行程・コース
天候
雪
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
日野山神社(中平吹町)の左側にも駐車場があるが、手前の公民館?の駐車場を利用。10台以上は駐車可能でトイレもある。
この登山記録の行程
駐車場(10:10)・・・日野神社・・・猪除けの柵(10:17)・・・室堂休憩所(11:03)・・・比丘尼ころがしの坂(11:19)・・・山頂(11:41)・・・北の社(11:57)・・・分岐点・・・鉄塔・・・平吹部落の登山口(13:33)・・・駐車場(13:44)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
子供の頃から仰ぎ見て育った日野山。
越前富士と呼ばれる整った山容で、雪を冠すると一段と美しさが増す。
ということで、帰省登山第三弾は雪の日野山に決定。
いつものように日野神社の登山口から歩き出す。ちなみにここで言っているのは中平吹町の日野神社で、もう一つ荒谷町にも日野神社があり、同じように登山口の一つになっているので、待ち合わせする場合は、ちゃんと町名まで入れて説明しておかないと間違える危険性があるので注意。
日野神社を過ぎて猪除けの柵の扉を開けて山へ踏み入っていく。
ほどなくして登山道は雪に埋もれ、白い世界へと変わっていく。
久しぶりすぎて初めての山に登っているような感覚だった。
真新しい雪面。一番乗りの幸せをかみしめながら、自分の足跡を付けていく。
「晴れてくれるかな?」と期待していたが、山頂手前から雪が舞いだしてきた。
積雪もいつしか膝を越えて、斜面で向き合うと倍以上の深さがあるように感じた。その雪を力任せにかき分けて、「比丘尼ころがしの坂」の急登を登っていくと、半分埋まった鳥居が見えた。
山頂へ到着。日野山、標高794.8m。越前富士との愛称で呼ばれている。
小高い丘の上にある社「日野神社」へご挨拶して、持ってきたリンゴと干し芋をお昼ご飯の代わりに食べる。
社の裏側からは、雲海に包まれた県境の山々が見えた。
日野山からの眺望と言えば、実は山頂の社よりもすぐ脇にある「北の社」からの方が個人的にはお気に入り。山頂の社とはまた違って、越前市内の全域がよく見渡せる。
北の社からは宮谷や萱谷等へ降ることができ、大きく広げたすそ野に向かって縦走感覚で歩けるお勧めのコースがある。
ということで今日は趣向を変えて北の社から平吹周遊コースを通って下山することにした。
転げ落ちそうになるような急登を駆け下り、分岐点で左へと進む。
平吹へたおやかに延びる尾根が実に素晴らしい。
遠くに聳える鉄塔を目印に長い尾根を縦走していく。
降り一辺倒ではなく、軽いアップダウンがとても心地よい。
P309.1のポイントから縦走路を離れ、点検道を使って平吹の部落方面へと降っていく。
高度を下げたことによって雪が解け始めていて、急な斜面に足がぬかるみ、気を許すと転倒しそうになった。
降り切ったところに猪の柵。これが山と下界の境界。扉を開けて下山終了。
最期に、歩いてきた縦走路を左手に見ながらアスファルトの道をテクテクと駐車場まで戻る。
雪の日野山周遊。これは癖になりそうだ!
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