行程・コース
この登山記録の行程
浄土平(05:50)・・・姥ヶ原(06:45)・・・谷地平避難小屋(07:45)・・・徒渉点(08:15)・・・弥兵衛平分岐(10:30)[休憩 20分]・・・烏帽子山(12:20)・・・兵子分岐(13:00)・・・家形山(13:45)・・・一切経山(14:25)・・・酸ヶ平(14:45)・・・浄土平(15:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
東大巓を目的に登る人は少ないかもしれないが、ピークとしてより山全体の雰囲気として登るには楽しいものだった。
浄土平の駐車場は意外と空いていた。浄土平の少し下までは霧が深かったが、急に晴れ、どうやら雲の上にいるよう。噴出する火山ガスの音がすごい。
姥ケ原の高さに至るまでは少し登るが、登れば木道の気持ち良い歩き。リンドウやアキノキリンソウなどが咲き、すっかり秋になっている。
姥神石像から急に雰囲気が変わり、昨日までの雨をたっぷり含んだドロドロの下り坂となる。特に上部は雨水が登山道を流れ、小川のようだ。途中で雨水が沢に流れこみ、登山道は湿気る程度になったが、それもつかの間程度だった。
姥沢と同じ高さになり、滑る木道を過ぎ、渡渉すると谷地平避難小屋。またすぐに渡渉し、一段登ると谷地平の湿原になる。誰もいない静かな湿原は360度山に囲まれ、とても爽やかだ。後ろに東吾妻から前大巓、右手に一切経山、家形山、正面に烏帽子山と昭元山、左手奥に東大巓から中吾妻。リンドウやトリカブト、アキノキリンソウ、ウメバチソウが盛りだ。
湿原から一段下りて渡渉すると、大倉新道は東大巓を目指して緩やかに登る。一部迷いそうな藪があるが、踏み跡があり、多くは刈払われているので、道を失うことはない。2年前に下りで大倉新道を使った際は濃い藪で道を失い退散したので、刈り払いに本当に感謝する。
沢に沿って歩き、木の上の空が広くなり、稜線に出るところに気持ちの良い湿原があり、東大巓はもうすぐになる。
視界が開け、気持ちの良い木道を歩き、細い脇道に入るとすぐに、展望のない東大巓の山頂に到着する。あくまで山として楽しむなら、森も沢も湿原も東大巓の一部。東側に少し下ったところは展望も良く、雲の先に一切経山まで見えるのだろう。
戻りはその一切経山まで東へ稜線を歩く。100m下っては100m登るを3度ほど繰り返す。昭元山、烏帽子山、家形山。藪は刈払われているが足元はひどいぬかるみ。ずっとぬかるんでいるので、足を置く場所も気にならなくなるくらい、登山靴は泥だらけになる。
家形山からの五色沼は青さが際立つ。雲が出てきてすぐに一切経山の山頂は見えなくなる。最後の170mの登りを超え、一切経山からは下るだけ。
一切経山までは誰にも会わなかった、静かな山を満喫できた。
フォトギャラリー:15枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
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