行程・コース
天候
☀/☁ 微風 登山口13℃下山時18℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前日立山アルペン村で車中泊 有峰林道を経由し折れたて登山口へⓅ
この登山記録の行程
Start折立(08:40)・・・三角点(10:18)・・・五光岩ベンチ(12:53)・・13:50太郎平小屋泊4:00発・・北ノ俣岳(上ノ岳)(06:31)・・・中俣乗越(08:19)・・・黒部五郎ノ肩(10:24)・・・黒部五郎岳(中ノ俣岳)(10:50)・・・黒部五郎ノ肩(11:34)・・・中俣乗越(13:24)・・・北ノ俣岳(上ノ岳)(14:59)・・・16:40太郎平小屋泊(06:30発・・・薬師峠(06:57)・・・薬師平(08:06)・・・薬師岳山荘(09:00)・・・薬師岳(10:15)・・・薬師岳山荘(12:02)・・・薬師平(12:46)・・・薬師峠(13:38)・・・14:04太郎平小屋泊7:00発・・・五光岩ベンチ(07:54)・・・三角点(09:18)・・・折立(10:47)・・・折立(10:52)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
§Ⅰ 黒部五郎岳登頂編
さて、前日深夜に立山アルペン村℗へ着き、羊と山羊の畜舎の前で仮眠・・・zzz
気が付いたら6時過ぎ、昨夜の雨が少し残っている。回復傾向なので早速移動、有峰有料林道へ向かった。入り口で2千円也を納め、折立キャンプ場℗を目指します。
8時に駐車場着、早速支度し登山口へ向かいます。8時半スタート、登山口のミズナラの巨木に入山挨拶。最初の目標アラレちゃん展望(標高1700m地点)に向かう。
折立登山口は標高1360m位、すこし黄葉が始まっている。登山道に入ると、愛知大遭難碑前を、歩き易い登山道が伸びている。
太郎兵衛平へは一本道、薬師岳から立山方面・薬師沢・雲ノ平から三俣方面・北ノ俣岳から三俣方面へ向かう入口だ。登山者による踏圧も激しく、えぐれた場所も沢山あった。約1時間で最初の目的地アラレちゃん展望へ到着・・
更にクロベの門や大株を通過し、傾斜が緩くなると三角点ベンチ1,870mでした。スタートから2時間程登って来ました。
管理人は牛歩の歩み、人一倍遅い。今回もCTの1.2倍で計画しています(^ω^)
尾根筋の道は木道や敷石の快適な道が続く、景色も良いのでしょうが、今日は曇って時折霧雨が襲います。五光岩ベンチ2,189mまで登り、小屋まで直行しかけたが、まだ2㎞あったので、引き返し、雨具を付けてお昼を戴きました。
結局5時間かけて太郎平小屋へ、14時前の到着・・・ここをベースに2座登頂を目指します。
黒部五郎ピストンの登山計画書を出すと、今日の到着時間、5時間の鈍足を見て、「夕ご飯は5時半から」なので、途中で引き返すことも検討してと注意される。
お昼までに着かなければ引き返すつもりと伝えて、ラジオを聞いたりCaféをしながらゆったり午後を過ごしました。
部屋の温度は17℃、西日が入り暖かい。外は10℃前後だろう?暖かくて一番条件のいい部屋を当てがってもらえたようです・・・
夕食は20数人の登山者と一緒。80人位座れる食堂で、本日は余裕がありました。明日はお兄さんの忠告も有り、3時起床4時スタート予定で・・・zzz
さて、翌朝は暗い内の起床、ヘッデン点して自炊室でまずお湯を沸かし、サーモスへ0.9リットルのお湯を注ぎ出発発準備。昨夜もらった弁当2食をもって4時スタートです。
まず太郎山を目指して木道を登ると、すぐに薬師沢小屋へ向かう分岐があります。気温1・2度くらい、無風です。木道には一面霜が降りて、スリップに注意して太郎山へ登ります。
真っ暗な山頂からは、富山市の夜景が見えています。今日は黒部五郎岳ピストン、往復17㎞の長丁場。歩行10時間、全行程13時間の予定だ・・・ゆっくり行こう
