• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

☀ 2℃

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 上山高原小ヅッコ登山口Ⓟ 4台駐車可
現在 雪壁崩壊の可能性ありスコップ必携 朝方アイスバーン有

この登山記録の行程

小ヅッコ登山口Ⓟ8:30→アシュウ杉9:10→大ヅッコ9:50→10:25扇ノ山Ski&昼食13:10→大ヅッコ13:50→14:20小ヅッコ登山口Ⓟ14:40

コース

総距離
約8.6km
累積標高差
上り約760m
下り約756m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

↑901m ↓852m 9.8㎞ 5:56分
今シーズンは昨年より2週間くらい雪解けが早い。山スキーシーズンも最終番、昨年4月19日に打止めしたが、四月に入る今週末が打止めになるかもしれません。と云う訳で今回は60過ぎの新人Aさんも含め7人パーティーで扇ノ山へ出掛けました。

アプローチの除雪状況で、扇ノ山のシーズンは毎年変わる。今年は例年になく、最初に上山ルートが除雪できた。しかも、小ヅッコ小屋の登山口まで開いているらしい。2kmは稼げる勘定だ。では、ゆっくり出発かと思いきや、例年通りの集合時間。スキー好きは滑り優先、少しでも滑っていたいのです‥

登山口を8時半に出発、小ヅッコ小屋を目指します。今日のメンツは山Ski3人、テレマーク3人そしてワカンのMさんです。小屋上のタムシバを見に行ますが、まだ少し早く蕾状態でした。

次は県境尾根合流部の水とのふれあい広場分岐、その次はアシュウ杉が通過ポイントだ。余裕があるので、噴火口跡へ寄ることにし、みんなでアシュウ杉から西へ向かった。アシュウ杉のお地蔵様は倒れていらしたので、Mさんが起こして下さった。ところが、帰りに見ると再び寝っ転がって居らして、寝っ転がるのがお好きな地蔵様とお見受けした。

残雪の噴火口は、底に雪が積り、グリーンシーズンより浅く感じます。そしてこの時季ならではの残雪コースで登山道へ復帰。2度ほど中斜面を登れば大ヅッコ到着です。出発から1時間半ほどで登頂です。カト文アルプスの北端、兵庫立山を制覇です。

昨年登った仏ノ尾、青ヶ丸が梢の向こうに見えている。兵庫白馬と兵庫鷲羽だ。ちなみにこれから向かう扇ノ山は、山頂部が鳥取県なのでカト文アルプスに漏れている。進行方向には山頂避難小屋が見えているのだが、ここから一度鞍部へ下らねばなりません。

夏ならばブナの間の心地良い道なのですが、シールで下ると、密集したブナ林滑走でとても難儀な下りに変身するのです。株の周りの根開きによる穴にも要注意です…

鞍部から登り返せば山頂稜線へ乗ります。やがて展望デッキが見えてくれば山頂はすぐそこだ。デッキから鳥取市街が良く見えますが、今日は少し靄っています。湖山池ぐらいまでは見えていますが、大山は見えませんでした。

10時半、扇ノ山登頂です。先人さんがお2人いらして準備中です。1年ぶり⁇・・・の小屋に挨拶。早速滑走準備、11時半にお昼集合にして、それぞれの想いで滑走へ向かいます。Ski組は、皆さん雪の緩んだ東斜面へ向かい、Mさんは姫路コースを偵察に行かれます。

朝日を受ける東斜面は、丁度いいくらいに雪が緩んでNiceザラメ‼‥思わずホッホーと掛け声が・・ 300m程降りて1本目終了。登り返しもいつになく順調、下層の雪が締まっていて、壺足でも沈みません。シールは付けず坪足で登り返します。

小屋へ帰って小休止。皆さんお先に西尾根滑走に向かわれます。管理人は西斜面の状況を少し伺ってみますが、まだ硬く難儀しそう・・小屋でお昼にします。

皆さん集合して、お昼タイム。2階へ4人、脱ぎ履きの大義い爺様2人は1階で食事です。
1時間後ボチボチ食べごろ⁇と西斜面へ・・・すると、ドンピシャタイミング。とても気持ちよく滑れます。これぞザラメ滑走だ~下層は締まっていて、優しく・心地よくエッジが利いてくれます。沢底直前まで滑走して登り返します。斜面はかなり傾斜があり、いつもなら坪足では無理なのですが、今日は壺足キックステップで登れます。今日一番の御褒美でした。

小屋へ帰って下りへ向かいますが、東側へ荷をデポし、もう1本北側斜面を滑走して、大ヅッコの鞍部へトラバース気味に帰ります。ここからシートラで大ヅッコへ登りますが、ここも壺足で沈まず登れスムースに登り返せます。

アシュウ杉を過ぎ、小ヅッコ辺りの緩い登りはしんどいですが、ここを登り返せば県境尾根まで下りです。尾根のブッシュはいささか煩かったが、今日の滑走のオマケ程度、これも又山スキーの醍醐味です。

最後の下り地点へ来ると、下の道路が見えて来ました。ジャスト、小ヅッコ登山口へ滑り降りました。無事滑走終了…\(^o^)/
今日もお山・ザラメ雪に感謝デス…<m(__)m>

詳しいログはブログいずみやまでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2023/03/2023329bc-5-30.html

続きを読む

フォトギャラリー:18枚

立山を思わせる雪の壁

ショーブ池

山頂を望む

タムシバの蕾

満開のマンサク

アシュウ杉から噴火口跡へ寄り道

噴火口跡は雪で埋もれてる

大ヅッコまで来た

大ヅッコの下りはシール滑走

最後の登りは快適だ

稜線直下を登る

展望台で鳥取市街を俯瞰

山頂到着

青ヶ丸方向を俯瞰

西方向を望む

西斜面滑走中

登り返しはシンドイ

13時過ぎ下山へ向かう

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

扇ノ山

扇ノ山

1,310m

よく似たコース

扇ノ山 鳥取県 兵庫県

名勝地の檜蔵を訪ねるショートコース

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
1時間46分
難易度
コース定数
9
扇ノ山 鳥取県 兵庫県

河合谷高原からブナの稜線を求めて登る

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
2時間20分
難易度
コース定数
10
扇ノ山 鳥取県 兵庫県

深い渓谷とブナの自然林を訪ねる

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間53分
難易度
★★
コース定数
17
登山計画を立てる