行程・コース
この登山記録の行程
蓑毛(07:30)・・・ヤビツ峠(08:52)[休憩 10分]・・・護摩屋敷の水(09:20)・・・二ノ塔(10:14)・・・三ノ塔(10:32)[休憩 5分]・・・烏尾山(11:04)[休憩 5分]・・・政次郎ノ頭(11:29)・・・新大日(12:24)・・・木ノ又小屋(12:35)・・・塔ノ岳(13:00)[休憩 15分]・・・金冷シ(13:35)・・・花立山荘(13:47)・・・茅場平(14:05)・・・小草平(14:25)・・・駒止茶屋(14:37)・・・雑事場ノ平(15:05)・・・大倉高原山の家跡(15:11)[休憩 5分]・・・観音茶屋(15:29)・・・大倉(15:53)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
いつもの表尾根の巡視。地上は真夏日。こんな日に丹沢を歩くのはどうかと思いましたが、この季節ならではのこともあるので。それで行ってきました。表尾根の稜線はガスに包まれ霧の中を歩くことになり、結果として下界で過ごすよりも涼しい一時を過ごすことができました。そして思わぬ収穫も。
丹沢の固有種。サガミジョウロウホトトギスは8月から9月が開花期。どこで見れるかずっと追い求めていましたが、今回の山行で初めて確認しました。今日に限って単眼鏡を忘れてきてしまい、遠目に観察することとなりましたが、なかなかお目にかかれない花なので感動も倍増です。ビランジもひときわ目立つピンク色が荒れた砂礫地に可憐に咲いていました。今回はこれだけで満足です。
それはそうと、平日の表尾根をヤビツ峠側から登ろうとすると早朝のバス便がありません。そこでいつものごとく蓑毛から歩いたのですが、前日の雨で山道はジメジメ。そうです!ヤマビル大発生。わかってはいましたが、ヤビツ峠までの1時間に5匹にたかられ、3匹に食われました。残り2匹は靴の中で靴下にくっついているのを発見。全てアルコールスプレーで駆除しましたが、思いの外、吸血スピードが速く、食われた3か所はいずれも出血が…。けど、それだけでした。
ヤマビルは見た目もあって嫌われ者ですが、病原菌の媒介例は無く、食われても痛くもかゆくもありません。人類の死因の最大要因となっている蚊に比べればカワイイものです。駆除には塩が良いとか専用の市販スプレーがありますが、私はもっぱら消毒用アルコールにハッカ油を垂らしたお手製の虫よけスプレーを使っています。普段はブユ対策に使っています。ヤマビル駆除にも効果大です。ただ忌避剤ではないので、そもそもたかられるのが嫌な人はあらかじめ市販のヤマビル対策スプレーを持参して歩くことをお勧めします。この季節、湿った登山道で落ち葉だまりや流水跡を歩く際には十分お気を付けください。地面に突いたストックからも登ってきますよ。ちなみに、帰宅してから山道具を片付けているときに蚊に食われました。それが次の日になった今でも痒くて…。
フォトギャラリー:6枚
南東方向、相模湾からの暖かく湿った空気が丹沢山地にぶつかり、しきりに雲が発生しています。
丹沢の固有種。サガミジョウロウホトトギスの花を見ました。
ビランジ
マルバダケブキ
ホトトギス
キツネノカミソリ
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ショートパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | ナイフ | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | カップ |
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