北ノ俣岳の肩で、夜明け前に雷鳥に出合い、幸先良い日になりそうな予感・・・(^_^)5時40分東の赤牛・水晶岳方向が明けてきた。だんだん空が赤く染まり、棚引く雲がカンバスとなり、橙色に輝く巨大絵画となった。やがて、朝日が北ノ俣岳の山腹を照らしモルゲンロートが始まった。
これから向かう北ノ俣岳から赤木岳・黒部五郎そして奥に笠ヶ岳のピークが夜明けの桃色に染まっている・・・(@_@)‼
斜面に広がる草紅葉も朝日を受け、輝き始めた。ひときわ赤いチングルマは、深紅の葉に白い縁取りが出来、一時の伝統模様を魅せてくれる‥\(^o^)/
眺望を堪能しながら、サクサクと霜柱を踏み今朝二つ目のピーク北ノ俣岳に登頂。自然が織りなす、素晴らしい体験をさせてもらった。6時半、辺りは明るくなり、山頂三角点を撮影します。山頂下で、今朝の腹ごしらえ朝Caféを戴き、遥か前方のパーティに続きます。
次のピーク赤木岳はゴーロの山頂、縦走路は山頂下をトラバースするが、すぐそこなのでピークへ登ってみた。石の祠のある山頂は、黒部五郎から笠ヶ岳・乗鞍・御岳山が一望だ。
更に3ッつほどピークを下ると中俣乗越到着です。8時半通過、予定30分遅れ、赤木岳の寄り道が余分だったようです。
で、ここはスルー黒部五郎岳の肩を目指します。前衛ピークは巻いて一段登り、1度下って本峰登りにかかります。300m程一気に登る今日の核心部、つづらを返しながら急登に耐えます。途中2600m付近の平場で休憩、2度目の朝ごはんです。時刻は9時50分小屋でもらった中華ちまの残りを戴きます。
あと少しで肩に着く、さあもうひと頑張りだ・・肩まで登れば山頂はすぐ。
10時50分ついに黒部五郎岳登頂です…\(^o^)/ 目の前に絶景が広がっています。360°すべて見渡せ、北アルプスの名峰が連なっている‼ 手前に黒部五郎岳カールが落ち込んでその奥に黒部五郎小屋が小さく見えている。小屋の先は三俣蓮華岳への登りが始まっているようだ。百名山の未踏峰、水晶・鷲羽岳の手前に広がる雲ノ平もよく見える・・・
10月10日の特異日は裏切らなかった、素晴らしいい快晴と眺望を与えてもらった…
眺望を楽しみお山にCaféの乾杯をささげて帰りに向かいました。
帰りも往路で休んだ平場でお昼。小屋弁当2食目は竹の皮に包んだお寿司です。北ノ股岳に帰る道を見ながら、とても美味しく戴けました。
赤木岳まで4つのピークを越えて登って行く覚悟を決め、腰を上げた。赤木岳14:13分、北ノ俣岳は15:4分に通過し、小屋へ着いたのは16:50分何とか夕飯に間に合いました。
13時間の長丁場をよく歩き、本日の歩数3万5千歩越えでした…(^^)/
明日は薬師岳へ登ります・・・zzz
§Ⅱ 薬師岳登頂編
黒部五郎岳から帰り、太郎平小屋で2回目の夕ご飯を戴いた。
今朝は小屋の朝食を戴いて出発します。
薬師岳ピストンは累積標高差700m、往復約8㎞のコース。8時間程でゆっくり往復する予定。今日の内に折立まで下山することも考えたが、お山の空気を楽しもうと、もう1泊。
さて、5時半に小屋食、湯沸かしや用足しを済ませ出発は6時半です。
まず薬師峠のテント場を目指して木道を進みます。意外と長く感じるのは昨日の長丁場の疲れからでしょうか⁇・・・体調を計りながらゆっくり降りてゆく。
CT20分のところを30分掛けてキャンプ場へ着きました。今朝は、4・5張りテントがあります。準備している人や、まだ眠っているのか⁇出発しているのかわからない、静かなテンバです。帰りは十数張りに増えていました。
テンバからすぐに山道に入って早速沢筋を登って行く。地形図では流れは無いが、結構な沢水が見られます。薬師沢源流になるのでしょう⁇やがて枯れ沢を登るようになり、ゴーロの間を登って行くようになります。
