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花は終わってしまったか?雨飾山(前日発で駐車場確保狙う)

雨飾山( 上信越)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

☀  無風で非常に熱かった

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 前回同様下道で向かいます当初のナビは碓氷バイパス経由だったのが途中から倉淵より河原湯を過ぎ鳥居峠より上田へ、
松代を抜けて白馬街道に入って白馬へ
トンネル越した交差点より小谷温泉経由で雨飾り高原キャンプ場へ、

この登山記録の行程

【車移動】7月28日
            自宅      13:55
 18:49  雨飾りキャンプ場
【山歩き】7月29日
        雨飾りキャンプ場    4:45 
  5:32    ブナ平       5:38
  6:07    荒菅沢       6:12
  6:48  第二急登中間点で休息  6:55
  7:22     笹平       7:33
  8:00    雨飾山       8:40
  9:03     笹平       9:07
  9:55    荒菅沢      10:07
 10:14   荒菅沢展望台    10:14
 10:36    ブナ平      10:42
 11:20   雨飾りキャンプ場
【車移動】
         雨飾りキャンプ場  11:42
 11:50    露天風呂     12:35
     入浴料金   寸志(2人で200円投入)
  雨飾りキャンプ場からの距離     3.0km
        〃    時間     8分
 12:48    「蛍」     13:46
 17:35    自宅   

※ 総歩行時間(休息時間含む) 6時間35分
  休息時間          1時間31分

コース

総距離
約7.7km
累積標高差
上り約1,086m
下り約1,086m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

前日の雨飾りキャンプ場の駐車場はまだ数台で起きると20台ぐらいに増えていました、夜間は涼しく山へ来たなと実感し眠りに着きました。しかし翌日の登山日は朝から気温が高くなり無風でますます体感温度は上がる一方の過酷な暑さの中に山歩きでした(赤城山の方はここより100Mぐらい低いが涼しいですよ)

【山歩き】7月29日
当日は明るくなった4時半過ぎに出発し木道終点の登山口急登入口より急登となります、

 朝は早いのに暑く又風もなく日射しこそ受けない登山路ですが汗びっしょり、花はもうすでになく早く次の目標地点(ブナ平)に着くことを祈りながら着き一服いれます、いつもは、水はあまりの飲まないのですが発汗作用と暑さで給水、

 その先はじわじわとくる登りで平らは所の泥濘はなく荒菅沢の下りに入るすぐに布団菱の見える展望地点で歓喜の景観が目の前に現れました、

 後は急坂を降りて荒菅沢に到着、もう残雪は布団菱が見えるスラブ下部にちょっと残っているだけでした、ここで沢の冷たい水を飲み休息後いつもの急登稜線尾根に取り付きます、

 樹林帯を抜け、日射しをまともに受ける尾根道となるともう暑さはクライマックスと思えるほど暑い風は全くなく朝なのにこの暑さは体力を奪います、途中で水分補給と体力回復を狙って中間あたりで休息、

 この辺より花が目立つようになってきました、オミナエシ、ママコナ、コメツツジ、キボウシと梯子階段を幾つか越して笹平に到着しここで休息、期待していなかった花はいっぱい、ポケットから出したカメラレンズは汗で曇っているのを気づかずにシャッターを押していましたよ、ここで下山で来た奈良のお兄ちゃんと話し込む、

 山頂にはまだ人影が少なく先の稜線歩きとなったら花畑が広がり始めた、池の脇より最後の急登登りは両脇の花を見ながら、ソバナやミヤマウツボグサ、フキ、キボウシがいっぱい、山頂に出る少し下の斜面は完全に花畑化していました、

 誰もいない山頂に到着も展望はこの暑さの影響か白馬岳でも霞みがかった展望、晴れてはいるが遠望は無い、乙女の横顔を見ながらノンアルで乾杯ししばらく休息、乙女の横顔の登山路を歩く登山者の姿を眺め、山頂に咲いている花鑑賞歩きをして、石碑のある山頂へ下山時に行くと昨夜駐車場で話した大阪の登山家が登ってきました、

 その後栃木県より来た若い子と古賀志山の話をしながら下山開始、お花畑の中激下り、スライドで良い休息がとれる、途中上半身脱ぎすてて休む若者もいましたね、熱いのだ!笹平まで栃木から来た若者と一緒に歩いて、

 笹平で又一服、激下り尾根の下りで梯子階段が現れる前で転倒し胸を撃ち立ち上がったら後ろから妻が滑り落ちてきて俺が防波堤となっていました、その後は慎重に下山(いつもですが)の登ってくる登山者は登り優先ですが皆さん「休みますからと」先を譲ってくれる(皆さん暑さと急登に疲れているのですね)、

 どうにか荒菅沢まで降りて、この沢で子連れ家族が数組(たぶん同じグループ)沢水遊びで遊び回っている、俺も頭から沢水を浴びて水がぶ飲み休憩、頭からかけた沢水冷たく気持ちよかった(ここだけね)

 沢より登り返しで荒菅沢展望台を過ぎるとすぐに台地にです、また温室内の下山が始まる、

 ブナ平で休息をとっている間に大阪の登山家は一気下りと行ってしまいました、急登下山も終わり平和な木道歩きと最後の登りで駐車場ヘ到着、

【温泉と車移動】
 発泡スチロール内の氷は全て温かい水となっていて自販機でコーラーを買って炭酸がのどを潤す、その後小谷の露天風呂で汗を流し、レトロ調のいつもの蕎麦屋「蛍」で蕎麦と天婦羅を昼時だったので小一時間要しました、後は車のクーラーを利かせねばならない山間部でも30度を越え山間部を抜けて長野より妙義まで高速利用、そして18号17号で自宅へ無事帰還・・・こんな熱い山登りは初めての経験かな(熱中症一歩手前、頭が運転中痛くなっていました)

