行程・コース
この登山記録の行程
浄土平(04:40)・・・酸ヶ平(05:12)・・・一切経山(05:37)・・・家形山分岐(06:04)・・・家形山(06:18)・・・兵子分岐(07:00)[休憩 14分]・・・烏帽子山(07:32)・・・昭元山(08:18)・・・東大巓(09:04)・・・弥兵衛平分岐(09:09)・・・弥兵衛平小屋(明月荘)(09:27)・・・明星湖(09:51)・・・弥兵衛平小屋(明月荘)(10:09)・・・弥兵衛平分岐(10:27)・・・東大巓(10:34)[休憩 15分]・・・昭元山(11:30)・・・烏帽子山(12:00)・・・兵子分岐(12:42)・・・家形山(13:21)・・・家形山分岐(13:25)・・・一切経山(13:54)・・・酸ヶ平(14:13)・・・姥ヶ原(14:35)・・・浄土平(15:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨入り前、花を求めに吾妻連峰東側の縦走にて、思いもかけぬ花々に巡り合えた、満足な山行だった。
4年前のちょうど同じ時期、家形山から烏帽子山まで残雪が多く、刈り払いもなく、グチョグチョの足場とルート探しで非常に苦労したが、今年は歩きやすかった。
日の出直後の浄土平を歩き出す。すれ違う下山者は日の出登山をしたのだろう、雲海が残り、幻想的だったに違いない。放射冷却で冷え、風のない穏やかな快適な歩きで、一切経山を一気に抜け、家形山へ。五色沼は一切経山からもきれいだが、家形山からの方が、一切経山の麓に碧く映り、よりきれいに見える。
物見岩への分岐を左に曲がると、急に道がグチャグチャしてくる。雪はないが、森の中で薄暗く、乾きもしない。バイカオウレンがちらほら見え始めたら、ミズバショウの群落。登山道にも容赦なく咲いているので、踏まないように気をつける。ショウジョウバカマは咲く場所で色の濃さが違う。
藪で数か所道が塞がれていたが、大きな迷いなく、ニセ烏帽子から烏帽子山へ。一休み。ここからの眺望は良い。東吾妻の麓に谷地平。磐梯山の麓に猪苗代湖、正面に大きな中吾妻。次に登る昭元山の奥に大きな東大巓、平らな地形の北側のチョコっとしたでっぱりが弥兵衛平小屋の明月荘。
往路帰路ともに一番辛い烏帽子山と昭元山との間の登り返し。アズマシャクナゲとハクサンシャクナゲが咲き競う。
ここまで続いていた森を抜け、湿原帯に入ると東大巓は近い。ずっとバイカオウレンと思っていたら、いつの間にかミツバオウレンに替わっていた。東大巓の山頂に立ち寄った後に、弥兵衛平湿原へ。花の盛りにはまだ早かったが、チングルマやワタスゲよりも小さく、ヒメシャクナゲがピンクに広がっていた。天井の楽園、というのに相応しい、登山者のいない静かな山上の高層湿原だ。
戻りは、つらい烏帽子山の登り以外は、長い長いほぼ平坦な上り下りの繰り返し。五色沼から一切経山の登りを終えると、もう登りはない。振り返ると家形山から東大巓までの長い稜線。良く歩いたものだ。
酸ヶ平から姥ケ原経由で戻る。チングルマの群落を期待していたが、僅かしかなかったが、ツマトリソウやマイヅルソウの群落を見ることが出来た。
10時間を超える長い山歩きだった。
フォトギャラリー:32枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | フリース | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
| ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
みんなのコメント
登った山
関連する登山記録
よく似たコース
美しい五色沼を見下ろす一切経山から東吾妻山へ。湿原の花とバラエティに富んだコース 日帰り
- 最適日数
- 日帰り
- コースタイプ
- 周回
- 歩行時間
- 5時間20分
- 難易度
- ★★
- コース定数
- 21




































