行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
ゴールデンウィーク後半の5月3日、小田急秦野駅のヤビツ峠行きのバスは臨時便が出るほどの混雑ぶり。
長い距離だったが、湿度が低く尾根歩きの時の涼風が心地よかった。
この登山記録の行程
ヤビツ峠(09:20)・・・護摩屋敷の水(09:45)・・・二ノ塔(10:50)[休憩 2分]・・・三ノ塔(11:12)[休憩 20分]・・・烏尾山(12:01)・・・政次郎ノ頭・・・新大日(13:37)・・・木ノ又小屋・・・塔ノ岳(14:35)[休憩 13分]・・・金冷シ・・・花立山荘(15:21)・・・茅場平・・・小草平(15:45)・・・駒止茶屋・・・雑事場ノ平・・・観音茶屋・・・大倉(17:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ゴールデンウィーク後半の5月3日、バスは臨時便が出るほど混んでいる。そして途中、バスから素晴らしい富士山が雲に浮かんでいる姿を拝む。ヤビツ峠でウオーミングアップをしてから20分少々。登山口から二の塔を目指す。3年前の5月同じコースで歩いたのを思い出す。あの時はあまり天気は良くなく、塔ノ岳山頂は風が強く寒く飛ばされそうになった。それに比べ今回は快晴、おまけに湿度が低くこれからの道中が楽しみになる。コースが分かっているので、気楽に登って行けた。一回目はとにかく急登が続く大変なところに来てしまったとの思いがあった。
道々かわいいスミレが咲いている。そして何よりも新緑の美しいこと。緑は目に良い影響を与えてくれる。一時間余りで二の塔に着く。富士山は少し雲がかかってきた。右に目をやると北岳・農鳥岳の南アルプスが見える。まだ雪を被っている。人がすでにいっぱいで座るベンチもいっぱいだ。
三の塔までさらに30分弱、前に見える山々の緑がふかふかでおいしそう。少し早めのランチ休憩。作ってきたオムライスおにぎりをほおばる。20分の休憩をして早くも出発。とにかく道中が長いのでゆっくりはしていられない。遠くに見える塔ノ岳の山頂にある尊仏山荘が見絵、そこを目指し、先ずは急降下していく。油断ができない。後ろを振り向くとハンググライダーが優雅に空を舞っている。
鳥尾山荘では、こいのぼりがお出迎え。でも長い休憩なしで出発。富士山が雲の合間に頭を出す。やっぱり富士山は良いなあ。姿が見えるとホッとする。更に行くこと一番の難所の行者岳に到着。アケビの白い花が満開で迎えてくれたので、ちょっと緊張がゆるむ。でも慎重に慎重に岩場を降りなければならない。ガイド氏の指示により一人一人鎖をしっかりつかみ足場を確認しながら、綱引きのような感じで降りていく。
ここは渋滞するところだ。総勢12名が無事に岩場を降り、新大日を経由して塔ノ岳を目指すが。ここの木道歩きが気持ちが良い。シロヤシロが開花の準備をしていた。
いよいよ、塔ノ岳がまじかになったところに切れ落ちた登山道があり注意を要する。でもそこでは、終わりが近い桜が出迎えてくれた。そして目的地・塔ノ岳到着。トイレ休憩など10分。ガイド氏が360度見渡せる風景の説明をしてくれた。丹沢も山が多い。海も見える。夜、山荘から下に見える夜景はキレイなことだろう。
さて、これからが長い大倉尾根を歩いての標高差1200mの下山だ。
平坦な樹林帯歩きもあるが、木道それも階段の木道、段差の大きい木道は結構つらい。3年前には感じなかった脚の疲れが体に響く。花立山荘からは市の街が見え、もうすぐかなと思うが、まだまだ時間がかかる。歩くこと二時間少々で、大倉バス停への分岐に出る。小一時間弱、終着点大倉のバス停に着く。バスが止まっている。ガイド氏とハイタッチをして車中の人となる。長い長い歩きでした。楽しかった。
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