだろうと思いきや、なかなか先に進めない。常念小屋から安全をみて4時間で計画したのに、5時間かかって、変更した予約時間丁度に一ノ沢到着となる。
疲れました。後は、温泉に直行です。大滝ベンチ辺りから青空が見えるようになったものの、今更です。
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1日目。唐松林が美しい
合戦小屋への荷揚げ用ケーブルと交差
マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、タケシマラン、イワカガミの実
中房温泉の屋根を見下ろす
水墨画の世界
第3ベンチから富士見ベンチの間にて
まだ紅葉はほんの一部です
合戦小屋までやってきました
きのこ
ナナカマドの実
ちょっとした平坦部を行く
ここではゴゼンタチバナも花を付けています
燕岳を見上げる
小屋近くはお花畑
リンドウ、アキノキリンソウ、オトギリソウ、トリカブト
ついに燕山荘に到着
18時頃の燕岳
晩ご飯のメインはハンバーグ
2日目。まだ月が見えます
御来光です
燕岳も朱く染まっています
槍ヶ岳と雲海
イルカ岩と槍ヶ岳。大天井岳は雲の中
燕岳に登頂
北燕岳の向こうに立山と剱岳
コマクサがわずかに残っていました
燕山荘に戻る頃には槍ヶ岳も良く見えています
燕山荘前から燕岳を望む
燕山荘を出発。大天井岳もくっきり見えています
この辺りが蛙岩?
岩の切り通しを抜けます
ちょっと雲が掛かり始めました
大下り?。ここから急下降していきます
巻き道も多い。周囲は花畑
ヒョウタンボク、ベニバナイチゴ、イワウメの実。ハクサンフウロが咲いていました
大下り?を振り返る
緩やかな縦走路が続く
コマクサがここにも
ウラシマツツジの紅葉
大天井岳に大分近づきました
縦走路を振り返ります。左が大下り
切通岩。右手に喜作レリーフ
切通岩の鎖と梯子
喜作レリーフ
大天井ヒュッテ分岐。左の常念岳方面に向かいます
大天荘まで〇〇mの表示に励まされながら登る
チングルマの果穂
最後の登り。頑張りましょう
大天荘に到着しました
インドカレーを頂きます。旨し
トウヤクリンドウも花を開いています
大天井岳山頂に登頂
大天荘のテント場。明日はこの先に進みます
大天井ヒュッテへとぐんぐん下ります
階段!。ヒュッテは何処?
素人登山隊にはなかなかスリリング
やっと見えました
何とか無事に大天井ヒュッテに到着
晩ご飯のメインはとんかつです
3日目。朝から雨です。昨日下った道を登り返します
こちらにも大天荘までの距離表示があります
大天荘を出発。一時的に雨も止みました
大天井岳と大天荘を振り返ります
イワギキョウ、イワベンケイ、キバナコマノツメ。チングルマの果穂
なだらかで気持ちの良い道。遠く見えるは常念岳?
何とか天気は持っています
ガスが巻いているのは東天井岳?
更に進みます
またまたガスってきました。雨も
旧二俣小屋跡。石垣だけ残っています
東天井岳下屈曲部
ムカゴトラノオ
岩々の道は歩きにくい
横通岳北の肩?
歩きにくい道が続きます
見上げるは、横通岳
更に大きな岩のみち
横通岳南ピーク下にある常念小屋の看板
やっと常念小屋が見えました
常念小屋です。営業自粛中ですが、外トイレやテントの下は使えたのは助かりました
タクシーを予約してから常念乗越を下ります
雨の階段は嫌いです
どんどん下っていきます
最終水場。美味しい水です
お花畑を行きます。ソバナ、オミナエシ(ほとんど種になっていました)、トリカブト
笠原沢
大分緩やかになってきました
今になって日が差してきました
大滝ベンチで見上げる青空
まだまだ沢沿いを行きます
古池
山の神
登山口まで簡単には行かせてくれない
ようやく一ノ沢登山口に到着。タクシーが待っていました
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |




