塔ノ岳から宮ケ瀬　丹沢

小屋泊

塔ノ岳、丹沢山（関東）

2023.04.19（水）～2023.04.20（木）

パーティ： 1人 (マサヒタさん )

マサヒタさん

行程・コース

天候

初日晴れ時々曇り、2日目晴天

利用した登山口

大倉　三叉路　

登山口へのアクセス

バス
その他：往路　渋沢駅から大倉までバス。
復路　宮ケ瀬宮野平から本厚木までバス

この登山記録の行程

【1日目】
大倉(10:50)・・・観音茶屋(11:16)・・・雑事場ノ平(11:39)[休憩 10分]・・・駒止茶屋(12:30)[休憩 15分]・・・小草平(12:56)[休憩 10分]・・・茅場平(13:35)[休憩 5分]・・・花立山荘(14:14)[休憩 10分]・・・金冷シ(14:51)・・・塔ノ岳(15:17)

【2日目】
塔ノ岳(06:15)・・・丹沢山(07:18)[休憩 50分]・・・本間ノ頭（東峰）(10:00)[休憩 10分]・・・高畑山(11:48)[休憩 10分]・・・御殿森ノ頭(12:14)・・・三叉路(12:55)

コース

総距離: 約19.3km

累積標高差: 上り約2,184m; 下り約2,160m

コースタイム: 標準10時間20分; 自己9時間7分; 倍率0.88

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

丹沢には尾根に山荘が4つある。
塔ノ岳に尊仏山荘
丹沢山にはみやま山荘
蛭ヶ岳には蛭ヶ岳山荘
檜洞丸には青ヶ岳山荘
途中の蛭ヶ岳山荘とみやま山荘には泊ったことあったけど
最初の山になる塔ノ岳や檜洞丸では泊ったことがなかった。

塔ノ岳は、大倉登山口から約3時間40分、ヤビツ峠登山口から三ノ塔経由で片道約4時間と、日帰りで往復できる絶景スポット。なんだけどそこに泊まる醍醐味は、夕日や湘南の夜景、雲海から登る朝日を眺めることが出来ること

というわけで4月の登山は、神奈川県の屋根　丹沢　塔ノ岳の尊仏山荘に一泊し、丹沢山、丹沢三峰を経て宮ヶ瀬に下る丹沢満喫のコース。
水平移動19km　累積標高差2,000m　コースタイム合計10時間20分。
おととしこのコースを宮ケ瀬から大倉まで日帰りで行ったけど、今の自分にそんな体力はございません。

初日。11時に大倉から通称バカ尾根を登り始める。おそ！
なので真ん中ぐらいの堀山の家が13時、花立山荘あたりが14時。
通常日帰りであれば14時でも下るのは遅い時間。自分だったら13時前でしょうね。
降りる方に声かけられます。「泊まりですか？」
まあこの時間に登るのは宿泊か、ナイトハイク覚悟の登山者か、素人のどれかである。
「ええ、塔ノ岳に今夜は泊まって、明日は丹沢山抜けて宮ケ瀬に」
途端、羨望に代わる。自分もそうだったんですよ。

塔ノ岳に15時過ぎ到着。流石山頂は風で寒いけど、富士山が良く見えます。
お湯を沸かしてカップラーメンとお茶を飲んで落ち着く。
同角山稜以外はほぼほぼ踏破した丹沢の稜線を堪能。足柄に雲海。
尊仏山荘で受付。宿泊は6人で、2階の6部屋をそれぞれに割り当てたので1人一部屋の角部屋でした。
週末は満室みたい。宿の方に携帯に海外の方だろうか。「Weekend。Full！キテモ　トマレマセン！」って伝わったのか。
夕食はカレーライス。甘口なんだけど、カレー専用スパイスソースで調整するみたい。そんなのあるんだね。静岡のSAで売ってるそうです。
そして食事の後は、富士山に落ちてく夕日を眺める。空は青から藍に、そして漆黒に代わる。雲があるようで星は見えない。
反対方向の湘南の海岸線沿いに街の灯がともり始める。
これが見たかった。
ちなみにSoftbankのアンテナは１つか２つ。FM聴きながらあっという間に就寝

2日目
ガタガタの音で5時前に目が覚める。そうだった。日出が5時少し過ぎ。
山頂へ出向くと、大山から宮ケ瀬方面に雲海が発生し、その向こうから朝日が昇ってくる。
大山までの表尾根沿いより山側に雲海が出来るとは。
反対方向の富士は朝日を受けて、赤というか紫っぽく染まる。晩夏から晩秋だと赤くなるらしい。それはいつかの楽しみにしておこう。
写真は塔ノ岳の朝です。

朝食後は、すぐに丹沢山を目指す。多分、塔ノ岳から丹沢山の稜線が丹沢の中でも好きな場所だと思う。
丹沢山でコーヒーを沸かし、ゆっくりしてから宮ケ瀬方面へ。丹沢三峰のアップダウンが足に来る。
結構険しいし、鎖場も存在。ブナの新緑がまぶしい。
ここで会った方2名。
10kmほど歩いてようやくのゴール。
最後の方急ぎました。
宮ケ瀬から厚木行きのバスを待つと、ほぼぴったりに来た。

今回は登りで水2.5リットル。山荘で1リットル追加で3.5リットル消費。気温が高かったせいかギリギリの量。
丹沢の環境としては鹿が増えたように感じる。そしてヒルは見なかったけど、暑いのが早いのでこれから遭遇するのかも。

秋になって蛭もいなくなったら、寄からユーシン渓谷に入り同角山稜を登り檜洞丸で青ヶ岳山荘宿泊といきたい。

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア	登山靴
バックパック	スパッツ・ゲイター	ヘッドランプ	傘	タオル	帽子
グローブ	サングラス	着替え	地図	コンパス	ノート・筆記用具
腕時計	登山計画書（控え）	ツエルト	健康保険証	ホイッスル	医療品
行動食	トレッキングポール	ストーブ	燃料	ライター