行程・コース
この登山記録の行程
野地温泉(05:12)・・・土湯峠・・・鬼面山(06:12)・・・箕輪山(07:16)・・・鉄山避難小屋(07:45)・・・鉄山(07:56)・・・牛ノ背・・・安達太良山(08:31)・・・牛ノ背・・・鉄山・・・鉄山避難小屋(09:18)・・・箕輪山(09:55)・・・鬼面山(11:01)・・・土湯峠・・・野地温泉(11:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
過去に2回、安達太良山を計画するものの、天候不良(雷)により麓で断念、今回3度目のアタックとなる。
5月2日当初、新野地温泉相模屋旅館に宿泊を計画していたが満室であったため、ご主人に無理を言って車中泊のため車1台分の駐車場の間借りをお願いしたところ、快く受けて頂いた。
ご主人の話では「登山客は勝手に車を停めて登ってますよ。」と、言ってたが、旅館が土地を管理をしている以上、マナーとして仁義を通すべきと感じた。
5月3日04:20起床、車外に出て薄っすら明るさの出た景色を見ると眼下の福島市街は雲海に包まれ、04:40頃雲海の中から何とも言い難い見事な日の出を見ることができた。快晴、最初のご褒美か。朝食をとり、05:10新野地温泉登山口から入山する。
残雪のため、正規の登山道は分からず、リボンを目印に進むが、途中からリボンを見失いつつも旧土湯峠から正規登山道に合流、鬼面山を目指す。鬼面山を越え、箕輪山の上りに差し掛かるが200メートルほどの雪渓が残っているものの、適度な雪の締まりであっためキックのみで踏破する。箕輪山山頂からの展望は見事なもので、磐梯山、蔵王山、乳首はもとより、遠くには燧岳、残雪多き飯豊連峰、吾妻連峰や、その奥にまである名前の分からない山々を見渡すことができた。
きっと百名山のいくつかは見えていたと思う。
鉄山では沼の平の景観を横に見つつ足を進め、乳首を目指す。
安達太良山山頂、乳首に到着、山の神様に山行安全を祈願し、快晴の「ほんとの空」を見上げ、周囲を見渡し、見事な景観に、今年1番のご褒美を受ける。
来て良かった…心から、そう思った。
乳首からの景観をひと時楽しみ、帰路へ。
気温も上昇気味で、上りではさほど溶けていなかった登山道の残雪がかなり溶けだし、ぬかるみとツボ足の悪路へと変貌…最悪状態となる。
足元が泥まみれになりながらも登山口に到着、直ぐさま温泉に入浴する。
ここ、新野地温泉相模屋旅館の温泉は、弱酸性の硫黄泉で肌当たりの優しい良泉でした。
次に吾妻を計画する際、是非とも泊まってみたいと感じました。
「ほんとの空」、三度目の正直で感動を得た山行でした。
フォトギャラリー:35枚
何ともはや、幻想的な日の出でした。
鬼面山を目指す。
鬼面山から見た箕輪山
磐梯山
吾妻連峰
箕輪山から安達太良山方向
左奥に飯豊連峰、右側手前が吾妻連峰
鉄山三角点
安達太良山三角点
乳首祠
箕輪山の雪渓。キックでOK
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
| 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン |
| トレッキングポール | ライター | ||||
| 【その他】 携帯トイレ、AMラジオ | |||||




