• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れて暖か、弱い風あり。

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

08:08~東日原バス停をスタート
08:55~(ハンギョウ尾根のモノレール車庫)~09:15
09:32~(滝上谷橋手前400m)残雪多く引き返す
10:03~鍾乳洞駐車場~10:23
10:26~遊歩道跡取りつき
11:10~籠岩の先端
12:13~燕岩の尾根に乗る
12:19~茶屋跡?
12:24~co950m付近の展望地~12:49
12:59~タワ尾根から一石山神社への下降点に上がる
13:08~とおせんぼロープ先の石段を上がる
13:19~タワ尾根から一石山神社への下降点付近に上がる
14:22~東日原バス停フィニッシュ


コース

総距離
約12.8km
累積標高差
上り約1,582m
下り約1,589m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

引き続き小川谷上流のオフトレイルを目論んだが、林道を進む途中ですでに残雪の状態がよろしくない。鍾乳洞まで引き返し、以前から気になっていた廃径をたどってみた。これが大当たりで、籠岩のてっぺんから燕岩の尾根(タワ尾根の末端)に回りこむ昔の遊歩道らしい。灯台下暗し。奥多摩をテリトリーにするオフトレイル・ハイカーならぜひモノかと思う。
道跡がややわかりにくいところがあり、写真0のA→B地点間はルートを外してしまっている。当記録のルートをたどると崖っぷちを歩くことになるから、当該区間は標高を上げ道を探してください。
.
小川谷林道の崩落地点は本格的な工事がはじまり、崩落によるデブリはずいぶん片付けられてっぺんの平坦を乗越せるようになった。工事現場脇にモノレールの始点が作られている。
.
概略は以下の本文を、詳細は写真のキャプションを参照。
.
〇 備忘録
02月24日のハイキングで左ひざを痛めた。かなりひどく、奥多摩駅周辺に泊まったものの翌25日は片脚を引きずりながら自宅に帰っただけ。26日に整形外科の診察をうけ、骨には異常はないがはっきりした原因もわからない、とのこと。3日間バイト仕事を休み、翌週の日曜も山に向かえなかった。
直近の4週間は左下がりの山腹道を歩くことが続いた。24日夜は左臀部の筋肉のけいれんがおさまらなかった。推測に過ぎないが、上半身や腰部のバランスが崩れて左ひざに負担がかかりすぎたのだろう。
したがって今回03月10日のリハビリ・ハイキングはアックスをもたず、チェーンスパイクもはかなかった。「横方向に滑るのをチェーンスパイクで防ぐ」と、おそらくヒザの負担は増す。おかげでトラブルなく短いハイキングを終えることができたが、残雪の斜面をときおりズルズル滑りながら歩くことになった。
.
(20240316 了)

続きを読む

フォトギャラリー:55枚

0.
径路と地点をしめす。

1.
お「オルソくん、朝礼だ。……マリア様が遅刻だって?ハナシにならんなあ」
オ「…………」

2.
小川谷橋に向かう途中の観光トイレの冬季封鎖は解除されている。

3.
崩落現場。デブリがずいぶん片付けられ、4輪駆動なら通過できそうな平坦ぐあい。
ありがとうございます。

4.
同地点で、山側にはモノレールの始点ができている。ハンギョウ尾根のモノレールと合流するのか、あるいは単に崩落現場の上部に回りこむ工事用か。

5.
ハンギョウ尾根のモノレールの車庫で休憩。眺める山肌に雪がけっこう残っており、「きょうはオフトレイルは無理だな」。

6.
最終到達点、滝上谷橋の手前400m付近。日影は固めの雪がしっかり残っている。

7.
いったん鍾乳洞のパーキングに戻りウロウロし、ふたたび小川谷林道のロープをまたぎ、

8.
目と鼻の先のここが取りつき。知らないハイカーはいないだろう。

9.
道跡をたどり一段上がる。一服休憩。
お「マリア様も遅刻だし休んでばっかりだ。外回りが『行ってきます!』と出かけて喫茶店に入るみたいなもんだな」
オ「……………………」

10.
「つが」の樹木プレートを見つけてピンとくる。
タワ尾根の末端から一石山神社に下りる急坂で見かけるのとおなじ仕様。つまり設置者は、取りつき→籠岩→燕岩→タワ尾根→一石山神社、の周回遊歩道を作ったのではないか、と。
以降もピンテはごく少ないが、樹木プレートがサインになる。

11.
銀色の支柱とロープ。道跡がはっきりしない部分もあるが、周囲を見回すとその先が見つかる。

12.
地理院地図の「岩」の字の窪をさかのぼる。

13.
窪の対岸に移り樹木プレート。
写真12-13はやや道跡がはっきりせず。

14.
石段。

15.
鞍部に上がる。写真0の①地点。柵の先に写る石段は「燕岩」への進路に当たるので、まずは撮影地点背後の籠岩を目指す。

16.
岩に当たる。右はそのまま崖っぷち、左に道がある。
写真19地点に至って気づいたが、籠岩の背後から回りこむ道どり。

17.
石段で写真16の大岩を登る。

18.

