行程・コース
天候
雪
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
日野神社を目指す。駐車場は10~20台は可能。市内は大雪だったので心配していたが、駐車場は綺麗に除雪されていた。
この登山記録の行程
駐車場(11:15)・・・日野神社(11:19)・・・室堂休憩所(11:56)・・・比丘尼ころがしの坂(12:16)・・・山頂(12:31)(休憩~12:46)・・・比丘尼ころがしの坂・・・室堂休憩所(13:02)・・・日野神社・駐車場(13:29)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
金曜日の夜からの寒波襲来で、市内の交通にも影響が出た程、一気に雪が積もった。
まだ、降りやまぬ中、程よく荒れた日野山を見て無性に登りたくなったので、トレーニングを兼ねて山頂にどの程度の積雪があるかを確認する。
時間は既に11時。午後から用事があったので、サクッと登ることにする。
雪が激しく舞っていたのでレインウエアを着ようかとも思ったが、ふかふかの雪が心地良かったので、全身雪にまみれて登るのもよしといつもの薄着で登ることにした。雪が降っている日は気温が安定していて、変な表現だがそれ程着こまなくても温かいものだ。
静かな日野神社を通り過ぎ、登山道に入ってく。地元の人から愛されている山なので、しっかりとしたトレースが続いている。足元にはふかふかの新雪。足を踏み入れるたびにふわりと舞う。それが楽しくて、どんどん勢いをつけて登っていく。
急登の古道を登っていくと、曲がり角のところで急に目の前に飛び込んできたものがあった。なんとスキー?。熊や鹿に遭遇したことは多々あれど、こんなにびっくりしたのは初めてかも。細い登山道の斜面を3人の方が器用に滑り降りてきた。木無山とか野伏ヶ岳のバックカントリーなら有名だが、こんなところでも滑れるものなんだとある意味感心した。
高度を上げるにつれて雪の量が比例して増えていく。「比丘尼ころがしの坂」付近で、膝を越えるが、綿のような重さなので全然気にならない。ちなみに、大比丘尼(びくに)ころがしとは、以前、女人禁制であった日野山に尼さんが登ろうとしたところ、 神の怒りに触れて転がり落ちた場所とされている。もともと粘土質の滑りやすい場所なので、それが祟りかどうかは分からないが、そんな解説の看板も今日は雪にすっぽり埋まっている。
山頂付近に近づく。雪は深いところで腰を超える。機関車のようにラッセルして登る。ついに山頂。いつもの若干違う風景なのは、最初に出迎えてくれる鳥居が半分以上雪に埋まっているせい。せっかくなのでギリギリの隙間を屈みながら鳥居をくぐってゴールイン。
スピードを落とさず登ってきたつもりが、新雪が滑りやすく手間取ってしまったせいか(言い訳?)、駐車場からここまで1時間16分もかかってしまった。
山頂の祠にお参りをする。横に刺してあったメジャーポールを見ると180cmの積雪となっている。本当??。180cmは大げさのような気もするが、まあ確かに1mはゆうに超えている。これなら奥越の山も程よい感じになっていることだろう。実に楽しみだ。
折角なので山頂でコーヒーを淹れて、しんしんと降る雪の中で温かいコーヒーのひと時を楽しみ、今度は駆け足のように山を下りる。
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