行程・コース
天候
晴れ(山頂曇り)
登山口へのアクセス
その他: 沓形市内から登山道まで徒歩
この登山記録の行程
Start(04:20)・・・見返台園地(05:34)・・・七合目避難小屋(06:34)・・・三眺山(07:56)・・・沓形分岐(08:40)・・・利尻山(08:58)・・・沓形分岐(09:14)・・・三眺山(09:51)・・・七合目避難小屋(10:56)・・・見返台園地(11:49)・・・Goal(12:57)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
台風の影響で比較的強風下の山行になった。
前日悪天でキャンセル。当日は登山道の状態がわからないので日の出前に市内を出て登山口に向かう。
七合目迄は泥濘(一部は沢の様)に苦しむ。また、夜露が多く水場に足を取られていないのに八合目迄にシューズがほぼ完全に濡れた。八合目以降は雲中。風は強いがカラ松の樹高が高く全く気にならない。
三眺山までは大きな問題は無かった。三眺山から利尻山迄の核心部分、濡れた岩場と強風下は正直危ないのでおすすめはしない。スタート直後岩場を下って回り込むと、直ぐに登山道の崩落箇所がある。ある程度の身長の人ならロープを使って跨げるが、歩間が短いと恐らく躊躇する。風、雨等悪条件が重なると危険度が増す。その後、親不知子不知までは極端に危ない箇所は無いが総じてルートは細く部分的に崩れている箇所も有るので気は抜けない。親不知子不知の火山礫トラバースは湿っていたおかげで滑りにくく助かった。但し突風の心配でかなり緊張した。コンデションに関わらす、あまり使われないルートなのでルートファウンディングが難しい。私はこの日唯一のすれ違い登山者の直後で踏み跡を追えたがザレザレのトラバースで踏み跡が消えているとルートが判らずそこそこシビア。親不知子不知後もちょっとした高度感のある登りがあるがロープが失われていて手足のリーチが短いと苦労するかも知れない。
経験の長い方なら問題なく通過できると思うが、この区間だけ難しい、と言うか危ない。滑落しないまでもここでケガをして行動不能になると、背負っての救助はなかなか難しいと思う。
鴛泊ルートと合流すると、なんか皆さん楽しそうで一人緊張して登っきたのに軽い疎外感を感じつつ、また、あれを戻るのか…と鬱になる。しかし、逆行とはいえ一度経験しているといないとでは雲泥の差で、思ったよりもあっさり通過してしまい少し拍子抜けした。
下りで気を使ったのはその後の7−5合目。登りでも少し気になっていたが苔で岩が滑る。普段なら岩に乗ってスイスイ下れる、そんなつもりで踏むと滑る。つい岩に足をかけると慌てることに。転倒することもなく、無事下山したが思い返すと気を張っている時間が長い山行だった。
(下山後現地の方と話したが、利用禁止にしたほうが良いのでは?という話が有るとか無いとか)
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装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | フリース | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
| 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | 腕時計 | カメラ |
| 登山計画書(控え) | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 携帯トイレ |
| 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | GPS機器 |











