九鬼山・菊花山

日帰り

（関東）

2024.11.30（土）

パーティ： 1人 (もぎゅさん )

もぎゅさん

行程・コース

天候

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

田野倉駅(10:18)・・・池ノ山コース登山口(10:33)[休憩 8分]・・・池の山コース分岐(11:14)・・・九鬼山(11:48)[休憩 37分]・・・馬立山分岐(13:19)・・・馬立山(13:50)[休憩 10分]・・・菊花山分岐(14:13)・・・菊花山(14:45)[休憩 34分]・・・大月駅(15:49)

コース

総距離: 約9.3km

累積標高差: 上り約1,106m; 下り約1,142m

コースタイム: 標準5時間40分; 自己4時間2分; 倍率0.71

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年27回目の登山です。
今回のテーマは「冠雪した富士山を間近で見たい」です。
11月中旬頃にようやく富士山が冠雪したわけですが、それを含めた景色をしっかり見れていません。
昨日は見えなかったし先週は少ししか見えませんでしたし。改めて見に行こうというわけです。
杓子山なども候補でしたが、今回は大月駅南にある九鬼山に行くことに。
(本当は伊豆ヶ岳に行くつもりだったのに寝坊したので代替案なんだけどね…)

コースは田野倉駅から九鬼山に上がり、馬立山、菊花山を経由して大月駅に至るようにしました。
距離は短いですが高低差はそこそこありそうです。

土曜日朝10:06、田野倉駅に到着。久しぶりにこんな遅いスタートです。
付近にコンビニがあるので寄り道しつつ取り付きに向かいます。10:18。
・田野倉～池の山分岐
取り付きまでは特に標識は無いのでよく地図を見て向かいましょう。
高台に上がって振り返ると見事な富士山です！これだけで満足してしまうくらいに。
景色は程々に、川沿いに道路を歩くと右手に「九鬼山山頂池の山コース」って看板が目にとまります。ここが取り付き。
分かりにくいんですが、川を渡渉して右上に登っていきます。
最初は北側で暗いですが、すぐに明るくなってきます。
途中西側が開けた場所があり富士山の眺望が最高です。
景色のいいポイントから5分くらいで池の山に到着。眺望無し。
そこから10分ないくらいで分岐にたどり着きます。11:14。
・池の山分岐～九鬼山
分岐からは先程までの明るい広葉樹林とは打って変わって杉林が多くなります。
途中から一気に斜度が上がって足への負担が増します。10分くらいですががんばりましょう。
一段尾根に上がるとなだらかになります。
少し行くと「眺望良し天狗岩 →」と看板が。予定には無かったけど寄り道します。
天狗岩までは1分くらい平坦な移動なので遠くないです。
天狗岩からの景色も見事で、富士山を見るだけなら九鬼山山頂よりこっちの方がいいです笑
写真パシャッたり休みつつ折り返して九鬼山山頂に向かいます。
最後の登りが1番きつくて、かなりの斜度を直登です。といっても5分ちょいくらいです。
直登を上がりきるとなだらかになり、その奥に山頂！到着です！11:48。
・九鬼山
山頂は広くは無いですがベンチが4つ。休めます。
到着直後は20人くらいのグループがいて賑わっていました。それ以外に5人組とソロ3人。やっぱ人気ですね！
眺望は北～北西がよく見えるでしょうか。黒岳とか雁ヶ腹摺山とかの尾根が奥に見えます。南は隙間から富士山(というか富士山だけ見えるように伐採してそう)が見えます。他は何も見えません。
北風が当たるのと南側は木があるので日陰というのもあって体感めちゃくちゃ寒いです。
お湯を沸かして紅茶とロールケーキなどをいただきました。
12:25過ぎ、寒すぎて下山に向かいます。
・九鬼山～鉄塔～札金峠
大月方面へ向かいますがまずは標高を下げます。
下りもかなり辛いです。斜度がそこそこあるのと、落ち葉、砂と砂利でサラサラした足元、色んな要素で安全じゃないです。上から落石のリスクもありそう。
途中、「猿橋駅→」と看板が出ますが大月方面へ行きたければ左の道に行きます。これは別の分岐っぽい。
危ない区間を抜けると平坦で開けた場所に出ます。12:55。
その少し奥に鉄塔が見える(昔使ってた残骸のような小ぶりな鉄塔です)
この開けた場所で15分ほど休憩します。
鉄塔から札金峠までは激しい道はなく、先ほどまでの下りと比べて尾根は明るくなります。
15分ほど行くと分岐に達します。ここは猿橋駅方面に行きます。この先、「菊花山」と書いてある方が大月駅に、「御前山」「猿橋駅」と書いてある方が猿橋駅に行くと思えばいいです。
分岐からほんの数分で札金峠です。暗い杉林の中にある溝のようなところです。13:23。
・札金峠～馬立山
峠から馬立山へは25分かかりました。人によっては倍くらいかかるかも。
ここの登りもそこそこキツくて脚がこたえます。
登りがきついだけで危険なところはありません。
一度ピークがあります。そこからもう一押しで馬立山です。13:50。
馬立山は眺望特に無く、ベンチなどもありません。今の時期は落葉して明るいけど夏場は暗いでしょうね…。
・馬立山～菊花山
休憩を取り14時に菊花山へ向かいます。15分ほど黙々と下っていきます。最初が急で滑りやすいので注意。
分岐は左の「菊花山」へ。
以降もしばらく下っていきます。
下りから菊花山の登りに切り替わるところに分岐があると思ってたんですけど、見つかりませんでした。地図には点線あるんだけど今はもう無いのかも。この区間はチェックポイントが無いので現在位置がつかみにくいですね。
じわじわ登っていって最後にぐっとあがります。
大きい岩っぽいのが見えてきたらそれをよじ登り山頂です！14:45。
・菊花山
大月駅南側のエリアではこの山が1番いいかもしれません。
山頂は背の高い木がなく、富士急線沿いの街並みと富士山が大きく見えます。景色最高。
狭いので人がいるとゆっくりできないですが、山頂から少し行ったところにちょっとした岩場があってそこからも景色は最高です。
西日とそよ風が気持ちいいもんで30分くらい休んじゃいました。
・菊花山～大月駅
15:20ころ、降りましょう。
目の前の景色を正面に見ながら、大月駅に向かいます。
最初だけ岩っぽくて急なので気をつけましょう。
15分くらいで市街地に出られます。
そこからさらに10分で大月駅です。
すっかり日も落ちました。お疲れ様でした。

今回は富士山をどデカく見たくて行ったんですが正解でした。
立地もいいし天気にも恵まれて。
思ったよりは人が居なくて、コース難度もほどほどにあって、快適で楽しかったです。

山としては、九鬼山はルートによって危ないし山頂は景色微妙なので、これなら高川山とか山頂の広さで百蔵山の方とか行った方がいいな〜と。
菊花山はめちゃくちゃ良かったです。市街地に近いのに景色最高。夏場は蜂がめちゃくちゃいそうなのでNGですが…。