行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
銅親水公園駐車場利用
大畑沢無料駐車場のトイレは閉鎖中
古河橋公衆トイレが最後のトイレのようです。
自分はコンビニで済ませてきました。
この登山記録の行程
銅親水公園(06:05)・・・中倉山登山口(06:47)・・・支尾根(07:33)・・・中倉山(08:26)・・・孤高のブナ(08:27)・・・(09:18)沢入山(10:15)・・・孤高のブナ(10:47)・・・中倉山(10:50)・・・支尾根(11:14)・・・中倉山登山口(11:44)・・・銅親水公園(12:32)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
足尾銅山といえば日本で最初の公害と言われる足尾鉱毒事件で有名だが、これにより山の樹木は失われ、未だに樹木の少ない岩稜帯となっている。
銅(あかがね)親水公園からゲートをくぐり林道を1時間ほど歩くと中倉山への登山口がある。
登山口で一息ついたら急坂の山道に入る。息を切らせて枝尾根に出てひと休み。
ここからは尾根を登っていく。樹林が深くなり落ち葉でかなり山道が埋まっているがルートは明瞭でさほど歩き難くも無い。
横場山からの尾根に出ると展望が開け、歩き始めた銅親水公園を見下ろすことが出来る。
この辺りはガレ場ではあるが危険ではない。少し登ればすぐに平坦な草原に出る。
中倉山の山頂は目の前だ。
山頂で眺望を楽しみ、先の開けた尾根を鞍部まで下ると、鉱毒に負けずに残った1本のブナの木があり「孤高のブナ」と呼ばれパワースポットとして、ここの象徴になっている。
ここから先は、左が樹林帯、右は松木川へ切れ落ちた断崖の対照的な尾根歩きとなる。
鉱毒によってこのような景色になってしまったのは残念ではあるが、アルプスを思わせるような荒涼とした、まるで高山の様な尾根歩きを楽しむことができる。
短い岩稜帯を越え登り返すと沢入山に着く。沢入山の先には草原が広がり休憩適地だ。
山頂先の小ピークに立つと、オロ山へと続く稜線も素晴らしい。
皇海山もピラミダルに聳え立っていた。
今回は無理をせずにここまでとしたが(笑)ここで眺望を楽しめただけでも感無量である。
下山は巻き道を使って少し楽をしたが、波平ピーク先の巻き道は、涸れ沢にぶつかる所から不明瞭となりあまりお勧めできない。
孤高のブナからの中倉山の巻き道は明瞭で、途中に展望の良い岩場も2ヶ所ありお勧めである。孤高のブナ目的ならこの巻き道で登ってくるのも良いだろう。
1500m程度の低山ではあるが、急登を上った達成感と荒涼とした絶景を楽しむことのできる素晴らしい山だった。
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銅親水公園から登山届け出してスタート!
先ずは登山口に向けて林道歩き。
銅山による公害からの復旧に向けて小中学生の植林が行われていた。
良く晴れた日だ。
真新しい道路が眩しい。
登山口に到着。
すでにひと汗かいた(汗)
上着を脱いで、いよいよ急登の始まり(汗)
岩の多い斜面だ。
枝尾根に出たら一息ついて(汗)
今度は尾根を登って行く。
途中から枯葉の多い山道となった。
横場山からの稜線に出ると視界が開けた♪
男体山も見える。
右側が半月山か?
手前に荒々しい足尾の山並み。
ガレ場を登ると平らな尾根に出た。
少し先に中倉山の山頂!
1520mとの標識だが、地図上では1530mと記載されている。
ひと休みして展望の稜線歩きを始める♪
鞍部まで下ると「孤高のブナ」に出会えた。
パワーをもらえたかな?
先の稜線は、右の松木川側が崖になっていて対照的な尾根になる。
ガレ場も頻回に出てくる。
岩稜を渡るように歩いて行く。
振返ると松木川へ切れ落ちているのが良く分かる。
波平ピークはこの岩稜帯の象徴だろう。
日光白根山も良く見えた。
男体山も近く見える。
鉱毒により樹木の無くなった山肌が荒々しい。
遠景の雪山は武尊山か?
沢入山に到着(1704m)
山頂先の草原が素晴らしい♪
山頂先のピークまで行ってみると、まだまだステキな稜線が続いている。遠景のピラミダルなのは皇海山のようだ。
お腹が空いたので沢入山の草原で早昼を食べる。
目の前は大平山というらしい。
先のオロ山も気になったが、脚がそろそろ限界そうなので戻ることにした(笑)
波平ピーク。面白いネーミングだ。
岩尾根は下りの方が気を使う。
巻き道があったので行ってみる。
涸れ沢を渡る辺りでルートがわからなくなり強行突破(笑)
孤高のブナまで戻り、お互い頑張ろうと誓う(笑)
中倉山も懲りずに巻き道へ(笑)
こちらのルートは明瞭だった。
休憩するのに良さそうな展望の岩場が2ヶ所あった。
2ヶ所目の岩場から樹林帯に入る。
枝尾根の鞍部付近から遠目に孤高のブナが見えた!
また来るよ~!
下降点でひと休み。
膝が笑いながら急坂を下り登山口に戻った。
途中の沢で顔を洗いサッパリ♪
今日は暑い1日だ。
この辺りのパイプは銅山の名残だろうか?
山を振返りつつ林道を歩き、銅親水公園まで戻った。
今日はお天気も良いので駐車場もいっぱいだ。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | フリース | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 |
レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス |
ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | ライター | カップ | カトラリー |
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