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白山詣

( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (Yuji-kun さん 、ほか1名 )

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行程・コース

天候

初日:晴れ、風強し。
二日目:曇り。

利用した登山口

別当出合  

登山口へのアクセス

バス
その他: 市ノ瀬駐車場にマイカーを駐車し、別当出合まではシャトルバス。市ノ瀬駐車場には深夜3時に着いたにもかかわらず誘導員がいた。ビジターセンター前なので、トイレ、水も問題なし。翌朝のシャトルバスも20分間隔に出るが、混んで待つということもなく、速やかに乗れ、30分ほどで登山口。

この登山記録の行程

【1日目】
別当出合(08:50)・・・中飯場(09:32)[休憩 10分]・・・別当覗[休憩 7分]・・・甚之助避難小屋(11:17)[休憩 15分]・・・南竜道分岐(12:00)[休憩 21分]・・・エコーライン分岐・・・白山南竜山荘(12:49)

【2日目】
白山南竜山荘(05:54)・・・白山南竜山荘・・・白山室堂(07:54)[休憩 8分]・・・御前峰(08:45)[休憩 30分]・・・お池めぐり分岐・・・白山室堂(10:42)[休憩 23分]・・・エコーライン分岐(砂防新道合流点)(11:24)・・・エコーライン分岐(11:59)・・・白山南竜山荘(12:08)[休憩 65分]・・・白山南竜山荘(13:19)・・・エコーライン分岐(13:31)・・・南竜道分岐(13:42)・・・甚之助避難小屋(13:57)[休憩 8分]・・・別当覗・・・中飯場(15:00)[休憩 11分]・・・別当出合(15:43)

コース

総距離
約17.7km
累積標高差
上り約1,900m
下り約1,900m
コースタイム
標準10時間30
自己10時間30
倍率1.00

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

時期的に積雪前の白山に登る最後のタイミングと考え、野営一泊の白山詣を決行した。駐車場でも前夜泊はさほど寒さを感じず、翌朝、シャトルバスのドライバーが「雪がついていて寒いよ」と言っていたのも、薄っすら白くなっている程度だろうとしか思わなかったが、後で誤りを痛感することになった。別当出合からの登山道は、信仰の山として多くの人が登ることから石畳、石段で整えられており、石段が組めないようなところも石でしっかりとした足場があり、登りやすかった。また、コースの途中で休憩場となるところが一時間歩行程度の間隔で存在し、トイレ、水場も整備されており快適な山行が楽しめた。重荷を背負うのは登り三時間半の南竜ノ馬場キャンプ場までということで、気持ちが楽ということもあった。天気にも恵まれたが、風が強く冷たく、冬の訪れを感じた。甚之助避難小屋を過ぎると道の脇に雪が出始めた。山道からは雪がついた別山がよく見えた。南竜ノ馬場キャンプ場は、幕営地ではなくキャンプ場なので、綺麗な水洗トイレに炊事小屋まであり、テント泊の他、キャビン泊もできるようになっていた。キャンプ場からは山の向こうに雪を被った白山が少しだけ見えた。薄っすら雲がかかってきたが雨雲ではなく、明日の天気を期待して早々に寝た。夜、トイレに起きると上空には星空が広がっていた。早寝のせいで3時には目が覚めてしまったので、朝食をとり、明るくなるまでの間、山頂ピストンから戻ってすぐ出れるように荷物の整理を行なった。白山ピストンの登りはトンビ岩コースであまり良い道ではないと聞いていたが、所々、石段があり足場もしっかりしているので、普通の山道で比較して良い方であった。トンビ岩からは白山山頂がよく見え、裏にまわると別山の展望台となっていた。岩はトンビというより亀に見えた。トンビ岩を過ぎて平坦なハイマツ帯になると数センチの積雪があった。室堂から山頂までは信仰の山らしく石畳と石段で道幅も広く、風が強いせいか、積雪もそれほど多くなかった。山頂に近づく頃に、雲がかかり始め、室堂からは山頂がはっきり見えていたのに山頂ではガスがかかり、時々、雲がきれ周囲の景色が見える程度になってしまった。目の前に剣ヶ峰が険しい姿を見せていた。遥かには微かに御嶽山見えた。下山はお池めぐりに進んだが、こちら側は風が吹かないため、積雪がしっかりあり既に雪山であった。チェーンアイゼンは所持しておらず、トレッキングポールを支えに慎重に下った。途中、外国人の団体が登ってきたが、軽装の人もいて、山頂の寒さに耐えられるか、少し心配になった。お池めぐりの最中も足元の雪と周囲のガスで、すっかり雪山登山状態だったが、室堂が見えてくる辺りでは雲の下に入りガスも切れてきた。室堂側とお池側で明らかに山の状態が違っていた。室堂からの下りはエコーラインを選択。湿地の木道が延々と続き、南竜に向けて尾根を下る快適な道だった。昼食をとりテントを撤収して、17時の最終シャトルバスに乗り遅れないよう早々に下山した。季節の変わり目を実感できる山行だった。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア Tシャツ ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下
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ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器
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登った山

白山

白山

2,702m

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