梅雨の晴れ間の北股岳(2024.07.12-13)

テント泊

北股岳（東北）

2024.07.12（金）～2024.07.13（土）

パーティ： 1人 (まきさん )

まきさん

行程・コース

天候

7/12: 曇り、霧、一時晴れ
7/13: 晴れ、薄曇り

利用した登山口

飯豊山荘　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：飯豊山荘までは舗装され、苦なくアプローチできる

この登山記録の行程

【1日目】
飯豊山荘(06:50)・・・湯沢峰(08:35)[休憩 15分]・・・梶川峰(11:20)[休憩 20分]・・・扇ノ地紙(12:40)・・・門内岳(13:05)

【2日目】
門内岳(05:25)・・・北股岳(06:15)[休憩 10分]・・・門内岳(07:10)[休憩 45分]・・・扇ノ地紙(08:15)・・・地神北峰(08:55)[休憩 10分]・・・飯豊山荘(13:20)

コース

総距離: 約17.2km

累積標高差: 上り約2,137m; 下り約2,137m

コースタイム: 標準15時間20分; 自己12時間30分; 倍率0.82

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年の梅雨は週末の天気が良い。海の日の3連休から1日ずらし、静かな飯豊北部を歩いた。1泊に切り替えたが、飯豊の大きさを感じることが十分にできた。
2泊分の食料を背負い、梶川尾根を登る。いきなりの急坂、前日までの雨のためか、登りだがまだ良いが、岩がとても滑る。ロープに頼って、急登を越える。隣の丸森尾根も急登だ。陽が出ていないのが、ありがたくもある。
湯沢峰を過ぎたあたりから、飯豊の稜線が見え始める。雲が切れると石転び沢の大雪渓を挟んで北股岳と梅花皮岳が見える。辛い登りが梶川峰まで続く。
梶川峰あたりから、急に高山帯となり、花々が競い合うように目立ってくる。チングルマはもう華穂だが、ヨツバシオガマ、シロバナニガナ、チシマギキョウ、ミツガシワ、ヒメサユリ、ニッコウキスゲ、ハクサンフウロなど、名前を上げきれない。
一瞬の小雨の中、扇ノ地紙から門内岳までヒメサユリの中を歩く。門内小屋は、山頂の直下、テント場はそのさらに少し下。水場は雪渓からチョロチョロなので、小屋番さんから天水の浄化水を分けてもらえた。
午後から陽が出て、汗だらけの服を乾かすことが出来た。
2日目は北股岳への往復。当初は2泊して烏帽子の奥の御手洗池まで行くつもりだったが、前日にその先で滑落事故があり行く気が失せた。ゆるやかなギルダ原をのんびり歩くと北股岳は近い。見下ろすと二ツ峰が鋭い。
北股岳山頂からは360度の絶景。手前の梅花皮岳や烏帽子岳の奥に飯豊本山から大日岳まで。二王子岳を挟んで、登ってきた門内岳や扇ノ地紙、地神山、その奥に朳差岳。
門内小屋でテントを再びかついで、下る。扇ノ地紙を越えて、地神山へ、そして地神北峰へ。頼母木から朳差までの美しい北飯豊の稜線を見納めに、丸森尾根を下る。今年は雪解けが早く、昨年あった雪渓が既にない。丸森峰で地神北峰を見送り、あとは延々と下るだけ。
疲れ切っった頃に岩稜帯があり、両手を使って慎重に下る。駐車場の車が見えているのに、まだ着かない。無事下山した時には汗びっしょりだった。

フォトギャラリー：28枚

装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	Ｔシャツ	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	サポートタイツ
靴下	レインウェア	登山靴	サンダル	バックパック	スタッフバック
スパッツ・ゲイター	水筒・テルモス	ヘッドランプ	予備電池	タオル	帽子
グローブ	サングラス	着替え	地図	コンパス	ノート・筆記用具
腕時計	カメラ	登山計画書（控え）	ナイフ	修理用具	健康保険証
ホイッスル	医療品	虫除け	熊鈴・ベアスプレー	ロールペーパー	非常食
行動食	テーピングテープ	トレッキングポール	GPS機器	テント	シュラフ
シュラフカバー	テントマット	スリーピングマット	ストーブ	燃料	ライター
カップ	クッカー	カトラリー