行程・コース
天候
1日目:晴れ 2日目:晴れ後曇(時々雨)
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:浅草(東武)→相老(渡良瀬渓谷鉄道)→通洞
復路:通洞(バス)→日光(東武)→浅草
この登山記録の行程
【1日目】
銀山平(12:45)・・・一ノ鳥居(13:55)[休憩 15分]・・・庚申山荘(15:30)
【2日目】
庚申山荘(05:10)・・・庚申山(06:30)[休憩 10分]・・・鋸山(09:20)[休憩 20分]・・・不動沢のコル(10:10)[休憩 15分]・・・皇海山(11:20)[休憩 15分]・・・不動沢のコル(12:15)[休憩 10分]・・・鋸山(13:10)[休憩 10分]・・・六林班峠(14:20)[休憩 10分]・・・庚申山荘(17:00)[休憩 40分]・・・一ノ鳥居(18:50)・・・銀山平(19:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
クラシックルートで皇海山に登る。
わたらせ渓谷鉄道通洞駅からタクシーでかじか荘に向かい、お昼ご飯を食べる。メニューも豊富で、山菜ソバと唐揚げを食べたが、とても美味しかった。かじか荘で、宿泊する庚申山荘の宿泊料金を支払う。平日は管理人さんが不在のようだ。本格的な登山道が始まる一の鳥居まで林道を4kmほど歩く。鮮やかな新緑やアカヤシオを観ながら歩くのは気持ちが良い。1時間ほどで一の鳥居に到着。ここから本格的な登山道が始まる。沢沿いに登山道があり、幾度か渡渉を繰り返す。百丁目から先は徐々に傾斜が増して生き、岩の間を縫うように高度を上げて行く。途中に奇岩が点在するので写真を撮りながら庚申山荘を目指す。1時間20分程で庚申山荘に到着。山荘には先着のパーティが3組ほど居て、思い思いに過ごしていた。小生も寝床を確保し外のベンチで持参のウイスキーを呑みながらノンビリ過ごす。山荘内に水場があり飲用出来るが、細かい落葉が少し入って居るので使用時は落ち葉が入らないように注意が必要だ。晩ご飯を食べて早朝出発に備え早めに就寝。
二日目は早朝5時過ぎに登山開始。高度を上げて行くと岩や梯子が現れ急登が続く。山頂に近づくと緩やかな登山道に変化し1時間30分程で庚申山に到着。庚申山から少し下った地点からは、皇海山・鋸山・日光白根山・男体山を望むことが出来る。ここからアップダウンが連続する。1時間20分程で薬師岳に到着し、ここから鎖場やトラバース、痩せ尾根のある急峻なアップダウンが連続する。鎖場は手がかり、足がかり少なく鎖に頼りながら下る。一人ずつ下るので時間もかかる。鎖場の経験が浅い方は苦労する。薬師岳から鋸山まで1時間20分もかかってしまった。山頂で行動食を食べて暫し雄大な景色を眺めながら小休止。鋸山から不動沢のコルへの下りがこのコース一番の難所かもしれない。岩場や滑り易いガレ場が連続する。不動沢のコルから皇海山への登り返しが始まる、徐々に急登へ変化し、雪も現れる。1時間ほどで皇海山に登頂。樹林帯に囲まれた山頂からは展望が望めず、歩行距離の長い周回コースで下山するため、休憩もそこそこに下山開始。鋸山に登り返し六林班峠へ向かう。高度を下げていくと滑り易いクマザサ帯に変化し、そこから40分程藪漕ぎが始まる。足下を注意深く見ながら歩かないと本道を外れたり、高い段差があったりする。頭までの笹藪ではなかったがマークを確認しながら歩かないと本道を外れる。六林班峠からは山腹を巻きながらの長い下りになる。同じような景色の繰り返しであまり楽しくない。1時間ほど歩くと雨が降り出し遠くで雷も発生してきたので、下山を急ぐ。17時に庚申山山荘に到着。雷の発生具合と休憩をかねて40分程滞在。雷が遠くになってきたので下山開始。滑り易い登山道と脚の疲れでスピードアップが出来ない。やっと宿泊先のかじか荘に到着し温泉で疲れを癒やす。翌日、わたらせ渓谷鉄道通洞駅まで送っていただき、バスで日光へ向かい東武鉄道で帰路へ。
予想をはるかに超える連続した鎖場、痩せ尾根、トラバース、藪漕ぎといったバリエーションを堪能でき、思い出に深く刻まれた山行であった。
フォトギャラリー:47枚
かじか荘でお昼ご飯と登山準備
銀山平から登山開始
一の鳥居まで3.9kmの林道歩き
鮮やかなアカヤシオ
天狗の投石
一の鳥居に到着
新緑の中を歩くのは気持ちが良い
逞しい
水量が豊富な山域だ
百丁目に到着
鏡岩
夫婦蛙岩...二匹が重なっている
岩の間を縫うように高度上げて行く
仁王門...中を潜る
勝道上人・大忍坊碑
庚申山荘に到着...ここで宿泊
二日目、庚申山へ向かう
登り始めから急登
梯子場が何カ所かある
鎖場
トラバースして梯子を登る
一の門を潜る
大胎内...ここはスルー
雪が残っていた
標高1,892m庚申山に登頂
山頂から少し進むと鋸山と皇海山が見える
薬師岳に登頂
皇海山が近づいてきた
日光白根山と男体山も見えた
白山に登頂
白山からの鎖場...ほぼ垂直の感覚
岩場をトラバースし梯子を登る
痩せ尾根を登る
梯子を登ってまた下る
標高19,989m鋸山に登頂
鋸山から皇海山を望む
アップダウンを繰り返す鋸尾根
不動沢のコルから鋸山を望む
高度を上げると岩が多くなる
所々で雪が残っていた
標高2,143m皇海山に登頂
山頂標識
不動沢のコルと鋸山の間は滑り易い
六林班峠へ向け下山開始
藪漕ぎが辛い
六林班峠に到着...ここから庚申山荘へ向かう
庚申山荘に到着すると虹が出ていた
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
| ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
| ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |




