愛山渓温泉まで国道からの道は舗装路で、曲がっているところも少なく快適、愛山渓温泉に20分くらいで着きます。駐車場の奥が登山口です。最初は安足間川沿いの平坦な道を進み、木製の橋を渡ると徐々に急な登りとなります。30分程登れば、なだらかな真っ直ぐな勾配の緩い道が続き、沼の平まで1時間30分程です。　大小様々な沼があり、秋は草紅葉と紅葉の山々の景色で癒されます。　そこからは開放的な登りで、岩や眼下の沼の景色を見下ろしながら進むと、やがて当麻乗越に着きます。　
　　ここからは旭岳方面や今まで通ってきた沼の平の景観が一望できます。　そこから当麻岳までひたすら1時間程の登りになり、当麻岳からの旭岳方面の山並みと紅葉は、登った苦労を上回るものでした。そこからは緩やかな登りが安足間岳まで続き、旭岳側の木々の景観と永山岳側の荒々しい景観が、対照的でした。安足間岳から比布岳のザレ場の登山道が、滑りそうで足がすくみます。
　　北鎮岳からの景観は、当麻岳からの登山道が見え、また御鉢平、黒岳など見渡せ大雪山系のいいとこ取りといったものでした。　中岳を通り中岳温泉に、今回は時間があったので、また誰もいなく、思い切ってドボンしました。酸性が強いのか足の擦れている所に刺激がありました。川の水でちょうど良くうめられて長湯してしまいました。午後3時前に出発しないと、3時間はかかるので惜しかったでしたが行きました。裾合平の紅葉の中を進み当麻乗越を越えて、沼の平を脇目に、午後6時愛山渓温泉に到着。直ぐに荷物を車に置いて、用意していた風呂道具を持って、愛山渓温泉へ、何とか間に合いました。(午後6時30分まで受付で700円)