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晩秋の岩菅山から裏岩菅山へ 2023

岩菅山 裏岩菅山 志賀高原 米子瀑布 高山村七味温泉 山田温泉 子安温泉 雷滝 小布施岩松院( 上信越)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

登山口(06:40)・・・分岐・・・アライタ沢出合(07:10)・・・ノッキリ(08:28)[休憩 20分]・・・岩菅山(09:18)[休憩 5分]・・・裏岩菅山(10:10)[休憩 40分]・・・岩菅山(11:25)[休憩 10分]・・・ノッキリ・・・アライタ沢出合・・・分岐・・・登山口(13:30)

コース

総距離
約12.0km
累積標高差
上り約1,155m
下り約1,155m
コースタイム
標準7時間5
自己5時間35
倍率0.79

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

週末何かと用事があり標高の高い山の短い紅葉シーズンもそろそろ終わりそうなので平日での山登り。
前回は人が多い賑やかな山行だったので今回は静かな山歩きが良いかなと思い、日本二百名山の岩菅山と奥志賀高原最高峰、裏岩菅山へ行って来ました。
前の晩から上武国道を渋川へ。
上信自動車道が出来てからは草津方面に行くのもずいぶん早くなった。
最初は草津から渋峠を越えて行こうと思ったが長野原辺りで気温4度。
凍結注意の国道292号線の電光掲示板にスタッドレスタイヤをまだ履いていないこともあり鳥居峠を越えて大笹街道を山ノ内町へ向かい志賀高原へ。
大沼池入口の清水公衆トイレのある誰もいない駐車場で車中泊。
聖平登山口の駐車場はトイレが無く、ここは24時間使用できる綺麗なトイレがあり外灯もあるので自分として木戸池や蓮池周辺よりもおすすめかな。
深夜の満天の夜空に明日の晴れを期待して仮眠。
しかし5時半の起床時には雲が広がっていました。
ここから15分ほどで聖平登山口へ。
駐車場は10台ぐらい置け、平日なので栃木から来たというご夫婦の車が1台だけ。
そうそう奥志賀公園線は11月2日10時から冬季封鎖になります。
身支度をして6時40分出発。
まずは木段の続く道を登り、一ノ瀬スキー場との分岐からは水路沿いの平坦な道を20分ほど歩きアライタ沢の橋を渡ると本格的な登山道になります。
道は広く笹刈りがしてあり危険個所もないですが泥濘多数です。
のっきりから最後の急登。
ガレ場を登りきると岩菅山の山頂はガスで真っ白。
裏岩菅山まで行っても何も見えないだろうなあ~、と思案するが頭上は青空も時折見えたので行ってみる事に。
晴れていれば気持ちの良い稜線の縦走路なのだろうなと思いながら歩く事50分。
裏岩菅山もガスの中。
山頂付近は霧氷もあり寒かったが時折青空も見えたので40分ほどインスタントカレーうどんを食べながら景色が変わるのを待つ。
烏帽子岳までの稜線の景色も見たかったなと思いながらも景色が変わる様子がないので諦めて来た道を引き返す。
岩菅山に到着すると幾らかガスが切れ、野反湖の裏側の山々が見え、標高1000mぐらいの谷間のブナの森はオレンジ色に染まり綺麗だった。
山頂から2時間ほどで下山。
ガスに覆われ見晴らしは無かったが登山者と5人ほどしか会わない静かな晩秋の山行が出来ました。
来月には雪も積もり志賀高原も賑やかなスキーシーズンがやって来るね。


さてこのあとは折角遠くまで来たので、以前から入ってみたかった高山村の温泉巡り。
笠ヶ岳から山田牧場へ降り裏見の雷滝、八滝を見て七味温泉へ。
その後山間は食事する所もなく高山村役場付近まで降り、セブンイレブンで食料を買い込み戻って子安温泉へ。
山田温泉の村営の無料駐車場で車中泊し早朝6時から朝湯。
その後近くの小布施町に足を延ばし、葛飾北斎の鳳凰天井画ある岩松院を見学して市街地の北斎館へ。
午後からは紅葉の米子瀑布も歩いて帰路へ。
高山から里山へ、温泉と綺麗な紅葉に出会えた山旅でした。

紅葉前線は岩菅山登山道は落葉。
志賀高原は見頃過ぎ。
山田牧場から山田温泉の標高1000前後が見頃。
米子瀑布は見頃過ぎ。

詳しくは
高山村観光ガイド
https://shinshu-takayama-onsenkyo.com/
志賀高原公式サイト
https://www.shigakogen.gr.jp/