岩の道で踏み跡が出来ないので、テープナビや岩ペンキを頼りに2度ほど出合を過ぎると、左岸に取り付いて薬師平の木道へ出た。7時50分だ。薬師平の草紅葉の向こうにの北ノ俣や槍ヶ岳の眺望を画像に残します。ついでにベンチで大休止、朝のCaféタイムにした。今日は天気も良いし時間の余裕もあって、ピクニック気分です。休憩中も何組か登って行かれる、さすがに人気のお山だ。
しばらくガレた道を登ると、前方に山頂へ伸びる稜線が見えてきた。避難小屋跡の偽ピークがよく見える。あそこは山頂手前と自分に言い聞かせて進みます。
岩ヒバリがハイマツの下で餌を探している・・・チングルマの綿毛の向こうにシラタマノキの実が綺麗だ。ガレバを登りきると稜線は気持ちの良いオープンスペースの登山道に変わり、すぐに薬師山荘へ着きました。薬師山荘は1週間前に小屋閉めされていて、外の荷物運搬用パレットに腰掛けて休憩させてもらいました。
小屋から3・40分で避難小屋跡の有る頂上稜線へ着き、ケルンの木像にお参り。下から見えていた偽ピークだ。さらに北方向へ500m稜線を辿り、山頂へ向かいます。東側に大きく落ち込んだカールが特別天然記念物「薬師岳圏谷群」の中央カールだ。
山頂薬師堂はすでに閉鎖されていますが、お賽銭を挙げお参り・・・続いてぐるりと眺望を眺め、北側の金作谷カールも俯瞰します。そして、2等三角点「薬師ヶ岳」2925.9mを確認して、腰を下ろした。
しばらく眺望を楽しんで、お堂の南で陽を受けながらお昼にします。
11時15分絶景を後に下りへ向かいます。お昼前で、登ってくる登山者に沢山出会います。
皆さん今日明日の晴天を目指して登られている。秋晴れ最後の登山日和になりそう…⁇
太郎平小屋も10月20で小屋閉めだそうです。
来た道を下り薬師平で再び休憩。沢筋下りは慎重に降り、薬師峠へ13:40分無事下山しました。ここからは木道を帰ります。小屋へ2時過ぎにつき、部屋でのんびりします。夕方、夕陽の薬師岳を撮り、お山最後の夕暮れを楽しんだ・・・ 夕食はさらに人数が増えていた。
下山の日、朝から晴天、大霜が降りていました。昨夜、50人は泊まられた様子。小屋の朝食も大人数だ。登山者が思い思いに出発された後、小屋番の兄さんにお礼を言ってお別れします。7時前小屋を出て、下り始めたが木道に霜が降り、下りは怖い。慎重に下ります。朝夕に仰いだ薬師岳にもお別れだ。
しばらく下ると登ってくる登山者とちらほらすれ違い始めた。五光岩ベンチ辺りからはひっきりなしに登山者登って来られる。8時、登山者の合間を縫ってシャッターを押しながら下って行きます。
三角点ベンチは込み合って休憩出来ないだろうと、手前のベンチで一休み、予想通り三角点ベンチは大混雑、ここはスルーして下ります。樹林帯へ入るとすれ違いが難しいほど登って来られる。カウントしてないが200人は下らないと思えるほど、多くの登山者とすれ違った。
10時ごろにはすれ違いも一段落したが、その後も何組か登って来られた。登山口に着くと、やれやれ疲れたと思えるほど、多くの朝の挨拶を交わして降りてきた。
折立登山口は11時前に到着、観光客もちらほらおられました。もちろん駐車場は満杯、空きを探してウロウロする車もいた。
無事駐車場へ着いて、折立ダム、富山市大山歴史民俗資料館を見学後、亀谷温泉で汗を流して帰路へついた・・・
詳しいログはブログいずみやまでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2024/10/202410912.html
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2024/10/202410912_19.html

















































