• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

八幡平の紅葉(東北遠征2)

( 東北)

パーティ: 2人 (もんた さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 松尾八幡平ICから車で40分ぐらいで、八幡平見返峠無料駐車場へ着きます。ちなみにちょっと上がったところにも有料の駐車場がありますが、そこにトイレがあります。

この登山記録の行程

Start(13:16)・・・八幡平山頂(14:03)・・・ガマ沼(14:19)・・・陵雲荘(14:30)・・・源太森分岐(15:07)・・・見返り峠(15:54)・・・八幡平頂上(16:06)・・・八幡平頂上(16:06)

コース

総距離
約4.2km
累積標高差
上り約184m
下り約170m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

# 東北紅葉登山紀行:月山から八幡平へ

月山の下山後、我々夫婦は天童市のビジネスホテルへと向かった。今晩の夕食は、そのホテル近くの「國丼」という小さな食堂。

年配の夫婦が営むその店で、我々は芋煮定食を注文した。たった1,000円。しかし、その味は山形の秋そのものだった。熱々の芋煮を口に運びながら、私は想像した。あの有名な芋煮会、ショベルカーで大量の芋煮を作り、大勢で食べる光景を。そう、これこそが山形のソウルフードなのだ。

翌日、天は我々に微笑んだ。青空が広がる中、予定を変更し八幡平へ向かう決断をした。途中、岩手山サービスエリアで休憩。そこで出会ったのが「盛岡冷麺ミニ豚焼肉丼セット」。1,460円。冬でも冷麺を食べるという盛岡の人々。その文化に触れるべく、我々も冷麺に挑戦した。

周囲を見渡すと、皆、付け合わせのキムチを冷麺に入れている。その作法に倣い、我々もキムチを麺と絡める。しかし、そこに潜むパイナップル。その不思議な味わいは、まるで岩手の大地が秘める謎のようだった。

松尾八幡平インターチェンジを過ぎ、アスピーテラインを登る。まるで車山のように、お手軽に百名山へと誘われる。駐車場に到着した時、気温計は25℃を指していた。

汗ばむ身体を引きずりながら、我々は鏡沼へと向かう。雪解け時にはドラゴンアイとなるその沼。今は静かに秋の訪れを待っている。そして、あっという間に山頂へ。しかし、真の絶景はここからだった。

八幡沼を周る木道。大きな沼と点在する池塘。青空に映える草紅葉とアオモリトドマツ。その静謐の世界に、時折吹く風が心地よい。そして、下山間近に現れる岩手山の姿。圧倒的な存在感。全てが完璧な調和を保っていた。

100点満点としか言いようのない眺望に酔いしれた後、我々は八幡平温泉郷へ。「八幡平ハイツ」の日帰り温泉で疲れを癒す。露天風呂のぬるま湯に浸かりながら、五右衛門風呂でぼんやりと過ごす。まるで時が止まったかのような静寂。

翌日、「レストランこかげ」でラムステーキ定食を堪能。臭みのない肉と、たっぷりのご飯。山の空気で開いた胃袋を満たしていく。

そして最後に、「松尾八幡平物産館 あすぴーて」で出会った「ババヘラアイス」。薔薇の形をした美しさとは裏腹に、その味は摩訶不思議。コーンカップの上に乗ったアイスキャンディー。まるで、この地の歴史と現代が融合したかのような不思議な味わい。

我々夫婦は、天気予報を睨みながら次なる目的地「三ツ石山」へと思いを馳せる。東北の山々は、まだまだ我々を魅了し続けるだろう。その期待に胸を膨らませながら、次なる山行への準備を始める。

続きを読む

フォトギャラリー:36枚

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック ヘッドランプ 予備電池 タオル 帽子 グローブ
サングラス 腕時計 カメラ ツエルト 医療品 熊鈴・ベアスプレー
携帯トイレ 行動食 GPS機器

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

八幡平

八幡平

1,613m

よく似たコース

八幡平 岩手県

八幡平ショートハイキング。見返り峠・ガマ沼・八幡平山頂周遊 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
1時間
難易度
コース定数
4
八幡平 岩手県

八幡平 八幡沼・源太森周回 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
1時間55分
難易度
コース定数
7
八幡平 岩手県

蒸ノ湯コースから八幡平山頂へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
2時間5分
難易度
コース定数
10
登山計画を立てる