• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

南アルプス塩見岳&蝙蝠岳&北荒川岳&新蛇抜山&安部荒倉岳&烏帽子岳&小河内岳BCスキー2022

塩見岳、蝙蝠岳、北荒川岳、新蛇抜山、安部荒倉岳、烏帽子岳、小河内岳( 南アルプス)

パーティ: 1人 (100ski さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

12/9曇り時々晴れ 12/10晴れ 12/11吹雪後曇り・夜は雪 12/12晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 鳥倉林道駐車場

この登山記録の行程

[1日目]
3:39鳥倉林道駐車場-4:18鳥倉林道登山口-7:40三伏峠小屋-9:32本谷山-11:59塩見小屋12:10-14:04塩見岳東峰14:41-(東面滑走)-15:39北股岳分岐15:50-(北股岳滑走)-16:40北股岳(泊)

[2日目]
4:50北股岳-7:19蝙蝠岳7:38-(蝙蝠尾根滑走)-9:23北股岳9:50-(北股岳滑走)-10:24北股岳分岐-12:25北荒川岳12:37-14:30新蛇抜山14:37-安倍荒倉岳-16:01新蛇抜山16:20-(15分休憩)-19:12北荒川岳(泊)

[3日目]
5:36北荒川岳-8:55北股岳分岐-(15分休憩)-10:13塩見岳東峰10:18-11:37塩見小屋12:00-14:18本谷山14:30-15:40三伏山15:56-16:14三伏峠小屋(泊)

[4日目]
2:59三伏峠小屋-4:10烏帽子岳-5:23前小河内岳-6:20小河内岳6:51-8:05前小河内岳8:20-(雪渓滑走)-9:13烏帽子岳9:30-10:30三伏峠小屋11:10-13:10鳥倉林道登山口13:30-14:08鳥倉林道駐車場

コース

総距離
約51.9km
累積標高差
上り約4,657m
下り約4,657m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、日本百高山の南アルプス蝙蝠岳、北荒川岳、新蛇抜山、安倍荒倉岳、烏帽子岳、小河内岳の6座と塩見岳で山スキーしてきた。
これまでの天気の推移を見てきて、積雪があって、かつ、雪がある程度硬くなって移動に支障が出ない条件となり、山行中の天気の崩れがあまりない天気予報が出てきたので、塩見岳エリア周辺の日本百高山6座の山スキーを狙ってみることにした。

1日目、鳥倉林道駐車場(ゲート)からスタートし、林道を進んで、鳥倉林道登山口から登山道ん入った。
林道と登山道下部では雪がわずかにあったが、登山道の上部になると積雪は5~10cmくらいだった。
三伏峠に登り、本谷山方面の登山道を進み、塩見小屋を経て、塩見岳頂上に登った。
稜線部の雪は、全体的に、硬い根雪の上にサラサラな新雪が少し乗っている感じで、アイゼンで歩きやすく、シールを使うことはなかった。
塩見岳東面に滑りやすそうな斜面があったのでスキー滑走した。
北股岳分岐に降りて蝙蝠岳方面に進み、北股岳の雪渓を滑走した。
北股岳を少し降りたところに、設営しやすそうな場所があったので、ここで泊まることにした。

2日目、泊まり装備を置いて、夜明け前の北股岳から蝙蝠尾根を蝙蝠岳に向かって進み、下りの雪付きがいい斜面で滑走した。
蝙蝠岳頂上に着く前にご来光を眺めた。
蝙蝠岳頂上に着き、周囲の山々を眺めた。
その後、蝙蝠岳頂上から北股岳方面に向かって滑走した。
蝙蝠尾根を北股岳に向かって進み、下りの雪付きがいい斜面で滑走した。
北股岳で泊まり装備を回収し、北股岳分岐に行き、北荒川岳方面に進んだ。
北荒川岳頂上に登り、頂上周辺部を滑走した。
その後、北荒川岳直下の新蛇抜山方面の登山道の平らなところに泊まり装備を置いて、先に進み、登山道の下りで滑走した。
北荒川岳から安倍荒倉岳への登山道(仙塩尾根)は、アップダウンが小さめで、ほとんど樹林帯で、オープンバーンでは積雪があるが、樹林帯の中は雪が少なかった。
新蛇抜山頂上は、登山道の本線から分岐して少し登ったところにあった。
新蛇抜山を滑走して登山道本線に戻り、安倍荒倉岳方面に進み、登山道の下りで滑走した。
安倍荒倉岳頂上も、登山道の本線から分岐して少し登ったところにあった。
安倍荒倉岳を滑走してから、泊まり装備を置いた地点に戻って、そこで泊まった。
この日までは晴れの予報であったが、この日の夜は気圧の谷が通過し、強風と5cm程度の降雪があった。

3日目、夜明け前に吹雪の中、泊り装備を片付けて、三伏峠に向けてスタートした。
最初は強烈な吹雪だったが、樹林帯の中の移動だったので、吹雪は弱かった。
三伏峠に戻る途中の塩見岳越えが心配だったが、進んで行くうちに、だんだん吹雪が弱まり、最終的には吹雪が止んだ。
塩見岳を越え、塩見小屋前で休憩し、本谷山を通過するころには雲の間から周りの景色が見えるようになり、三伏山を通過するころにはすっかり青空になって塩見岳がよく見えた。
三伏峠に着き、そこで泊まることにした。
この日はこのまま晴れて、次の日も晴れるかと思ったら、夜中に風を伴わずに5cm程度の降雪があった。