それでは出発します。

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フォトギャラリー:62枚

高山村山田温泉近くの有名な高井橋は紅葉見頃。

松川渓谷の八滝展望台から。
紅葉が綺麗です。

米子瀑布の権現滝

岩菅山聖平登山口を出発

落葉の階段を進み

水路のある分岐へ

水路沿いを20分ほど平坦な道を歩き、アライタ沢に掛かる橋を渡ると

苔むす登り

泥濘も多く、倒木があるので1年中泥濘でいるのかな。

でも笹刈りもされ、木段も多く歩きやすい登山道です。
両側は熊笹が多いので、さきほど追い抜いた登山者の熊笛がピーピー聞こえてきます。
熊も多いので自分も熊鈴を鳴らし、声を上げながら進みます。

道脇には幾らか残雪も

ノッキリでひと休み。
ここまで来れば山頂までもう一息です。
うまいうますぎる、埼玉銘菓十万石饅頭を口に放り込みエネルギーチャージ(^-^)

ノッキリから景色が開けますが山頂は見えたり見えなかったり

お、青空だあ。

最後のガレ場の急登を登り終えると

真っ白。

岩菅山山頂。

眺望はなさそうだが裏岩菅山まで行ってみる事に

振り返って

稜線の縦走路も泥濘多数でした。

時折縦走路も見え

たまに雲が切れると綺麗なブルー。

雲海と太陽

裏岩菅山の頂上も見えこのまま雲の上に出ないかなあ

また雲の中。
下は見えているんだけどな。
標高1000mぐらいのブナの森のオレンジの紅葉が綺麗だった

裏岩菅山山頂到着

真白な山頂付近は霧氷が出来ていました。

たまに焼額山方面が見えたり

烏帽子岳までの縦走路も見えたので

暫くカレーうどんを食べて晴れを待ちます。

ちょうど岩菅山付近だけ雲がかかっているようで諦めて下山

岩菅山に戻り避難小屋偵察

中はこんな感じです。

携帯用のトイレもありました。

山頂は朝よりは景色も見え始め

降って来ると西舘山方面や

雲の間に白砂山方面、その奥は榛名山や赤城山の遠望出来ました。

でも横手山方面は雲の中。

振り返って岩菅山。

ノッキリを過ぎさらに降ると木々の隙間から焼額山。

岩菅山はまた雲に隠れてきたなあ。
見納め。

閲覧注意。
高山帯に住むモグラの仲間のヒメヒミズの死骸。
死んでいる奴じゃないと中々山の中では出会わないだろうな。

無事に駐車場到着。

所変わって笠ヶ岳の林道付近から白根山方面。
すっかり雲も切れ青空になっていた。
今日は天気予報では午前中は晴れで午後は雨予報だったのにな。

林道をさらに降り雷滝。
駐車場から5分。
裏見の滝になります。

団体さんも来ていて賑わっていました。

来た道を登り返して七味温泉へ。
薄いヒスイ色の硫黄泉。
駐車場脇の温泉卵を作る場所。
七味温泉山王荘は内湯と露天風呂が3つ。
正面の黄金色のカラマツが綺麗でした。
このあとは高山村役場付近で食事をとり、子安温泉へ。
内湯だけですが長野県で2か所しかない含よう素泉で体はポッカポカ。
その後山田温泉まで行き車中泊。

翌朝6時から山田温泉大湯で朝湯。
地元の人が何人かいて、湯の花浮かぶあつ湯を浴びて朝からすっきり。

小布施の岩松院。
朝から葛飾北斎の八方睨みの鳳凰天井画を見学する大勢の人がいました。

岩松院の中の池。
ここで小林一茶が<瘦せ蛙負けるな一茶これにあり>を読みました。

福島正則の霊廟。
40万石の大大名から幕府の謀略により晩年は4万5千石に国替えさせられ、この地で波瀾万丈の人生を終えました。

このあとは北斎館を見学。
小布施堂のモンブランを食べて一休み。

午後からは米子瀑布へ

岩壁が入りきらないのでパノラマ撮影。
不動滝と権現滝が流れ落ち迫力があります。
逆光なので陰になってしまいましたが紅葉は見頃過ぎ

赤いツツジを入れて

不動滝

駐車場は10月29日までは500円。
帰りは須坂関谷温泉湯っ蔵んどへ。
そして夕立の中帰路に着く。
御終い。

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登った山

岩菅山

岩菅山

2,295m

よく似たコース

岩菅山 長野県

大きな山容と展望を誇る志賀高原の主峰

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
9時間
難易度
★★
コース定数
34
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