19.
寂びたポールにクサリで行き止まり。籠岩のてっぺんに着いたらしい。②地点。

20.
前の写真のクサリを越えて数歩すすめば、真下に鍾乳洞の駐車場を見る。2倍ズーム。

21.
写真15の鞍部に戻る。
籠岩の南側面の上部と、

22.
下部。岩屋があるのに気づき、

23.
寄り道する。③地点。ずいぶん広く、天井からつららが下がる。ということは岩屋にいながら水をとれるわけで、滞留した行者などもいたのではないかと想像をふくらませる。火を使った跡は見つからなかった。

24.
写真15のフェンスをこえ石段を上がる。

25.
道跡がわかりにくくなり、周囲を観察しながらの1枚。樹木プレートの掲げられた遊歩道的性格のルートにこんな崖っぷちがあるはずもないのに、迷っている。

26.
振り返って、左からきて右上に折り返す。

27.
石積み。

28.
樹木プレート、写真0のA地点。ここから前方の小尾根を乗越す山腹道を仮想してまっすぐ行ってしまったのが間違い。

29.
よろしくない。チェーンスパイクをつけなかったのでヒヤヒヤしながら通過する。

30.
タワ尾根末端=燕岩にはまわりこんでいるようだが、この露岩登りも時間をかける。

31.
唐突にロープがあらわれる。④地点。なにはともあれ道迷いから脱出したようなのでひと安心。

32.
上を目指しロープの支点に上がる。右の枝にハリガネが2本、なにかのプレートでも下がっていたのか。

33.
振り返って。倒木を越えたらお地蔵様。ポリバケツをひっくり返した上にいらっしゃったのだが、いくら考えても意味が不明。

34.
ほどなくネットフェンスに上がる。B地点。向こう側が人のいるべき場所で、写真28のA地点から標高を上げるルートを見逃していたことが確定する。

35.
びっくり。小平坦地に建物の礎石と、カマドみたいな建造物が残る。

36.
復活した道跡をたどる。写真を忘れたが、前方には階段まで作られている。

37.
慰霊碑。⑤地点。
お「おじさんたちも危うく慰霊碑が刻まれるところだった。十九の若者の隣じゃ迷惑だろうからな」
オ「…………」
好展望地につき、長々と休憩をとる。

38.
小川谷橋が見える。2倍ズーム。

39.
八丁山と鷹ノ巣山、

40.
六ツ石山。

41.
休憩地点から上と、

42.
下。

43.
休憩後、一般道を目指して上に向かう。
足元に気づいてびっくりなのだが、モルタルと小石で「平らに」「石が動かないように」してくれている。

44.
ということで、見た目よりはるかに歩きやすい。ヤブはややうるさかったが。

45.
タワ尾根末端のとおせんぼロープに上がる。

46.
裏にまわればおなじみの眺め。

47.
写真46から一石山神社へ下降をはじめて10分たたずに通過するとおせんぼロープ。⑥地点。こちらこそ樹木プレートのある周回遊歩道だろう。ふたたび登りはじめる。

48.
荒れてはいるが、階段が連続する。

49.

50.
石段も。

51.
最後はここに出た。振り返って。
写真46から神社へ降りはじめるわずか3m下。

52.
以降は平凡な「タワ尾根から一石山神社」への下降路だが、

53.
周回路を歩いたあとは印象がまるで異なる。

54.
燕岩を横から眺めながら。あの慰霊碑はどのへんだったかな。

すべての写真を見る

装備・携行品

【その他】 ラ・スポルティーバのウルトララプターⅡレザー。(以下ほとんどモンベル)。起毛タイツ・長ズボン。メリノウール薄手に厚手・カンガルーヤッケ・ペツルのヘルメット・ブラックダイヤモンドのフルフィンガーグローブ。ザックはモンベルのアルパインライト30Lにヘッドランプ・スマホ(地図+GPS+カメラ+ボイスレコーダー)・バッテリー充電器と予備電池・ココヘリ発信機・雨具上・中厚手フリース・綿入りアウター・傘・ロールペーパー。ハイドレーションに水1.5L・コッペパン2・カルパス・黒糖。着替えとサンダルは奥多摩駅のコインロッカー。

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

関連する山岳最新情報

登山計画を立てる