黒部五郎岳（飛越新道）　熊さんに出会いましたよ

日帰り

黒部五郎岳、北ノ俣岳（北アルプス・御嶽山）

2024.08.11（日）

パーティ： 1人 (つちのこくんさん )

つちのこくんさん

行程・コース

天候

駐車場は前日夕方から0時頃まで小雨、3時頃まではガス？雲？の中で霧雨が
晴れ→くもり→ガス→15:00頃から時々小雨

利用した登山口

飛越新道登山口　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：道路は完全に2車線の立派な道で走りやすい
駐車場は30台くらいか？
簡易トイレも1つあり
駐車場には水場はないけど、手前の集落道路脇に神の水が出てて補給できる

この登山記録の行程

飛越新道登山口(04:08)・・・神岡新道出合(05:10)[休憩 6分]・・・寺地山(05:53)[休憩 5分]・・・避難小屋分岐(06:23)[休憩 15分]・・・北ノ俣岳（上ノ岳）(07:56)[休憩 23分]・・・中俣乗越(09:09)[休憩 8分]・・・黒部五郎ノ肩(10:16)[休憩 7分]・・・黒部五郎岳（中ノ俣岳）(10:30)[休憩 21分]・・・黒部五郎ノ肩(10:55)・・・中俣乗越(11:42)[休憩 6分]・・・北ノ俣岳（上ノ岳）(12:44)[休憩 11分]・・・避難小屋分岐(13:37)[休憩 14分]・・・寺地山(14:14)[休憩 4分]・・・神岡新道出合(14:45)・・・飛越新道登山口(15:41)

コース

総距離: 約29.1km

累積標高差: 上り約2,569m; 下り約2,569m

コースタイム: 標準15時間25分; 自己9時間33分; 倍率0.62

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

大きなクマさんと10mの距離で出会ったのでお気をつけて
クマのうんこが落ちてるあたりは、熊鈴をうるさいくらいに鳴らして、ちょいちょい大声で「クマさん出てこないでね〜」と存在をアピールしたが…お食事に夢中だったみたいで…
慌てず騒がず「食事中にごめんね〜通してくださいな〜」と穏やかに話しかけると、こっちに気付いて『あら、逃げなきゃ…』と逃げてくれた
こっちが騒ぐと、クマさんは自分を守るために襲ってくるのに悪者に見られてかわいそうだな…と思います

飛越新道は泥ドロで有名ですが…この日は避けれる程度の泥ドロで困ることはなくて、靴もパンツの裾も汚れず
志賀高原の鉢山、赤谷山や栗駒山の天馬尾根なんかの方がよっぽど大変だった…登山道脇も回避不可で突っ込むしかなくて…
クマ、泥ドロ、歩きにくい箇所ありですが…飛越新道はしぶとい人ならありかと
お盆休みでも静かで駐車場もメジャーな登山口よりは停めやすい感じです
あと、寺地山〜避難小屋と避難小屋〜北ノ俣岳のCTは明らかに逆かなと思いました

避難小屋の水場はたっぷりで美味しかった
スタートは水0.5Lとドデカミン1.5L
避難小屋で行きに1.5L、帰りに1L補給、全部で4L飲んだ

フォトギャラリー：50枚

3:30「だれか〜たすけて〜」と声が聴こえた……
そしたら、道路脇の側溝にヒキガエルさんが出られなくて困ってた…
助けてあげたので、かわいいおねいさんに化けて恩返しに来てくれるにちがいない
※強毒を飛ばして失明事故もあったので、基本かまっちゃいけないですよ

夏はガスが湧くので2:00出発の予定が、小雨で様子見で出遅れた…

夜明けの空にオニ型送電線鉄塔がステキ
雲？ガス？は駐車場付近だけだったのかな？少し標高を上げると一気に晴れた

サンカヨウさんスケスケだ…日中は雨は降らなかったので、帰りは白い花びらになってた

神岡新道は廃道か？ロープが張ってあった

序盤は水芭蕉を避けて歩く箇所がちらほらと…
そいで、水芭蕉の実？がみんな喰い散らかされてて、嫌な感じが……クマさんのうんこもあるし

可憐なイワショウブさんもいっぱいでステキ

朝は笠ヶ岳や乗鞍岳、御嶽山も綺麗に見えてたけども…じきに雲が湧いて見えなくなった

寺地山、地味な山頂

北ノ俣岳稜線からの日の出がステキ
だけども…だいぶ登るな…

避難小屋が渋くてステキ

中を覗いてきた

冷たくて美味しい水がたっぷり出てた

避難小屋の上は池塘や湿原がステキ

湿原の上は…歩きにくい急登でなかなか大変

北ノ俣岳の稜線に出ると一気に景色が開ける
画像は水晶岳、鷲羽岳、奥に大天井岳？、三俣蓮華岳、槍ヶ岳、黒部五郎岳がステキ　
※スマホなので、ちょいちょい横向きパノラマありです

