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天狗岳 周遊コース

天狗岳( 八ヶ岳)

パーティ: 1人 (chall 24 さん )

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行程・コース

天候

晴れ 山頂もほぼ無風

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 諏訪南IC降りてすぐのコンビニに寄ればよかった。

この登山記録の行程

唐沢鉱泉(06:36)・・・枯尾ノ峰分岐(07:35)・・・第一展望台(08:28)[休憩 2分]・・・第二展望台(08:59)[休憩 2分]・・・西天狗(09:50)[休憩 10分]・・・東天狗(10:30)[休憩 30分]・・・中山峠(12:05)・・・黒百合平(12:10)・・・唐沢鉱泉分岐(12:48)・・・唐沢鉱泉(13:51)

コース

総距離
約8.3km
累積標高差
上り約955m
下り約955m
コースタイム
標準5時間45
自己6時間31
倍率1.13

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

西尾根を歩いて東天狗をめざす周回コースで行くことにした。
登山地図のコースガイドに従ったわけだが、いくつかのサイトでも紹介されている人気の山である。
山行記録も随分とUPされている。

「同じ山でも100人いれば100通りの登山があります。」と当サイトにあるので、同じような記録を書いてもしょうがないなどとは思わないことにして、自分の目線で感想を書いてみよう。

1.この時期の持ち物について
  「てんきとくらす」という情報サイトによると高度2000m付近は4℃と出ていた。
  これは冬山の装備だろうと思ったので、ダウンパーカーと軽アイゼンをリュックに入れた。

  使い捨てのカイロ、山ボトルにはお湯。
  ネックウォーマー、手袋、フリース。
  イヤーマフ付の帽子も。

  唐沢鉱泉のPに到着。
  車から降りるとブルブルとふるえが来た。
  寒いっ。

  降雪はないようなので、軽アイゼンは置いて出発。
  登山ジャケットの上にレインウェアを羽織って登って行くと、ぽかぽかしてきた。
  ダウンパーカーも使わずに済んだ。

  温かい食事をしたいが、33Lのリュックに火器や鍋等も入れるともういっぱいになるので、
  稲荷ずしを作ってもっていった。
  そうそう、ガス缶も冬用を買っていなかったし。

2.推奨コースか、右回りか
  正直なところ、黒百合平からの下山路の石の多さにはマイッタ。
  バランスを崩しそうになって踏ん張るのだが、それで右足の小指が痛くなってきた。
  靴がフィットしていないせいもあるかもしれない。

  元来「のぼり」が好きな質(たち)だから、
  右回りコースにして、ここを登って行くのが自分にはいいかもしれない。

  初めて山行される方の参考になるかは、分からないが・・・
  この右回りをやる場合は、ヒュッテまで2時間あまり樹林帯が続くコースは試練に思えるかも。

  光差す苔むした道を唐沢鉱泉分岐までるんるんというのは、束の間のこと。
  大きな岩のごろころ道になっていき、水の流れない沢を上がって行く感じ。
  連れ合い(奥さん)と来ていたら、「これは修行だね」と言われそう。
  推奨コースの西尾根は主として「土の道」だから対照的だ。
  
  今回はここを下りて行ったのが昼の12時あたりだったわけだが、登ってくる方々が割にいらっしゃった。
  唐沢鉱泉を出発地にしていないかもしれない。
  時間的には、黒百合ヒュッテ泊かと思われる。

  ところでこの山は、「冬山初心者向き」でもあるらしい。
  西尾根を歩いて第二展望台あたりまでならいいだろう。
  自分にもできるかもしれない。

  西天狗山頂に登り詰める最後の岩登りはちょっとどうか。
  冬山用の装備も買いそろえないといけないが、初心者ソロではかなりアブナイ気がする。

3.展望
  山塊についてよく調べなかったためか、方向音痴なのか、位置関係の把握ができかねた。
  進行方向に太陽があるので、東進していることは分かる。
  磁針もそう示している。

  西天狗に登ると、
  正面に見事なピークが現われて、てっぺんには人も見えて「あれ、何という山?」状態。

  それが東天狗であることを教えてもらって分かった体たらく。
  質問された人はちょっとあきれたかもしれない。
  天狗岳とは東西の双耳峰だった。
    
  地図を見れば一目瞭然なわけだが、わずか1cmで表現されているものが
  このような風景になって目の前に展開している不思議。
  感覚のずれの修正を試みるもなかなか捗(はかど)らない。

  右手(南)に見える立派な建物も気になる。
  何と言う山小屋だろう、一見ホテルのよう。

  それが根石岳山荘であることが帰宅して判明。
  現地で地図を広げても、山の同定ができない何という不甲斐なさだ。
  登山歴はそれなりにあるつもりだったが、技量が伴っていないことが明らかになった。

  老眼メガネをもってきていないせいもあって、細かい情報を読み取るのがめんどく思うし、
  汗冷えもして、他の人のためにも山頂にとどまるのはいい加減にしないといけない。
  さして広くない。 

  ちなみに、
  東天狗山頂に登山者がひっきりなしに10名くらいはいらっしゃったが、
  地図を見ている人は一人も。

  詳しい人がいて、
  五丈岩(金峰山)が見えるだの、
  あそこが美ヶ原だ建物が見えるだろ、などの声が耳に入ってきた。

  何にも考えず暢気(のんき)な物言いをしてしまうが、山座同定盤を設置してもらえるとありがたい。  
  二百名山と言われているくらいだからあってもいい。
  そういう動きがあって箱が設置されれば、ワンコインくらいやぶさかではない。


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装備・携行品

登った山

天狗岳

天狗岳

2,646m

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