行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
その他
その他:
レンタカー
この登山記録の行程
岩尾別温泉(07:15)・・・弥三吉水(08:48)[休憩 5分]・・・羅臼平(11:08)[休憩 20分]・・・羅臼岳(12:25)[休憩 25分]・・・羅臼平(13:45)[休憩 5分]・・・弥三吉水(15:18)[休憩 4分]・・・岩尾別温泉(16:34)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
北海道山行の2日目羅臼岳に登る。昨日の斜里岳が以外にタフだったので、少し足を心配しながら登山口の山小屋を出発する。今日は特にヒグマの生息地とあって、熊スプレーに鈴3連、ラジオもかけて賑やかなスタートになる。日曜7時の出発だが登山口周り(停めたのは林道)に車はそう多くない。登山者も見えずまた私たちが最後らしい。(下山時頂上直下で裸足の欧米系外国人、羅臼平で韓国人の夫婦に会った。私たちでも下山予定時刻は17時だからこの人たちは明るいうちには下りれないと思われる )
弥三吉水までは登りやすく、斜里岳よりスムーズに行けるかと思ったら大間違いだった。名前は極楽平とつけられている前後は、羅臼岳が自然遺産にあるため木を切ることなど制限されていて、幹、枝が伸び放題のため特に下りでは頭にぶつかることが頻発した。前を行く仲間が注意を促すも、疲れて注意力も筋力も落ちると避け切れない。軽いスクワット状態なので足も動かない。
薄暗く見通しもなくさらにヒグマのフンの匂いが充満しているなど、銀冷水という水場の上部まで続く。しかし、ここから本当の羅臼岳の良さを感じることが出来た。大沢入口からやや広い涸沢の傍を登るが、ここはハクサンコザクラなどお花が満開、また途中の岩場ではエゾリスが何匹も出現、1匹は自分の足元を駆け抜けていった。当然写真は撮る暇はない。大沢から斜里岳より広大な雪上を登り上げると本当に字のごとく平らな羅臼平に到着、右手には羅臼岳の岩峰、左手は羅臼岳から続く知床連山が聳えている。休憩後いよいよ岩峰の山頂に向けて出発、安達太良山の乳首山をスケールアップしたようにも見える。ハイ松の登山道から砂礫の道になり、そのうち岩ゴロゴロの山頂部に登り上げる。約1時間、足元に注意しながらようやく羅臼岳に登ることが出来た。知床半島の左右のオホーツク海、国後島、昨日登った斜里岳、足元には半島を横断する道路と40年前にこの山頂を見上げた知床峠の駐車場も見えた。あの時ここに立つとは決して思わなかった。下山すぐに右足大腿部がつる。いつものことなので少し休み、足を伸ばして登り以上に気を使ってリスキーな山頂部を下る。今回はスタミナ、体力の限界を知った山行になった。
フォトギャラリー:31枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
| 携帯トイレ | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 | ヘルメット |



































