行程・コース
天候
晴れ 多少雲有り 風ほぼ無し
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
谷川岳ベースプラザ 屋内有料駐車場 ¥500 / 日
下山は天神平から谷川岳ロープウェイ利用 片道 ¥1800
この登山記録の行程
土合口(07:20)・・・ガレ沢のコル(09:30)・・・トマの耳(10:45)・・・オキの耳(11:00)[休憩 50分]・・・一ノ倉岳(12:50)[休憩 25分]・・・オキの耳(14:05)・・・トマの耳(14:17)・・・谷川岳肩ノ小屋(14:25)[休憩 20分]・・・熊穴沢避難小屋(15:42)・・・分岐・・・天神平(16:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
西黒尾根、しばらくは美しいブナ林の中を歩く。樹林帯の中は多少急登だが、足元は悪くなく、特に歩き難さはない。1時間15分程で樹林帯を抜け、稜線へ出る。ここから鎖場が続くガレ場歩きが始まる。左手に天神平のロープウェイ駅を望みながら少しずつ高度を上げていく。右手にはマチガ沢の雪渓が時々姿を見せる。
西黒尾根中盤以降、確かにひたすら急登が続くが、鎖場はいずれも短く、危険箇所はあまり無いと感じた。切れ落ちているような箇所もほとんど無く、全身を使って山をよじ登っていく感じがとても楽しい。見上げれば谷川の両耳、見下ろせば遠く水上の街。向こう正面には白毛門〜朝日岳が眼前に迫る。トマの耳まで、最高に楽しい時間。小蝿とブヨがまとわりついて来ることだけがストレス。
トマの耳からオキの耳まで15分程。ここで一ノ倉沢を望みながらのんびりとランチ。前後どちらを向いても、シーツのドレープのように山が連なっており、谷川岳が東西南北、稜線の交差点であることを実感する。その後は一ノ倉岳まで、一ノ倉沢を上から覗きながら歩く。このセクションが細かなアップダウンが続き、強い陽射しも相まって意外と疲労した。最後、一ノ倉岳へは一度標高1850mまで高度を下げてからの急登。1974mまで一気に上がる。
クマザサに覆われた一ノ倉岳から少し北側へ下りて、越後湯沢方面の光景を目に焼き付け、再び谷川岳へ戻る。肩の小屋でしばらく休憩させてもらった後、天神尾根を下る。最後はロープウェイ 15分で麓へ。天候に恵まれ素晴らしい一日だった。