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富士は日本一の山

富士山( 関東)

パーティ: 6人 (チャーリー さん 、ほか5名)

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

利用した登山口

富士スバルライン五合目  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 吉田口5合目は発着

この登山記録の行程

【1日目】
富士スバルライン五合目(14:40)・・・六合目(15:40)[休憩 25分]・・・七合目(17:35)

【2日目】
七合目(03:00)・・・八合目(06:50)[休憩 20分]・・・本八合目(08:30)・・・九合目・・・須走口・吉田口頂上・・・本八合目・・・八合目(下山道分岐)(11:15)・・・七合目・・・六合目・・・富士スバルライン五合目(14:00)

コース

総距離
約14.2km
累積標高差
上り約1,622m
下り約1,622m
コースタイム
標準10時間34
自己13時間10
倍率1.25

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

富士山は毎朝、天気が良ければ愛犬の散歩道で見ることができる。そして彼女が見えると、気分が良くなる「富士山おばさん」の私である。
自分の年齢を考えて、(今年は3000m級の山をたくさん登ったので)「来年行くかな?」と友人に言ったら、「来年があると思うな!!」と言われた。「然りだ」と即決、ツアーを探して参加を決めた。

一日目は五合目から七合目まで(宿泊)、二日目は午前三時に山小屋を出発、ヘッドライトを頼りに岩を登って行き、8号目あたりでご来光を拝むという計画。そして何よりも、前週の鳳凰三山と同じくラッキーだったのは、悪天候の予報が大いに外れたことだ。なので、雲海に浮かぶ山々を見ながら、高度を上げていくのは何と贅沢な場所にいるのかを実感させてくれる。

一日目(9/3)14時半過ぎに、吉田口登山口から歩き始める、この辺はまだ緑の樹々や花が見られる、そして緩やかな道を少しずつ登って行く。いつの間にか、だらだらではあるが苦しいジグザク道が始まる。六号目あたりに来ると急に雲海の風景が目の前に広がる。ものすごく大きい(デッカイと言ったほうが合っている)アザミに出っくわす。ここで又貴重なブロッケン現象の中に自分を見る。不思議だ。虹の輪の中に自分が映し出されるのだから。雲海に映し出される「影富士」を楽しみながら、登りの辛さを紛らわす。

五時半ごろ、宿舎の7合目トモエ館に到着、完全個室(一人が入れるスペースだが、壁はきれいな木目で、ふかふかのダウンのおふとん、そしてうれしいかな、電気コンセントと電球あり)。一先ずホットする。夕食はカレーライス。カレーライスは特別好きなものではないが、とても美味しかった。

翌朝、夜明け前の3時にトモエ館を出発、いきなり岩場をヘッドライト(初体験)を装着し登る。なかなかスリルを感じるが、明るかったら怯むような岩場なのか??一時間半ほど登って行くと、東に濃い赤の空が広がっているのが見え始める。これがご来光の前の兆候かとワクワクする。そして五時過ぎ、太陽の姿が見え始める。黒い雲もあり、ちょっと期待した太陽がぐんぐんと登ってくる様子にはならなかったが、この光景に接したのは感動的だった。

出発から3時間弱8合目3250mの山小屋に到着すると、後ろに頂上がはっきり見える。烏帽子岩神社でお参り。世界の平和(ウクライナへのロシアの侵攻の終わり、コロナの終息)、家族の安全・健康を祈る。8合目3400mのトモエ館から、8号5寸の御来光館3450mまで行く。ここから山頂はすぐそこに見える。(ここで私は自主リタイアした。ここがグループツアーの考えどころだと認識して、私より30歳近くの年下の人達に万が一迷惑をかけることになったらと、そして帰りのバスの時間も決まっているという参加者の事も考えての事だ。ガイド氏もホッとした様子だった)下山は凄く得意な私なので、誰よりも早くすたすたと歩き切ったが、ちょっと残念な富士山だったことは否定できない。来年は、おばあさんツアーに参加するかな???



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装備・携行品

みんなのコメント

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  • チャーリーさん!ご無沙汰してしまって。
    富士山チャレンジしたんですね。読んでいて、え〜残念って悔しさ伝わって来ますが、すごい決断をしたんだなあと立派だと思います。ついつい自分のことばかりを考えてしまいますが、こういうこととできるって素晴らしすぎます。
    実は私も今年行く予定でいたんです。残念ながら別の理由で断念してその夢は叶いませんでしたが、お写真のような景色見られたことだけでも、とても羨ましく思います。なんか半分思うようにならず腐っていましたが、チャーリーさんにそれを正して頂いた感じがします。今年は3大イベントを企画してましたが全てなくなりました。今週末の予定もこれからキャンセルです。山はいつもそこにいて、待っていてくれると信じて、また、チャレンジします。

  • ラヴィ08さん、こんにちは!
    コメント恐れ入ります。まあそんな訳なんです。
    7~8月は自分でもびっくりする山の連続で,体力的にも不思議なくらい大丈夫と達成感に酔っていたのかもしれませんね。そしてこの富士山で夏の締めくくりと思って出かけたので、残念感は取れずに、折に触れて思い出しますが、仕事が忙しい分救われています。
    ラヴィ08さんも、予定が思うようにいかなかった今夏だったようですね。いろいろな投稿見せていただきました。高尾山のヤマホトトギスの記述は最高です。私も「あの花、見たい!」と思わせてくれます。北アルプス縦走の中止は、気持ちが折れた事でしょう!山は逃げないというけれど、行きたいときに行くのが正のその時ですものね。私も行きたいところだらけで、困ってしまいます。南アルプスばかり憧れを持っていましたが、立山に行き、北アルプスにも実にたくさんの山があること分かりました。来年は時間をかけて、雲の平、水晶岳に行ってみたいと夢を持ち始めました。

    台風もどうなるか分からない状況ですが、9月後半に差し掛かってきて、計画一杯の10月が楽しみな毎日です。ラヴィ08さんのワクワクの山行日記楽しみにしています。犬の散歩でいつもきれいに見える富士山が、あの登山以来美しい姿を見せてくれません。私が完結しなかったので怒っているのでしょうか(笑笑)

  • チャーリーさん、こんばんは!
    今年はまたたくさんの名だたる山に登られていて、いや~ほんとすごいです。
    北岳・鳳凰・立山・富士山ですもんね。まだ体験していない、もちろん行ってみたい山ばかり。こういう景色をみてしまうと、どうも高尾山は小さくて、こういう山に登ってそこでなにかを得たいんですよね。正直、今回は障害はなく、もう行く気満々だったのですが、晴れ男は返上するしかない天気に阻まれました。予約をキャンセルするのは寂しいものです。雨でも行こうと思ってもいましたが、危険を犯してまで行うことではないので、これでいいのだと思っています。
    雲ノ平、水晶岳、素晴らしいところですよね。山に行きたいと思ったのも、実は雲ノ平の景色への憧れでした。いつの日かここの山小屋でのんびり時間を止めたいって思って夢見ています。これからもまた頑張りましょう!私も来年、富士山挑戦です。

  • ラヴィ08さん、
    いろいろ励ましていただきありがとうございました。

    雲の平、共通の憧れに足を踏み入れることを目指して、鍛錬しましょう。ただし歩く登ることだけが目的にならないよう「心の栄養」になる山歩き、お互いに楽しみましょうねえ~~

    ではまた。ごきげんよう!

登った山

富士山

富士山

3,776m

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