4日目、夜中に降雪があった割には、月の明かりで妙に明るかった。
ご来光を眺めるには絶好のチャンスと思い、3時に小河内岳に向けて出発した。
最初に烏帽子岳頂上に登ると、伊奈市から飯田市まで帯状の明かりの夜景が素晴らしかった。
月に照らされた塩見岳、荒川岳の眺めもなかなかよかった。
その後、前小河内岳を経て、小河内岳頂上に登った。
ご来光の30分前に小河内岳頂上に着き、ご来光を待っている間に小河内岳頂上周辺の雪渓を滑走した。
夜明け前寸前の中央アルプスのマジックアワーは、なかなか良かった。
極め付けは、雪をかぶった富士山の横から登るご来光。
日の出直前の水平線の日の出の位置の雲がオレンジ色でメラメラ輝き出してから、ご来光となった。
富士山とご来光をセットで眺めるには、南アルプスはとてもいい位置にある。
その中でも小河内岳頂上から富士山を眺めると、塩見岳と荒川岳の間の絶妙な位置に富士山がある。
夜中の降雪によって空気がきれいになり、富士山とご来光の眺めがとてもよかった。
この眺めこそ、「日出ずる国、日本」と思った。
感動した後、前小河内岳頂上近くの東面の雪渓を滑走し、烏帽子岳頂上周辺の積雪部を滑走して、三伏峠に戻った。
泊り装備を回収して、鳥倉林道登山口に降りて、鳥倉林道駐車場に下山した。
その後、家に帰った。

続きを読む

フォトギャラリー:99枚

1日目。鳥倉林道ゲート

鳥倉林道登山口

三伏峠

三伏山頂上

登山道

本谷山頂上

登山道

塩見小屋

登山道

塩見岳西峰頂上

塩見岳東峰頂上

塩見岳東峰頂上

塩見岳東峰頂上

塩見岳東面滑走

塩見岳東面滑走

塩見岳東面滑走

塩見岳東面滑走

塩見岳東面滑走

塩見岳東面滑走

北股岳分岐。蝙蝠岳へ

登山道滑走

登山道滑走

北股岳滑走

北股岳滑走。ここで宿泊

2日目。北股岳

登山道滑走

登山道。ご来光

登山道

登山道

蝙蝠岳頂上

蝙蝠岳頂上

蝙蝠岳頂上

蝙蝠岳頂上

蝙蝠岳頂上

蝙蝠岳滑走

蝙蝠岳滑走

蝙蝠岳滑走

蝙蝠岳滑走

蝙蝠岳滑走

蝙蝠岳滑走

登山道

登山道滑走

北股岳

登山道滑走

北股岳分岐。北荒川岳へ

登山道

北荒川岳頂上

北荒川岳頂上

北荒川岳滑走

北荒川岳滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

新蛇抜山頂上

新蛇抜山頂上

新蛇抜山滑走

新蛇抜山滑走

登山道滑走

安倍荒倉岳頂上

安倍荒倉岳滑走

安倍荒倉岳滑走

北荒川岳直下。ここで宿泊

3日目。北荒川岳直下

北荒川岳頂上

登山道

北股岳分岐。塩見岳へ

塩見岳東峰頂上

塩見小屋

本谷山頂上

三伏山頂上

三伏山頂上

三伏峠。この近くで宿泊。冬季小屋は使用不可

4日目。三伏峠

登山道

登山道

登山道

登山道

小河内岳避難小屋分岐

登山道

小河内岳頂上

小河内岳滑走

小河内岳滑走

小河内岳頂上

小河内岳頂上

小河内岳頂上。ご来光

小河内岳滑走

小河内岳滑走

前小河内岳頂上

前小河内岳滑走

前小河内岳滑走

烏帽子岳頂上

烏帽子岳滑走

烏帽子岳滑走

三伏峠

鳥倉林道登山口

鳥倉林道ゲート

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 登山靴 バックパック
スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 帽子 グローブ
サングラス 腕時計 カメラ ツエルト 非常食 行動食
トレッキングポール GPS機器 シュラフ テントマット スリーピングマット アウターウェア
オーバーグローブ アイゼン ビーコン ヘルメット
【その他】 スキー、兼用靴、シール、ウィペット

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

安倍荒倉岳

安倍荒倉岳

2,693m

新蛇抜山 

新蛇抜山 

2,667m

北荒川岳

北荒川岳

2,698m

塩見岳

塩見岳

3,052m

蝙蝠岳

蝙蝠岳

2,865m

本谷山

本谷山

2,658m

烏帽子岳

烏帽子岳

2,726m

小河内岳

小河内岳

2,802m

よく似たコース

蝙蝠岳 静岡県

秘境の頂から南アルプス南部の山々を見わたす

最適日数
2泊3日
コースタイプ
周回
歩行時間
10時間35分
難易度
★★★★
コース定数
49
塩見岳 長野県 静岡県

鳥倉登山口から塩見岳を往復する

最適日数
2泊3日
コースタイプ
往復
歩行時間
16時間
難易度
★★★
コース定数
63
塩見岳 長野県 静岡県

塩見岳から蝙蝠尾根を下る 前夜泊1泊2日

最適日数
1泊2日
コースタイプ
縦走
歩行時間
16時間15分
難易度
★★★★
コース定数
58
登山計画を立てる