行程・コース
天候
明け方ぎりぎりまで雨
日中は快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
西側登山口前に駐車場。
この登山記録の行程
Start(06:05)・・・由布登山口(06:05)・・・合野越(06:37)・・・マタエ(07:33)・・・由布岳西峰(07:46)・・・マタエ(08:04)・・・由布岳東峰(08:16)・・・マタエ(08:27)・・・合野越(09:03)・・・由布登山口(09:21)・・・由布登山口(09:21)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
家族を大分のホテルに送って、
市内のコンビニの駐車場で、雨粒がたくさん落ちるフロントガラスを見つめる。
雨は12時には止むそうだが、渡河しないといけない大崩山は
何度もHPを確認しているが、川の水量が80cmから下がる気配はないので、断念することに。
朝方までどんどん下がってて、いい調子だったのになぁ。
そうなるとテンションが下がって、傾山もだめかなぁとなり、
東京〜大阪〜九州と走った疲れもあって、眠い…一時間ほど寝てしまった。
一度寝てしまうと眠くて思考も働かず、やる気も落ちて、傾山も諦めることに。
もう山も登らず寝てようかと思ったけど、ここで登らなかったら何しに来たんだってことになるので、
行ってみたいなぁと思ってた、由布岳に行くことにした。
駐車場に着くと止まってるのは1台のみ。天気悪いからみんな登らないのかな?
ここでも一時間ほど、登ろうかどうしようかだらだらしていて、明るくなってきたので、あせって登り始める。
由布岳の麓までは、草原の緩斜面を登っていく。
この山を登ろう!と思ってきている人は、正面に山体を見てわくわくしていくのだろう。
行きたいところに行けなかった私は、テンションが上がらない。
山頂部分が雲に隠れて、景色は拝めなさそうだし。
野焼きをして黒々とした斜面を行くのは初めてだ。
由布岳の左側にも黒々としたはげ山があって、異世界を歩いているような気分になる。
樹林帯に入ると、溶岩がゴロゴロして足場の安定しないので気を付けたい。
山自体は草原から一気に突き出ているので斜面がきついのだが、九十九折で登るので、平均的に道の傾斜は緩い。
最後に岩場が出てくるときつくなるが、それでも距離は短い。
なので、どんどん登っていける。トレランできる人は走れそうだ。
西峰と東峰の鞍部が近づくと、雲の上に出て青空になる。
風がものすごく強く、雲がぶっ飛んでいったのだろう。
今まで周囲が白一色で、テンションが上がらなかったが、それを払うような鮮やかな青
西峰は崖と鎖場で、すれ違いで渋滞が起きるとのことなのでそちらから攻める。
落ちたらアウトなところが多いので緊張感がある。
風に煽られないように、ホールドはしっかりと。
登れば登るほど雲が流れ飛び、周囲の景色が広がってテンションがあがる。
山頂は360度の大展望。さすが独立峰。
九重連山や大分市街、あれに見えるは祖母山!?
しばし独り占めの景色を堪能させてもらった。
登り始めは、消化試合のようにテンション上がらなかったけど、
この景色見れたからこれで正解だったと思う。これなら日の出前に登ればよかった。
心が折れた自分の馬鹿垂れめ。
西峰の下りは景色の中に飛び落ちていくようで楽しい。が、落ちると死ぬ。
対岸の東峰は急なザレ場で、滑らぬように。
山頂からは別府市街と、大分市街、そして祖母山系がよく見えた。
祖母山系に「また来るぞ!」と叫んだら下山。
ちょうど西峰を登り始める方がいたけど、なかなかのところ登ってたんだなぁと。
滑落には気をつけましょう。
道はなだらかなのでたったかたーと。
たくさんの登山者とすれ違う。早目に登っておいてよかった。
駐車場は、満車。
振り返ると青空に突き立つトンガリ。
今回の九州旅行は強行軍だったし、体力的にも傾山、大崩山は無理だったと言うことで。
登れなかった山はまたの宿題だ。GWにリベンジかな
また来るぜ!
この後家族を拾って、うみたまご〜高崎山〜由布院〜耶馬渓〜関門海峡を観光して、大阪に帰ってきた。
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