チングルマさんに付いた水滴がキラキラとステキ

北ノ俣岳だけでも良いね
黒部源流の山々の景色がステキ

黒部五郎岳がどっしりと格好良い
右には笠ヶ岳が見えるはずだけども…この時間はすでに雲の中
左奥には「ちょこん」と槍ヶ岳も

表紙用に横位置の画像も

赤木岳と黒部五郎岳ステキ

薬師岳が大きくてお美しい

雲海に浮かぶ白山もステキ

中ノ俣乗越の北から中ノ俣乗越を見下ろす
行きに下るってことは…帰りに登るのか…

中ノ俣乗越…ここまでアップダウンが多くて、帰りは大変だな…と
地図で見て分かってても実際に見てメンタルを削られる人もいそうな雰囲気

中俣乗越をすぎて赤木岳、北ノ俣岳を振り返る
帰りの登り返しがきつそうだ…

中俣乗越をすぎた所からの黒部五郎岳への登り

白馬岳も見えた
旭岳、白馬岳、白馬鑓ヶ岳、天狗の頭、唐松岳かな

トウヤクリンドウさんも咲き始め…山の上は秋ですね

肩の手前の登りもなかなかきつい…

肩に到着

カールがステキ
歩く予定だったけども…雨で出発遅れたし、帰りのアップダウンがきつそうだな…と断念

黒部五郎岳山頂が見えてきた

黒部五郎岳には不動明王様が
この時間、ガスが湧いてて南の双六岳笠ヶ岳方面はなんにも見えなかった…

雲ノ平が丸見えでステキ
奥には赤牛岳、水晶岳、鷲羽岳もステキ
こないだ烏帽子岳から見てた裏側からも見れてしあわせ

カライトソウさんとキリンさんとチングルマさんと

良い子には見せられんやつだ…

黒部五郎岳を出発すると…ガスガスで……

そしたら…雷鳥さんが「ゲロゲロ」と鳴いて出てきてくれた

メスと子どもが2羽で、子どもがかわいい

赤木岳の南のピークは岩場を歩く

ミヤマリンドウさん？がめちゃ格好良い

北ノ俣岳のちょい北から飛越新道へ降りると…ハイマツやササが登山道を攻めてる箇所も

ヤマナメクジさんに食べられちゃいましたね

ドロドロ区間に戻ってきた
切り株の上はめちゃすべるのでご注意を…

水芭蕉の実？を食べてるクマさんと10mの距離で遭遇…熊鈴をうるさいくらいに鳴らして、ちょいちょい大声で「クマさん出てこないでね〜」と存在をアピールしてたけど、食べるのに夢中だったらしい
慌てず騒がずにやさしく話しかけると、「あら、逃げなきゃ…」と、逃げてってくれた

神岡新道出合まで来て水も確実にたりるので、声を掛けてきたヤマナメクジさんと遊ぶ。なかなかの良いサイズだ。
※寄生虫がいるかもなので、遊んだ後はよく手洗いします

朝にはなかった新しいうんこが登山道に…新鮮でハエがたかってる…
そして泥ドロと悪名高いルートだけど、この日は登山靴は全然汚さずに歩けた

まただ……朝にはなかった新しいうんこは、避難小屋の上に1こ、神岡新道出合の下に3こもあった…
クマのテリトリーなので、居て当たり前だ

前日夕方、駐車場にはサルもいたので…窓は大きく開けないほうが良いですよ…
飛越新道、良いルートだった

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ソフトシェル・ウインドシェル	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スタッフバック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	予備電池
タオル	帽子	グローブ	サングラス	地図	コンパス
ノート・筆記用具	腕時計	登山計画書（控え）	健康保険証	熊鈴・ベアスプレー	ロールペーパー
非常食	行動食	テーピングテープ	GPS機器