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フォトギャラリー:54枚

朝早くから登り始めます
ここより下の急登開始

急登がひと段落して
ブナ平で休息を入れる

全く花はないね、
サンカヨウの紫色になった実

やっと見どころの荒菅沢の展望台より
素晴らしい景観
雨飾山の布団菱

荒菅沢に到着
もうすでに汗びっしょり
冷たい沢水を飲む

雨飾山山頂は毎回どれかわからないが
いつも写真を撮る
残雪は無いですよ
渡渉を心配したけど心配するだけ損でした

荒菅沢より
布団菱

アップして水蒸気が出ていた下あたりに残雪が見える

第二急登に入る入口に咲いていた
オオバミズホウズキ

笹平までの急登尾根稜線に花がちらちらと
足元にはツルアリドオシの小さく白い花が咲き
背高のっぽのシシウドが咲いていた

そしてこんな花も
ジャコウソウ
意外と大きかった

いつ足を止めるか‥‥あそこまで行ったら・・・あそこまで行ったらと思いながらオミナエシの黄色い花と一緒にこの白い花(クロヅル)のところで休息

となりに咲く
オミナエシ

休息後の稜線尾根には
紫色のミヤマママコナの小さな花が咲いている

岩稜登りとなると
オトギリソウの花がでっかくなり
イワオトギリ

脇の茂みには
コメツツジも見られた

こんな二連ちゃんの梯子階段もあります
上を見ればピークに着くかと思われますがまだまだです

ピンクの花も見えだしてくる
ハクサンフウロ

オオバキボウシが出始めてくると笹平は近い

笹平分岐道標下に
ツリガネニンジンが咲いています
ここで奈良から来た若者と出会う

花の稜線歩きが始まったが、足元の笹はまだ濡れているので足元は濡れる中
ササの間よりアキノキリンソウがちらっと見えた

白い花ウメバチソウが開花していた
もっとみられるかと思ったが蕾ばかり

コゴメグサも咲きだしています

デッカク、黄色で目立つ花
マルバタケブキ

カワラナデシコもいくらか乾いてきて
見られる姿となってきた

オオバキボシ(薄紫色)、シモツケソウ(ピンク色)、ミヤマウツボ草(濃い紫:青い色)、アキノキリンソウ(黄色)咲く稜線の丘

こんな花も見たこと無かった
ヤマトウバナ

こちらの花畑は
クガイソウ(紫色)、マルバタケブキ(黄色)

池のほとりより荒菅沢を覗くと
オオバキボシの花が群生中

最後の山頂への急登入口に
グンナイフウロを見つける

ウスユキソウも茂みの中で密かに咲いていた

これからは訳の解からない紫色の花がいっぱい
ツリガネニンジン?シャジン?ソバナ?
たぶんソバナだと思う

花の釣鐘が大きくて
これはシャジンかな

ツリガネ状に咲いているが花は大きい
ソバナですね

誰もいない山頂に到着後ろには焼山火山が見えていたけど雲隠れ・・ニンニン

順光に変わって
山頂での一枚
後は白馬岳

貸し切り山頂で記念写真(特許申請中の指入り)

薄っすらと熱気で霞んだ空のかなたに見える
白馬岳

ノンアル乾杯しながら眺める歩いてきた山上稜線
乙女の横顔を見ながら飲む(冷やしていたが常温に戻っていた)

コウリンカみたいな色をして花が山頂岩陰に咲いていた
正体不明

ジャコウソウも至る岩陰に咲いている、
まだ水滴を付けたままに

一輪だけ咲いていた
葉っぱが見えないのでなんだかな
クルマユリ?、コオニユリ?

双耳峰の相方へ足を向けて
石仏の前にはカワラナデシコが咲いている
ここで昨夜話しした大阪の登山者が登って来た

栃木から来た若い子と一緒に下山開始する
山頂ピークの山肌はお花畑が広がっている

チョット下よりピークを見上げても
お花畑だ

山頂稜線にあったナツトウダイ

笹原に到着
下山方面に焼山の三角形が見える

登りの時写した写真はレンズが曇りボケていたので
こちらを採用
雨飾山の雄姿

笹原で若い子は先に降りて行きました
頸城山塊の焼山と天狗原山稜線を見る

暑さにやられながら、荒菅沢に到着
思い切ってペットボトルに冷たい水を汲んで頭からかぶる・・・気持ちよかった
涼しさを求める子供連れ家族のグループが水遊びをしている

本日の山頂最後の試練坂を登り
展望台より最後の絶景は
ガスが掛かりだしていた

第一急登の通過点のブナ平で最後の休憩
荒菅沢で組んだ冷たい水はまだ健在でした
大阪の登山者はここで抜いていきました(速いね)

第一急登入口で朝見つけたイチヤクソウ
帰りも見る事ができました

その標識
下山ではここから平和の木道歩きとなります

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア Tシャツ ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス
着替え 地図 コンパス 腕時計 カメラ ナイフ
ホイッスル 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール ライター

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登った山

雨飾山

雨飾山

1,963m

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