行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
山頂駅(10:15)・・・茶臼岳(11:25)[休憩 15分]・・・峰ノ茶屋跡[休憩 25分]・・・沼原・姥ヶ平分岐・・・三斗小屋温泉(13:50)
【2日目】
三斗小屋温泉(07:57)・・・隠居倉(09:57)[休憩 10分]・・・熊見曽根分岐・・・清水平・・・熊見曽根分岐・・・朝日岳分岐・・・朝日岳(12:45)・・・朝日岳分岐・・・峰ノ茶屋跡・・・県営駐車場・・・山麓駅(14:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山記録を書く前から、ウキウキだ。それほどまでに楽しい気持ちにさせてくれる、気持ちが和む仲間たちとの山行だったから。集合時間が早いので、那須岳手前の一軒茶屋という地域に前泊。那須塩原からバスで移動中、紅葉だらけ。特に赤の紅葉は今シーズンあまり見なかったので、すごく感激。
那須ロープウェイ・山麓駅に10時集合、山頂駅から登山開始。眼下に広がる那須高原の紅葉が見える。山頂までは結構滑りやすい地面。山頂付近はさらに岩だらけの火山特有の風景が広がる。一時間余りで山頂の那須岳神社に到着。コロナの終息を含め家族・人々の平和を祈願。
風が殊の外強く、レインウェアだけでは寒さを防げず、ダウンジャケットを下に着る。茶臼岳山頂から、峠の茶屋跡の避難小屋に降りてくるも、あまりの風の強さと寒さで、昼食を食べるのが大変だった。
昼食後、三斗小屋温泉の宿舎、煙草屋旅館に向かう下山道は、楽しい歩き易い道だった。途中、延命水が湧き出るところで、それぞれに水を啜る。14時少し前に到着。すぐに全員寒さと疲れを癒すべく温泉に浸かる。夕食の前に、パーティーもどきのお楽しみ会。これが楽しいのだ。
18時より夕食が始まる。那須牛の鉄板焼きは非常に美味しかったし、イワナ(ヤマメ?)の甘露煮もとても柔らかく、美味しい。お膳に一人一人配膳されているのは山小屋というより、旅館気分でいい気分。
翌朝は朝日を見たくて、早くからスタンバイしていたが、6時過ぎにようやくオレンジの空に遭遇。朝食には温泉でゆでた卵が出て、これをご飯にかけて食べたら非常に美味しかった。ちょうどよい具合に茹で上がっている。
8時前に、煙草屋旅館を出発、硫黄の煙る急登を延々二時間ほど登り、隠居倉に到着。天気が良く展望最高。尾瀬の燧ヶ岳も堂々たる姿で、目に飛び込んでくるし、目を凝らすと私の大好きな富士山も見えるではないか!!熊見曽根から三本槍が岳へ向かうグループには合流しないで、私は木道を歩いたりして散策し、皆が戻ってくるまでの間、360度の展望を楽しんだり、雲の流れる様子を観察したり、心を空にしてぼーっとした時間を過ごしていた。なかなか至福の時だった。
皆が戻ってきて、朝日岳に向かう。熊見曽根からは20分足らずで頂上へ行ける。帰りはロープウェイの山頂駅に行くにはもう一度茶臼岳に登らないとならないので、歩いて山麓駅までに行くことに変更。朝日岳から、茶臼岳下の避難小屋までは、手ごたえ十分の下山路だった。岸壁すれすれの道をチェーンを掴みながら歩くのはスリル満点だ。火山特有の赤い土の風景が広がる。振り返る朝日岳の姿が勇ましかった。避難小屋までの道は本当に狭い縦走路なので注意が必要だ。
避難小屋から山麓駐車場までの道は石がゴロゴロしているので滑りやすいが、道幅は広いので心配なく下れる。一泊二日の天気に恵まれた楽しい山行だった。























