早池峰山

日帰り

早池峰山（東北）

2022.06.13（月）

パーティ： 1人 (黒菱さん )

黒菱さん

行程・コース

天候

晴れ、山頂部は雲の中

登山口へのアクセス

マイカー
その他：麓の岳集落の駐車場

この登山記録の行程

Start(04:17)・・・鶏頭山(06:47)・・・中岳(08:44)・・・早池峰山(10:06)・・・五合目・御金蔵(10:49)・・・小田越(11:24)・・・河原坊(11:44)・・・岳(13:02)

コース

総距離: 約20.9km

累積標高差: 上り約1,764m; 下り約1,775m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

仕事で土曜出勤があり、平日休みをもらえたので、人気の山に行くことにした。
先日に山開きがあったという早池峰山。

早池峰山は三つの峰から出来てるそうなので、
それを一回りしてこよう
麓の岳集落の駐車場からスタート。
まずは、七折ノ滝へ。
駐車場についたときにすでに明るくなってたことに焦って出発したので、先日から疼いている通風の薬を忘れたことに気づく。
発症しませんように。

滝は上の方でひょんぐっていて、あらぬ方向に吹き出ていて面白い。
滝でおにぎり朝食したら1つ目のピーク鶏頭山へ
崩れやすい急斜面を這い上がるのだが、上がって登山道が見つけにくい。
一度違うところに入りかけた。
本線に乗っても、そこからもずっと急な登り。
笹薮を経て岩場が出るとニセ鶏頭山。

梯子のある岩場を上がると、崖が早池峰山の方へずっと続いている。
火山系の山の外輪山なのかな？と思ってしまうが、プレートのぶつかり合いによってできているのだとか。
なるほど、山の北側はなだらかになっている。南側がプレートのぶつかり合いで隆起したところなのだろうか。

鶏頭山は穏やかな山頂。
ここから、稜線歩きになる。
平坦地が多かった気もするが、景色の良いところに立つと結構登っていてびっくりする。
稜線の縁の崖っぷちでは、高山植物が色とりどりに咲いていた。

岩の回廊を歩くところもあって周囲の景色はあまりよくないので、自分がどれだけ登っているか分かりづらい。
そして、思ったより先に進めない。

一定の標高に雲があるので、早池峰山頂は展望は望めなさそう。
中岳あたりまでは、下界の景色がよく見えた。
岩と松の間を歩いたり、岩の上を渡っていったり、かなりアスレチック。

早池峰山山頂に近づくと高かった松が低くなり、森林限界をこえる。
足元の岩の間に黄色い小さな花がたくさん咲いていた。
風を遮る木々が無くなるので風も出てきた、さらに、ガスの中に入り小雨も降ってくると寒くなってきた。

やっとの事で山頂に到着したが、
周囲は真っ白なので、そそくさと避難小屋でラーメンタイム。

下山は小田越コースを降りる。
雪の残る山上のなだらかな道を進むと、
巨石をはしごで下る所は、思ったよりあっという間に終わってしまったので、楽しむ暇なく通過。
そこからは岩場のある開けた下り。今度は白い花が。多分チングルマ？
お花畑が広がってるので、登りも下りも花を愛でながらゆっくり登れそうだ。

頂上部の雲から抜けると眼下の景色が一望できた。
あー、あんなところまで降りるんだなって。
滑りやすい蛇紋岩なので、濡れてなくても滑る。何度かスリップ。
石を落とさないように気を付けながら降りる。

樹林帯に入ると道は少しゆるくなる。木道も現れる。
登山口まで駆け下りてきた。
向かいにある薬師岳も登ろうなんて考えていたが、雲の中だし、疲れたのであきらめた。

小田越登山口からは8キロの車道歩き。
余った柿の種などを食べながらのんびり降りてきた。

最後に早池峰神社でお参りして、ゴール。
なかなかの長距離だった。

着替えを済ませて、東京まで、高速ドライブ。
憧れてた早池峰山に登れてよかった。

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