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中倉山-沢入山

中倉山、沢入山( 関東)

パーティ: 2人 (サンシマ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ、気温:8~15℃ 風強し

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 銅親水公園駐車場

この登山記録の行程

5/2(火) 桐生市内へ前泊 宿発05ː16---61--銅親水公園P着06ː17 
スタート06ː40--44---登山口07ː24(1分)---40---尾根の肩08ː05---42--中倉山08ː47(2分)---3---孤高のブナ08ː52(2分)---31---浪平ピーク手前鞍部09ː25(10分)---23---浪平ピーク09ː58(1分)---16---沢入山10ː15--2---展望地10ː17(2分)---16---浪平ピーク10ː35---30---孤高のブナ11ː05(25分)11ː30---16--分岐11ː46---50---登山口12ː36(1分)----48---銅親水公園ゴール13ː25 
現地発13ː41---70--伊勢崎IC14ː56---53---狭山日高IC15ː49-----自宅着16ː05
距離ː14.7㎞、上り下りː1175m コース定数:27

コース

総距離
約13.5km
累積標高差
上り約1,212m
下り約1,212m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

日光市足尾町の中倉山を歩いてきました。お目当ては足尾銅山の煙害を生き抜いてきた「孤高のブナ」と沢入山(そうりやま)までの尾根道をピンク色に染める「アカヤシオ」。稜線に出ると強い北風で心が折れそうになりながらも、アカヤシオと孤高のブナに元気づけられて計画通り沢入山まで歩けられ、大変満足な山行となりました。

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フォトギャラリー:66枚

銅(あかがね)親水公園の駐車場到着(6時17分)、既に8割方埋まっていました。

公園のトイレは9時30分まで封鎖で使用不可です。手前の公衆トイレで事前に済ますのが良いようです。

ゲートをくぐって林道歩き。気温8度、北風強く寒いです。

久蔵川に架かる工事用の橋を渡ります。その先にある松木川付近は「日本のグランドキャニオン」と呼ばれているそうです。

山は銅の採掘、精錬等に伴う伐採、排煙、山枯れ、山火事、洪水等で緑の木々が消えて丸裸に。植樹事業は長い年月かかるようです。

駐車場から急ぎ歩きで約45分、登山口に到着です。

尾根まで小つづら折りの急登です。大菩薩嶺から中4日の山歩きで疲れを心配しましたが筋トレ的には超回復期。脚は上がり大丈夫でした。

「知恵の輪」の木、連れは「茅の輪」の木だとか。

タチツボスミレ

尾根に出てから、やや緩やかな登りに変化。

下界見える場所に出て駐車場が見えました。

岩場から大展望が広がりました。

男体山と社山、半月山の稜線

広い稜線道に出て気持ち良し。でも右側から強風です。

アカヤシオと浪平ピーク(右)らしき山が見えました。

中倉山に到着です。山標は1520m、地理院地図は1530m圏です。ここまではすんなり来ました。風が強いので写真撮ってすぐ前進。

孤高のブナが見えました。(中央)、その先の緑色付近が岩尾根。
(左側の黒筋は巻き道)

見たかった孤高のブナ。鞍部の稜線北側に柵に守られてポツンと立っています。(この後、稜線で見かける木の多くはアカヤシオと松で、ブナは見かけませんでした。)

煙害、風雪・・今日は時おりの突風に枝葉を唸らして耐えています。
「高さ約12m、直径約50㎝。樹齢は120年以上と推定。(下野新聞2021.6.6)」

寒波の影響を受けにくい南斜面のアカヤシオは綺麗です。

狭い道の岩尾根は今日一番の難所です。強風でバランス保持が難しく、連れ曰く「ここはイヤ!」。
下山の人を待って慎重に通過しました。(帰りはもちろん巻き道)

振り返っての稜線、北側は草木がないガケ、右は笹原にアカヤシオの斜面です。

怪物に見える木は動き出しそう。今は木のオブジェで楽しめますが足尾公害の名残。

沢入山の手前のピーク、削れた山肌が凄い迫力。強風も加わって登るのにビビります。

なので、その前にアカヤシオが咲く風が無い場所でエネルギー補給。

アカヤシオ、霜焼けありますがまだ綺麗な花も。

尾根を行くと孤高のアカヤシオか?

少しガレ場、問題なく通過です。

ビビっていた登りも南側を巻く道で風の影響は受けず、アカヤシオを楽しみながら歩けました。

「波平ピーク」に到着です。目的地の沢入山は緑色の松が生えるピーク(左端)

「波平ピーク」はサザエさんのお父さんの頭から名づけられたのね、納得です。

アカヤシオ、立派な木です。

松とアカヤシオが仲良く。

右側の谷と山は北アルプスの高山のような白い山肌で異様。

稜線のアカヤシオは咲き始め。赤みが濃くてきれい。

沢入山の山頂が見えました。ここまでアカヤシオを見ながら楽しい道でした。

松の木が生える沢入山(1704m)に到着です。風が強い山頂で休憩する人が3人ほど。

この先すぐの展望スポットへ。

展望スポットから黒くと尖った「皇海山」が見えました。

日光白根山方向は雪雲のような感じです。風が凄くて早々に退散です。

戻る途中で望む男体山。ここから見るとピークが右にあるのが良く分かります。

アカヤシオの木の上部は横一線にきれいに揃って、風の強さを物語ります。

アカヤシオでピンク色の南斜面が綺麗。

波平ピークに戻りました。

帰りは岩尾根道を避けられる右の巻き道へ。

細い道をトラバース。たぶん上は岩尾根あたり。

孤高のブナ付近に出ました。皆さんお昼休憩中。

私たちも孤高のブナを見ながらお茶休憩します。

孤高のブナの付近に人が多くなりました。ここからも巻道で帰ります。

アカヤシオを見納めして下山です。

分岐

ミツバツツジ

毛が沢山落ちている。鹿の毛が生え変わりでしようか?

下りてくると新緑が眩しい。

ヘビイチゴ

ヤマツツジ

ゆっくり下ったので思ったよりスムーズに下山できました。いい山でした。

林道から望む中倉山の尾根。下山後は青空広がり良い天気です。

路駐の車が一杯です。

駐車場に戻りました。
見て頂きありがとうございました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
ライター カップ

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登った山

中倉山

中倉山

1,530m

よく似たコース

中倉山 栃木県

360度さえぎるものがない足尾山地の展望台

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
4時間50分
難易度
★★
コース定数
22
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