百名山62座目富士山　宝永山

日帰り

富士山　富士宮ルートと御殿場ルート（関東）

2022.09.12（月）

パーティ： 1人 (バンブルビーさん )

バンブルビーさん

行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

富士宮口五合目　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：富士宮市から

この登山記録の行程

富士宮口五合目(23:01)・・・六合目(23:20)・・・新七合目(00:11)・・・七合目(00:39)・・・八合目(01:16)・・・九合目(01:47)・・・九合五勺(02:22)・・・富士宮口頂上(03:01)・・・剣ヶ峰(03:17)[休憩 133分]・・・富士宮口頂上(05:40)・・・御殿場口頂上(05:46)・・・七合九勺(06:18)・・・七合五勺(06:53)・・・七合目(07:03)・・・走り六合(07:29)・・・宝永山(07:41)[休憩 18分]・・・六合目(08:41)・・・富士宮口五合目(09:01)

コース

総距離: 約11.2km

累積標高差: 上り約1,571m; 下り約1,465m

コースタイム: 標準10時間; 自己7時間9分; 倍率0.72

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　富士宮口五合目登山口が9月10日の18時よりマイカー規制が解除されるということで、翌日の11日の12時過ぎに登山口に到着しました。日曜日と相まって夥しい数の車が駐車場を埋めていて、登山口から1ｋｍ程手前の路肩まで車で溢れていました。幸いにも登山口から300ｍほどの場所に駐車することができましたので、登山口の様子を見に行きました。登山口も人、人、人で溢れていました。外国人の方も相当数見受けられました。

　下界や山頂方面は晴天で強い陽射しを受けているようでしたが、幸いにも駐車場はガスに覆われていて涼しかったので車中で休むことにしました。午後9時過ぎに目を覚ますと周りに車が全くありませんでした。皆さん下山されたようでした。外に出てみると中秋の名月を一晩過ぎた月が明るく地上を照らしていて快晴でした。

　11時01分ヘッドランプの明かりと月明かりを頼りに登山道を進みます。大勢の登山者が歩いた痕跡が登山道には残っていました。新七合目辺りまで登ってくると東側にある宝永山が低く見えるようになってきました。この時下山時には登って帰ろうと思いました。また、まだ時間が早いせいか登山者のヘッドランプの明かりは疎らで上下で数人ほどしか確認できませんでした。

　八合目から九合目を過ぎると空気が薄くなり老人の身には堪えましたが、高山病にかからないように深呼吸を繰り返しながら登りました。九合五勺の登山道には大きな重機（バックホー）が鎮座していて、13日から九合五勺から山頂までの間が落石防止工事のために通行止めになるとの掲示板があったことを思い出しました。

　富士宮ルートのコースタイム登り5時間20分のところ、4時間16分で剣ヶ峰山頂に到着しました。山頂は快晴無風状態で満天の星月夜でした。普段でしたらこのまま山頂標柱を撮影して下山してしまうところですが、初富士山でご来光を拝めそうな絶好の気象条件でしたので、ザックからツエルトとレスキューシートを取り出して日の出直前まで仮眠することにしました。しかしさすがに3700ｍ峰です、寒くて眠れませんでしたのでホッカイロを体中に貼付して暖を取りました。

　目を覚ますとトワイライトが終わり地平線が赤く染まり始めていました。いつの間にか山頂には6～7人の登山者が登ってきていました。そして感動の一瞬がやってきました。初富士山で見事なご来光を拝むことができました。何とも幸運な山旅となりました。