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積雪期富士登山

富士山( 関東)

パーティ: 4人 (茂やん さん 、ほか3名)

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行程・コース

天候

初日:曇り、霧
二日目:晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 常磐道、首都高、中央道、河口湖ICで降りる。その後、馬返しまで走らせ、駐車する。
馬返しには、既に十数台が駐車していた。

この登山記録の行程

【1日目】
スタート地点(11:25)・・・二合目(12:15)[休憩 10分]・・・佐藤小屋(14:30)

【2日目】
佐藤小屋(05:00)・・・六合目(06:00)[休憩 5分]・・・七合目(08:00)[休憩 10分]・・・八合目(09:00)[休憩 10分]・・・本八合目(09:45)[休憩 10分]・・・九合目(10:40)[休憩 10分]・・・須走口・吉田口頂上(11:50)[休憩 40分]・・・本八合目(13:00)・・・八合目(下山道分岐)・・・七合目(14:15)・・・六合目(15:10)・・・佐藤小屋(16:00)[休憩 15分]・・・二合目(17:00)・・・馬返(17:50)

コース

総距離
約23.0km
累積標高差
上り約2,795m
下り約2,794m
コースタイム
標準16時間45
自己14時間5
倍率0.84

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

初日は、世界遺産の一つでもある北口本宮冨士浅間神社に参拝後、馬返しから樹海を貫く、富士講の古典的なルートを五合目まで辿った。静寂な原生林の中を一人黙々と登っていると、時折りトレランの人たちが追い越して行ったり、すれ違ったりした。このルートは、過去に40回近く通い慣れた古道だが、何度訪れても独特な空気感を味わうことができ嬉しい。きれいに整備された登山道を、一歩一歩噛み締めるように登ること3時間で5合目の佐藤小屋に着いた。
二日目は、3時半起床、5時出発。佐藤小屋を後にゆっくり6合目まで登ると、一気に視界が広がり雲海が爽快だった。一方、頂上付近を見上げると7合目以上に豊富な雪を残した吉田大沢が迎えてくれた。その後、6合目から9合目の御来光館までは夏道沿いに登り、それ以上は念のためアイゼンを装着し、腐った雪面に足を取られながら頂上まで約6時間かけて辿り着いた。また、ピッケルを出す場面はなく、終始トレッキングポールを使用した。
風は、終始10m前後で富士山にしては穏やかで登り易かった。とは言っても、さすがに頂上では15m(推定)程の強い西風に吹き飛ばされそうになった。また、剣ヶ峰からお鉢の底までバックカントリーを楽しむ沢山のスキーヤーの姿が眼に留まった。
頂上からの下山路は、8合目の須走ルート分岐まで尻セードで一気に高度を下げ、その後は膝をガクガクさせながら夏道を忠実に辿った。
かくして、またとない好天に恵まれながら頂上から馬返しまで概ね6時間掛けて下った。今日1日の行動時間は、織り込み済みとは言え、実に13時間におよぶ強行軍であった。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ サポートタイツ 靴下
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス 地図
コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 医療品
携帯トイレ 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器
アウターウェア オーバーパンツ バラクラバ オーバーグローブ 雪山用登山靴 アイゼン
ピッケル ゴーグル

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登った山

富士山

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3,776m

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