行程・コース
この登山記録の行程
陣馬登山口(08:18)・・・分岐(09:05)[休憩 3分]・・・分岐(09:33)・・・陣馬山(陣場山)(09:57)[休憩 23分]・・・奈良子峠(10:43)・・・明王峠(10:50)[休憩 5分]・・・底沢峠・・・堂所山・・・景信山(12:00)[休憩 45分]・・・小仏峠・・・城山(小仏城山)(13:25)[休憩 10分]・・・一丁平・・・大垂水峠分岐(13:55)[休憩 5分]・・・稲荷山・・・高尾山口駅(15:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
11月19日(土)、久しぶりの陣馬山は、何年ぶりかで藤野駅からのスタートとしました。
高尾駅で乗り換えた甲府行の電車に、ハイカーと思しき方々の姿はとても多かったです。
相模湖で下車される方、藤野駅や更にその先に向かわれる方など、好天予報の土曜日は(翌日曜日は雨の予報ということもあり)、きっと何処も大賑わいなのだろうと思われました。
藤野駅のトイレは個室の数も少なく(男性用は1つのみ)並ぶことが多いのですが、やはりここは立ち寄っていきたいところ…(陣馬山の登山口近くにも一応トイレはありますが)。
藤野駅から線路沿いにスロープを下りるような感じで進んでいくと左手に踏切があり、そこを渡って道なりにトンネルの中を歩いて行くのですが、通過する車が結構なスピードで…少し怖いです。
(トンネル内が相互通行できない狭さのため「先に進入した車が優先」となっているようで、たぶん心理的に「急いで通過」しようという気持ちになるのではないか?と想像します)
トンネルを出て暫くそのまま歩いていくと前方にバス停が見え、その先に「陣馬山登山口」の石碑があります。 ここまで、藤野駅から(バスなら5分)徒歩20~30分といったところ。
バスは、ここから更に先の和田に向かって行くのですが、この日は乗客もギッシリという感じでした。
登山口から歩き始めてすぐに最初の分岐があり、右は栃谷尾根や奈良子峠方面、左は一ノ尾尾根方面…と、ちゃんと標識もあるので迷うことはありません。 私たちは左の一ノ尾尾根へと進みました。
一ノ尾尾根のルートは、比較的ゆったりと登っていく穏やかな登山道ですが、この日は朝から気温が高めで半袖シャツでもすぐに汗ばんできましたので、呼吸を乱さないようにゆっくりのんびり。
見上げれば「天高く」の表現がぴったりの美しい秋空で、紅葉を透かして降り注ぐ錦の光が綺麗でした!
足下は適度に乾いており、降り積もった落ち葉を気持ちよく音を立てながら踏んで歩きます。
落ち葉に埋もれた木の根などは、その大きさや高さの目測を誤って、つま先をぶつけることも幾度か…。
大きく躓くことはありませんでしたが、油断は禁物!といった感じでした。
陣馬山頂までは、登山口から100分との案内が出ていたと思います。 のんびり歩いた私たちも大体そのくらいで山頂に着いたと思いますので、速い方なら1時間半かからないかもしれません。
山頂直下の階段以外は傾斜も緩く、ゆったり歩ける静かなハイキングコースといった雰囲気です。
陣馬山頂には大勢の人の姿! 二軒のお茶屋さんも賑わっていました。(富士見茶屋さんは休業中?)
山頂で、久しぶりの景色と富士山を楽しみながら休憩し、これまた久しぶりとなる縦走路を進みます。
途中、登山道に沿ってカエデ(?)の幼木などが植林されている開けた場所は、昨年?一昨年?に危惧していたことが現実となっているようで…残念ながら踏み荒らされたような箇所が目立ちました。
明王峠~堂所山~景信山への道も、適度に乾いていて歩きやすく、日影部分でも泥濘なし。
陣馬山から高尾山に向けての縦走路は、時々小さな登りがあるだけで全体としては標高を下げていく感じであり、巻き道も多いので、秋の好天ではのんびりと無理なく気持ちよく歩ける気がします。
景信山到着時に丁度お昼。 気温が高いせいか、朝に比べて富士山も遠くの景色も霞んでしまいましたが、お日様はキラキラ、風も心地良く、山頂の二軒のお茶屋さんも大賑わいのようでした。
景信山でのんびりと昼食をとった後、小仏バス停に下りることも考えたのですが…せっかく久しぶりに陣馬山から歩いたのだからと欲が出て、結局いつも通り小仏峠~小仏城山へと進みました。
小仏城山も久々の賑わいのようでした。 たぶん…この日、高尾山頂や薬王院周辺はもっと凄いことになっているだろう…と、そのまま稲荷山コースでの下山としました。
分岐に到達する前に14時を過ぎていたので、6号路を下る選択もありかと思ったのですが…
狭い場所が多い6号路なので、まだこの時間から登ってこられる方が多かったらキツいな…ということで、稲荷山コースにして正解! まだまだ「これから登る」人の多さにびっくりしました。
軽装のグループや小さなお子さんたちと一緒に登ってくるファミリーなど、余計なお世話だとは思いますが、ヘッデンなど持っていないのでは?とちょっと心配になります。
しかし…一組二組だったら声をかけたかもしれないですが、次から次に何組も何十人も登ってくる状況で、それは、私たちが稲荷山コースの入口に到着した15時過ぎでもまだ続いていました。
…まあ、日没後も暫くの間ケーブルカーは動いているようなので、大丈夫なのかな…?
極楽湯は、券売機のところで既に大行列状態で、あまりの混雑にそのまま帰っていく人もいました。
私たちは、いつも通り回数券利用で(10枚綴り8,000円)そのまま中に入ることができましたが、ロッカーの空きも少なく、幾つもあるお風呂はどれも混雑、入浴後はドライヤー待ちの列ができて、お化粧どころか着替えも窮屈なほどに混雑していました。 やはり、のんびりお風呂に入ろうと思ったら、午前中か、せめて13時頃までには入場した方がよいようです。
食事処もほぼ満席状態でしたので、軽く飲んですぐに退散。 そのまま電車で一眠りしてから、馴染みのお店でお疲れ会をしました。 やっぱり、公共交通機関利用のお出かけは、寝られて飲めてサイコー! そういうのも久しぶりだったので、とても楽しかったです。
フォトギャラリー:20枚
思わず声が出てしまうほど美しい木漏れ日の道です!
このコースを選んでよかった!!
陣馬山頂は大賑わい。
人が映り込まないように…と思うと、こういうアングルになってしまいます。
朝のうちは富士山もハッキリ見えていて嬉しかった!
この、木のプレートがわざわざ外されて燃やされた…というニュースを思い出しました…。
出発前にもう一度、少し角度を変えて一枚。 青空が綺麗です。
一ノ尾尾根に比べると少し勢いの衰えが感じられますが…
まだまだ綺麗です。
丁度お昼時の景信山も大賑わいでしたが…
風上でタバコを吸われる方が複数…
三角点景信小屋(上段のお茶屋さん)のところです。
こちらは景信茶屋青木さん(下段のお茶屋さん)。
富士山はすっかり霞んでしまっていました。
お天気の力もあるのでしょうか?
まだまだ綺麗な紅葉です。
大垂水峠分岐(もみじ台への大階段の下)では、まだこれから?という感じのモミジ。
綺麗だったので、少しアップで。
こうしてみると…まだ期待できそう…?
確かに、記憶の中の「高尾の紅葉」は、11月下旬から12月頃だったような気もします……
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
ローソク・ランタン | |||||
【その他】 携帯トイレ、マスク類、除菌グッズ、座布団 |