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九鬼山-高指山-高畑山-230412

九鬼山-高指山-高畑山( 関東)

パーティ: 1人 (martygeros さん )

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行程・コース

天候

快晴 のち 薄曇り

登山口へのアクセス

電車
その他: 高幡不動(5:02) - 北野(5:10/5:13) - 高尾(5:23/5:43) - 大月(6:19/6:32) - 禾生(6:43)
電車はほぼ全員通勤・通学客…空いていました。

この登山記録の行程

禾生駅(06:44)・・・登山口(06:56)[休憩 4分]・・・池峰分岐(07:19)・・・富士見平(7:44)・・・九鬼山(07:46)[休憩 2分]・・・富士見平(7:51)・・・杉山分岐(7:54)・・・914mピーク(8:04)[休憩 3分]・・・展望地(08:25)[ルートロス 21分]・・・高指山(09:16)・・・桐木差山(09:23)・・・鈴ヶ音峠(09:34)・・・登山道入口(09:48)・・・大桑山(10:19)・・・高畑山(10:39)[休憩 21分]・・・沢分岐(11:39)・・・小篠貯水池(11:58)・・・鳥沢駅(12:24)

コース

総距離
約15.1km
累積標高差
上り約1,586m
下り約1,694m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今日は中央線沿いの山稜繋ぎです。昨年向こう脛の皮を剥いだ無念の九鬼山から高畑山の間がぽっかり抜けている事に気付き計画。意外に距離・高低差もあり、コース定数は31.6と中堅どころ。
天候が崩れる予報もあってなのか、登山客の姿は皆無の中央線-富士急行を乗継ぎ、早朝の禾生駅に降り立つ。空は快晴…ふじ道をてくてく歩いて(電光表示に11℃)目印の落合水路橋を右後方に眺めつつ路地を入って程なく登山口の神社。今日はBDのディスタンスz110cmを投入。上もベースなし半袖ミドルにアームカバーでスタート。取付き口から高度を上げ汗も吹き出した頃尾根の池峰分岐へ到達。陽射しも明るく急登へ入り天狗岩への分岐も過ぎて汗みずくで富士見平へ。その先僅かで九鬼登頂。この時間帯は大気も澄み切って富士が美しい。山頂傍に咲く躑躅も眼を和ませる。
取って返して富士見平からも富士を撮影。尾根筋の縦走に入る。杉山新道の分岐を過ぎ、914mピークへ向う途中から風が強くなって来た。ピークを過ぎて下る途中、足下に薄紫の可憐な花…タチツボスミレだろうか、その先でも度々目にする。小さくアップダウンしながら進む先…左手の鹿ネットに沿って進む。何も目印はないが位置的に展望地の辺り…なんだが周囲は樹林帯でその名は奇怪しいだろう…と歩むが、その先でコースアウト…。疲れていたのか、何だか踏跡も怪しくなってきたなと気付くまでチョイと時間がかかった…。改めて確認すると尾根筋を下っていたのだが、その先は深桂橋を経由して朝日小沢へ繋がるルートらしい…山と高原地図には踏跡分岐とあるが、本道を見失ったのが何故か判らぬ…。褒められた話じゃないが…鹿ネット横の急斜面を登り返すのが嫌で分岐まで戻らず斜面をトラバって本道へ合流。
その先は順調に高指山に登頂し、桐木差山も経由してオンタイムで鈴ヶ音峠へ辿り着くが、ロス20分の負荷は意外に高くその後の進行に大いに影響…。林道を進みつつ仰ぎ見る桜を愛で、ドコモの関係者外通行禁の看板に訝りつつ鎖ゲートを越えて車道を進むがなかなかの急勾配。再度現れた指導標にホッとしながら再び登山道へ入るが突坂山迄の登りはキツかった…。だが前方に現れる大桑と少し右手奥に控える高畑の峰を見て気分はブルー…。登り返しの比高は300mと鈴ヶ音からは結構登ったよな…と言う実績で気合を入れて少し砂地の小刻み九十九を黙々と征し、大桑へ登頂。後もう少し…だが、二座の間に岩陵とあるので注意深く進む。さて現れたのは短いながらも左右切れ落ちたナイフリッジ…跨がって腕と尻で跳び箱の上を移動するが如く乗り切る。高幡の峰はその先僅かで征す。だが惜しむらくは強風の所為か富士にかかる雲と注意報まで出ている黄砂の影響で鮮明な姿は拝めずだった。
高畑山頂で昼御飯を短く終え、下りに入る。このルートを下るのは初めてだが良い途だ(登りの時もそんな記憶あり)。以前に判らなかった仙人小屋跡も把握し沢へ無事到達。穴路峠ルートを下り、随分工事の進んだ小篠貯水池を眺めながらゲート扉を通って車道へ。桂川の渓谷も見納めて、無事鳥沢駅へ到着(丁度高尾行き上り列車が入線)。
これで本当に大月-四方津間の南側の尾根繋ぎ踏破は完了となります。

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フォトギャラリー:38枚

陽射しに輝く早朝の禾生駅を出発。

落合水路橋をふじ道から眺める。

登山口の小さなお社。

予定より少し早めに富士見平へ到着。

朝日が射す九鬼山頂。

朝早いときには、綺麗に姿を見せてくれていた富士。

九鬼山頂の傍らに咲く躑躅。

富士見平へ戻って来ました。

だめ押しの富嶽秀麗図。

杉山新道の分岐を通過。

914mピークを通過。

914mピークからの下りで見つけた足下のスミレ。その後、度々見かける。

左手に鹿ネット現る。暫くネット沿いに進む。

この辺り、展望地と言われてるんだが…見通しは全くないな…。

尾根縦走の途の様子…とこの時は思ってましたが…。実はコースアウトしてました。

随分外れてから気付いて、漸く本コースへ戻って来た…やれやれ…。

高指山頂。コースアウトして戻ってから結構体力もロス。

桐木差山頂。木立を通して丹沢方面が臨める。

縦走路は、とかく倒木が多い…。ここは三本ぐらい立て続けに道を塞いでいた辺り。

鈴ヶ音峠へ。アスファルトの人工物を見ると何故かホッとする。

林道から仰ぎ見ると未だ桜の盛り(平地は既に葉桜へ変貌しつつある)。

鎖ゲートを跨いで林道支線突入…と左手の看板に注意書き「NTTドコモ猿橋無線中継所の専用道路となって…関係者以外の通行を禁じます…最近頻発して廃棄物の不法投棄…」。ふむ、ハイカーはいいよね?…。

再び、登山道へ突入。

急斜面を喘いで登ると、突坂山頂。新緑の芽吹きが美しい。

苦しい闘いを終えて大桑山頂へ到達。

もうすぐ、高畑山頂…なんだが…行く手を阻む倒木。

おっと、ナイフリッジの登場だ…左右の切れ落ちたやつ。流石にこれを立って歩くのは嫌だ…。

陽光あふれる高畑山頂を漸く踏んだ…。さあ、昼飯だ。

秀麗富嶽十二景も天候と黄砂の前に成す術もない…。

鳥沢へ向けた下山途上、仙人小屋跡はここだったのか。

木洩れ日に輝く鮮やかな新緑…思わず撮影。

沢分岐へ到着。

工事の進む小篠貯水池。1年振りに見たが逃がし水路が完成している…。

入口のゲートもそのまま。

集落へ下りて来て、春霞の山並みを遠望。

桂川の渓谷。

鳥沢駅へ到着。

標準タイムとの比較。

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 修理用具 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール
GPS機器 カップ カトラリー

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登った山

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