行程・コース
天候
初日:晴れ、2日目:晴れ
登山口へのアクセス
その他
その他:
谷川岳ロープウェイにて天神平へ
この登山記録の行程
【1日目】
天神平(08:00)・・・分岐・・・熊穴沢避難小屋(09:00)
【2日目】
熊穴沢避難小屋(07:00)・・・谷川岳肩ノ小屋・・・トマの耳・・・谷川岳肩ノ小屋・・・熊穴沢避難小屋・・・分岐・・・天神平(11:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
宿泊場所は熊穴沢避難小屋と天神平の中間に雪洞を設営す。コースタイムは不正確。
冬山教室の実技講習最終回。雪洞設営訓練と谷川岳登攀(トマの耳まで)。雪洞は指導教官の指示を受けながらひたすら肉体労働で掘削。効率良く上手に掘るには少なくとも1回は指導を受ける必要があると痛感する。6人が入る雪洞掘削に4時間程必要とした。出来上がった雪洞は十分に広く水滴が落ちては来るが実害は無い範囲で自画自賛の仕上がり。初めての雪洞泊に強い不安を感じていたが、全く寒くなくテントよりも快適に眠れた。なお、この時期、アルミ製シャベルでは歯が立たない。鉄製シャベルが必要。プラスチック製は論外。別のパーティーのテント設営時に破損(柄が破断)したと思われるシャベルも見かけた。
ワカンを使用した登攀訓練もあったが、足下が次々と崩れて汗だくになっても殆ど進まず苦労する。ある程度まともに歩ける様になるためにはかなり練習が必要かもしれない。自分の印象ではアイゼン歩行よりも難易度が高い。
帰路ですれ違った軽装の若い登山者に指導教官が装備を注意する。天候は完全に春だったためか、夏山の様な装備(滑り止め無しでピッケルも持っていない様子)で熊穴沢避難小屋方面に進もうとしている。自分の様な初心者が考えても明らかに危険と感じる。あれでは登れても下りられない。しかしながら、この様に注意してくれる登山者は少ないと思う。ベテランであっても「注意して逆ギレされたくない」と思って見ないふりをするのが多数派ではないだろうか。
自分は雪洞が完成してザックを背負って登山道から雪洞に下りる際、手抜きをしてピッケルもシャベルも持っていない状態で下ろうとし、足を滑らせて滑落している。幸い仲間に掴んで貰って止まったが、そのまま行けば安全対策で設置したザイルのお世話になる所だった。
コース状況は気温が上がっているために雪が日中に溶け、夜間に凍るため粒子が大きくなってグズグズと崩れやすい。登山道に凍結して居る場所は無く、むしろ地面(岩肌)が露出している箇所もある。
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック |
| サブザック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
| 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト |
| 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
| テーピングテープ | トレッキングポール | テントマット | スリーピングマット | ストーブ | 燃料 |
| ライター | カップ | クッカー | カトラリー | ローソク・ランタン | アウターウェア |
| オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル |
| ワカン | ショベル | ビーコン | ゴーグル | ロープ | カラビナ |
| 安全環付きカラビナ | スリング | ハンマー | ピトン |




