行程・コース
天候
快晴、至軽風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
新東名高速の「新清水IC」を出て国道52号線を右の「浜松・沼津」に向かいます。道なりに南下して「興津川」を渡った先の交差点「但沼」を右折して県道75号線で「和田島」方面に北上します。「中河内」方面に県道195号線を直進して「中河内川」から「樽川」沿いに北上を続けます。山に入り集落が少なくなると道が狭くなります。突き当りの路肩に駐車できます。手前左下の登山口にも空き地があります。「新清水IC」から約19km・30分です。
この登山記録の行程
県道195号線終点(05:55)・・・「ヒュッテ樽」(06:40)・・・登山道出合(07:15)・・・「高ドッキョウ」山頂(08:30)・・・樽峠(09:45)・・・「平治の段/南貫ヶ岳」山頂(10:30)・・・「ワサビノ岳/晴海展望台」山頂(10:55)・・・「平治の段/南貫ヶ岳」山頂(11:20)[昼食 10分]・・・樽峠(12:00)・・・「ヒュッテ樽」分岐(12:20)・・・県道195号線終点(12:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
4期靴を4年半ぶりに新規購入したので、3月の残雪クサレ雪でドロドロにならない山を
選びました。「高ドッキョウ」は山梨県と静岡県の両県から登れて「樽峠」から県境尾根を
歩きます。山頂では「山梨百名山」の標識が威張っていますが、両県にまたがる山です。
県道195号線の行止りから右の山側に新しく林道が造られていたので、行けると思って
登ったら途中で道が無くなり、強引に森の中を沢に下る、未開ルートからのスタートです。
沢沿いの登山道を登って行きますが、あちこちで崩落していたり、沢の岩を乗り越えたり
倒木で迂回したりと、かなり危険な行程が続きます。沢から離れ高度が上がるとやっと
登山道らしくなります。スタートから約40分で、個人所有の山小屋「ヒュッテ樽」の分岐に
着いたので、登山道から離れて尾上を登ると5分もかからずに「ヒュッテ樽」に到着します。
また尾根を登山道まで下るのは面倒なので、このまま尾根をガシガシ登る事にしました。
たまにピンクテープが有りますが当然道は無く、落葉落枝の普通の森を登って行きます。
バキバキと煩く踏み付け、ガサガサと低木をかき分けて登って行き、登山道に合流です。
県境尾根の山道を西へ進みます。「高ドッキョウ」は1100mちょいの山ですが、登山道は
結構危険が多く、狭小で崩落気味があったり岩場やロープが出てきます。飽きさせない
道でアップダウンを繰り返して高度を上げて行くと、最後の取り付きで、一気の160mの
高低差の直線の急登が待っています。「高ドッキョウ」山頂は、お決まりの「富士山」側が
切り開かれた少し広いピークです。休憩したら県境尾根を「樽峠」まで約410m下ります。
気持ちの良い尾根を下り、針葉樹林帯に入ると、静岡・山梨の両県からの道が合流する
「樽峠」です。そのまま直進して「平治の段」に向かい登り返しますが、先の見えない長い
階段地獄が始まります。登りきって穏やかな針葉樹林帯を抜けた突端が「富士山」側が
切り開かれた「平治の段/南貫ヶ岳」の山頂です。「高ドッキョウ」山頂よりも広い景色は
抜群です。さらに一度下って登り返すと、大絶景の「ワサビノ岳/晴海展望台」山頂です。
目前の「富士山」から「伊豆半島」まで見渡せます。新靴で靴ズレしたので今回の山旅は
ここまでです。「平治の段」で昼食後、長い階段で「樽峠」に戻り。静岡側に下りましたが
途中で斜面が崩落していて道を失い、沢の崖上まで迷いました。戻って崩落した斜面を
滑りながらロープで登ったら、「ヒュッテ樽」の分岐に出ました。往路での道の無い尾根を
強引に登ったのは正解でした。そして、流されて崩落したような沢沿いのルートを下って
茶畑のスタート地点に戻りました。静岡県側からは登られていないのか荒れ放題でした。
フォトギャラリー:58枚
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | ライター |
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