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京都北山・魚谷山から貴船山へ

魚谷(いおだに)山、貴船山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (犬山好人 さん )

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行程・コース

天候

くもり所により晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 北大路駅より雲ケ畑バスもくもく号を利用(700円)

この登山記録の行程

出合橋バス停(9:10)・・・松尾谷出合(林道分岐)(9:33)・・・魚谷峠(10:26)・・・魚谷山(10:37)・・・北山荘(11:30/11:45)・・・柳谷峠入口(12:08)・・・滝谷峠(12:25)・・・貴船山(12:49/13:00)・・・夜泣き峠分岐(13:29)・・・二ノ瀬駅(14:00)

コース

総距離
約13.4km
累積標高差
上り約850m
下り約930m
コースタイム
標準23
自己23
倍率1.00

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 久しぶりに京都の北山へ出掛けてみた。出合橋バス停から集落を抜け、車止めの林道分岐を左へ松尾谷林道を進む。眺望が出てくるとまもなく魚谷峠。魚谷山への表示はないが(写真参照)、斜面を上がって行き適度に樹間が開いた登山道ぽいところを縫うように登る。あまり人が来ていない感じで落ち葉に覆われてわかりにくく、足裏の感覚で登山道と判断する。二度ほど軽く登り返して魚谷山に至る。
 山頂には標識があるだけで眺望はない。柳谷峠を指す方角へ急斜面を下って行く。ここも落ち葉で滑り易く、テープ印を探しては進行方向を見極める。ただ、余計なテープも残っていて地図とよく見比べないとあらぬ方向に進んでしまう。鞍部(柳谷峠か?)から目的の谷筋へ降りる箇所のテープ印が見落としやすい。春にはクリンソウが見られる谷筋は荒れてしまい、わずかな踏み跡を見極めて下って行く。
 標識の経つ少し広い場所に出て振り返ると、右手奥(北側)に北山荘が見える。雪山讃歌にも歌われた由緒ある山小屋は昭和初期に建てられ、いまも「北山の会」によって守られている。ちょうど清掃に来ていた人たちと会話し、小屋前で小休止。
 堰堤を左岸から越えて林道に出、そのまま林道を下れば先程の分岐に至る。きょうは貴船方面へ下山するので滝谷峠へ向けて上がって行く(標識なし)。この谷筋も荒れたままで遠目には登山道には見えない。崩れて際どくなった斜面もあり、控えめなテープ印を頼りに上り詰めると滝谷峠の標識が現れる。
 滝谷峠からは二ノ瀬ユリと呼ばれる古道が二ノ瀬集落まで、山腹をゆるやかに伸びている。途中、貴船山山頂や尾根を通る道と分かれたりしながら、夜泣き峠との分岐の標識から左手へと降りて行く。ふだんは静かな叡山電鉄二ノ瀬駅も、紅葉見物の行楽客で賑わっていた。
今回のルートは、魚谷峠から滝谷峠の間がけっこう難路(破線ルート)である。

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フォトギャラリー:11枚

林道より

魚谷峠の標識(中央の杭)の背後の斜面を登って行く

魚谷山の山頂

谷筋を降りて来た所。倒木が通せんぼしている。

静かな森に佇む北山荘

大切に利用されているのが判るたたずまい

画面奥が滝谷峠へと続くルート

滝谷峠の標識 ここから左右の登山道はかなり荒れている

貴船山の山頂

紅葉シャワー

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装備・携行品

登った山

魚谷山

魚谷山

816m

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